Pちゃんの恩返し 続き | セブ・マクタン島 Oishi Cebu Japanese Restaurant の大将のブログ

セブ・マクタン島 Oishi Cebu Japanese Restaurant の大将のブログ

フィリピン・セブにある日本食屋 Oishi Cebu の大将です。
2010年2月から始めた海外生活。
コロナで帰国出稼ぎ中
フィリピンならではのエピソードを
紹介できたらなと…。

 

 

翌日の昼頃 夕方5時に迎えに行くから

と クリスティーンちゃんから連絡が来た

 

迎えに来るって どこに行くんだろ?

たぶん彼女達のマストフード BBQ屋だろう

 

 

夕方になり クリちゃんは時間通りに迎えに来た

昨日乗って来た車より ちょっと大きめだ

 

気になっていたけど タクシーではなく なぜレンタカー?

クリちゃん曰く いちいちタクシーを拾うのは面倒だからだそうだ

 

いつも ジプニーに乗っていたのに

えらい出世だ

 

BBQ屋に行くのに大げさだなぁ

私はブツブツ言いながら車に乗り込んだ

 

途中でクリちゃんの友達2人をピックアップして

車はオールドブリッジを渡り始めた

 

セブ市の方に行くのかなぁー

 

まあいいや その友達に会うのも7年ぶりなので

お互いの近況報告で会話は盛り上がった

 

1人は まだ現役で働いでいるそう

化粧はケバく 一目でそういうお仕事でしょう って感じ

 

もう1人は引退して

出稼ぎにいってる家族にぶら下がっているそうだ

 

彼女達に会ったのは 19才くらいの頃だった

あれからもう7年 20代後半ということになる

 

申し訳ないけど この地の人たちの劣化は早い

彼女達はどう見ても30代後半に見える

 

改めて 日本人女性ってすごいなーと思う

アラフォーでもとても綺麗だもんね

 

一方 クリちゃんは以前より断然 綺麗になった

色も白くなったし 生活の良さが伺える

 

やっぱ 人って環境なんだよなー

などど考えていたら

 

車はITパークを通り抜け 山手の方に進んでいる

こっちにBBQ屋あったかな? 

 

TOPSの方のレストランに行くのかなー?

クリちゃんの どこまで行くの?と聞くと

 

もう着いたわよ と目の前のレストランを指差した

なんと Anzani だった

セブでトップクラスのレストランでございます

 

私はここが大好きで

料理はとても美味しく お酒の種類が豊富

 

人生に余裕のある方々から

どこか いいレストランないですか? と聞かれた時は

必ず紹介する店です

 

しかし 大丈夫だろうか?

 

高級なレストランだし 

服装もそれなりにしないと 店に失礼だしね

 

友達二人は短パン ビーサン

ドレスコードで完全にアウトだ

 

私の心配そうな顔を見て察したのか

クリちゃんは 大丈夫 と言って買い物袋を私に見せた

 

友達のために 服を買って来たらしい

私がいることを全く気にせず 着替え始めた

 

着替えが終わり 服に着られてる感100% の二人だが

そんなことは気にせずに レストランに突撃した

 

席に着いて ドリンクをオーダーするときに

レッドホース!!(超ローカルビール)と言ってしまわないかヒヤヒヤしていたが

 

クリちゃんはいきなり モエピンをオーダーした

 

まじかーー!!YOUはモエピン知ってんの??

この地ではこの存在を知ることも無く 世を去る人がほとんどなのに…

 

乾杯が終わり クリちゃんはまるでAA BBQでやるように 

すごい勢いでオーダーを始めた

 

クリちゃん:大将は肉好きだったよね

大将:は、はい

テンダーロインを500g を2オーダー

 

クリちゃん:大将はパスタ好きだったよね

大将: は、はい

パスタを3皿オーダー

 

クリちゃん:大将はウイスキー好きだったよね

大将: は、はい

マッカランをボトルでオーダー

 

クリちゃん:大将はワインも飲むよね

大将 :は、はい

NAPAをボトルオーダー

 

おいおい大丈夫か?な感じで 前菜からメインまでオーダー

店の人が 量が多いですけど大丈夫ですか?と聞いて来るくらいだった

 

全く問題ない ときっぱり答えるクリちゃん

昔の勢いは全く衰えてないようだ

 

そして宴が始まった

食べた 食べた

1年分 生ハムとチーズ食べたよ

 

肉は ほとんど私が食べたよ

カベルネ いっぱい飲んだよ

 

ワインを5本空けたかな 

もうベロベロだよー

 

お会計は4万ペソ弱だった

もっとすごい金額になってると思ってたので ホッとした

 

会計は 過去の流れからいくと当然私

ポケットに入れっぱなしだった 500ドル足りないけどを取り出すと

 

それを遮るように クリちゃんはゴールドに光るカードを差し出した

彼女の奢りらしい

 

どんだけお金持ちの人と結婚したの?

相変わらずの バブリーナイトでした

 

 

クリちゃんは荒削りではありましたが 上品になってたし

テーブルマナーもそこそこでした

 

昔 地べたであぐらを組んで フライドチキンとライスを手掴みで

ムシャムシャ食べてた頃とは 比べ物にならないレディーになってました

 

人って変わるもんなんだな

 

 

こんな例もありまして

 

某カラオケで何年か働いて ガイジンに水揚げされ

某リゾートコンドミニアムに住んでいる子を 何人か知ってますが

 

カラオケ屋で働き始めた頃は

ジャングルから出てきたばかりな感じで 野性味あふれていた子が

 

久しぶりに見る ベビーカーを押している彼女たちの姿は

昔の面影は全くないんですよねー

話をすれば中身は一緒ですが 笑

 

環境が人を作るんですねー

 

ありがとう クリちゃん

いろいろ勉強になりました

 

お幸せにねー

 

 

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