茶園をまっすぐ貫く道の遙か彼方に秋の霞が掛かった伊勢三山の白猪山がある。
冬の兆しをまた一つ見つけた。茶花が咲き始めると山茶花も蕾をつける。来週からは冬型の気圧配置となり、いよいよ寒くなるかも。
ススキの穂が綺麗だと言いたいけど、放置された畑に繁茂するススキは美しいとは思わない。かってここは草一本生えていない美しい畑だった。それを知っている自分には、ただ荒れ果てた所だとしか見えない。耕す主人がいなければ、美田も美畑もたちまちのうちに荒れ果てるだろう。
立梅用水の水門にある柿の木。柿の実が赤く熟している。渋柿でももうこれほど熟したら甘いのに。サルも食べに来ない。
今年の柿は豊作。これだけでも100個はあるだろう。一個ずつ皮を剥いでつるし柿にしたら甘くなる。お正月のおやつになるのに。人がいないから誰も食べない。いったいどこへ行ったのだろう?