今朝は雲が厚い。もう雨が降り出しそう。左は烏岳、右は白猪山。山頂付近には雲がかかり始めた。
やっぱり降り出した。秋の高い碧い空の銀色に輝くススキの穂は、鉛色の空の下ではシルエットにしかならない。
マルバルコウの群落もある。風が冷たくなって強く吹き出した。花びらが揺れてなかなか撮らせてくれない。
フサフジウツギがいっぱい咲いている。雨に濡れたら色が鮮やかになった。
タンポポの綿毛のように見えるけど、アザミかも? 気まぐれな秋風か綿毛を一つまたひとつ、飛ばせる。綿毛を仕組んだのはアザミ。とげがあるし綿毛で風に吹かれてどこへでも飛んでいく。そんな花を女性に例えた歌があった。「アザミ嬢」とか。別れ歌がうまい人だったけど、歌詞は忘れた。この綿毛、いったどこへ飛んでいくのだろう。




