明日は68年ぶりの大天体ショーが見えます。月と地球の距離は38万キロあります。と言っても月は楕円軌道を描いているので、36万キロから40万キロの距離を回っています。明日はそれが36万キロまで近づきます。と言うことは、お月様が大きく明るく見えると言うことです。
お月様ができたのは地球に小惑星が衝突してできたそうです。なので今でも一年間に3センチずつ地球から遠ざかっています。昔のお月様はもっと地球に近かったので、大きく見えたことでしょう。潮の満ち引きも激しかったはず。海の水がかき回されて塩辛くなったのもそのせいです。もし、月の潮汐による海水の攪拌がなければ、生命の誕生はもっと遅れたでしょう。海水のミネラルやアミノ酸がかき回されて私たちは生まれました。
スーパームーンが起こるとき、地震も起こるという人もいます。月の引力が地球の近くに影響して、そのひずみで地震を引き起こすというらしい。明日は何事も起こりませんように。明日の天気は雨の予報。大きなお月様が見えるといいですね。天気予報が当たると困るので、とりあえず14夜のお月様を撮っておきました。地球への最接近は夜の八時過ぎ、満月になるのは夜の11時前です。雲の合間から見えたら、空を見上げてみましょう。
