今日は漫画週刊誌の日 | Roll of The Dice ー スパイスのブログ ー

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稀に・・・となるかも、ですが、音楽や演劇、書籍について書きたく思ひます。

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幼い頃には「少年マガジン」なんてレアで。「少年キング」すよね、キング。
版元はどこか忘れたが、キングこそ王道。だって「王」だから。
 
爾来、「マカロニほうれん荘」だの宝塚でもやった(?)「はいからさんが通る」だの、ジェンダー関係なく俺は漫画に耽溺。
だからこそ、昨今わたしは漫画好きやアニメ好きを批判しています。なぜか。
 
漫画もちろん、芸人も、往時は批判精神があった。こと権力者を揶揄(からかう)というね。
ところが今の芸人は、関西テレビのハイヒールりんご等の吉本を筆頭に、むしろ維新府市政に阿るの日々。
敢えてハイヒールりんごを俎上に乗せると、彼女は以前、デイリースポーツ@阪神タイガースマンセーのスポーツ紙でコラムを書いていた。
いわく、
 
「子どもをぶっ叩くのは当然。子どもといふのは動物同然であるから、力ずくで教育しなければならない」
 
的な。
 
確かにそう書いていたかは判然としない。が、文の趣旨は、そんなこと。
 
マッチョよね。これはジェンダー問わず、女性も男性も、昔の人にありがちなテイスト。
おまえ戸塚ヨットスクールかよ、という。
かく言う俺も〝昔の人〝だが、自分が子ども時分に痛い目を見たから、却ってそういうのはイケナイと思います。
 
人間とどーぶつとは違うけど、うちのうさぎちゃん・ぽんたくん❤️。最初は俺も、「しっかり教育せねば!」とマッチョ的にやってました。
が、氏はむしろ反抗す。これは人それぞれ、個性によるのかも知れないが、よく言うでしょう?
 
「人を見て法を説け」
 
って。
 
俺にはガチの子どもはいないけど ー もしかしたらいたかも知れんけど ー うさぎさんを通じて、たくさん学びがありました。
 
 
生き物は、よーく見なければならない。ロシアvsウクライナも。
なぜと言うに、どーぶつであろうと人間であろうと、同じ生き物の所為だから。
 
で、なんだっけ。漫画の話か。
 
自分が大学時分にバイトをしていた某TBS。雑用係で。
アナウンサーや記者の人が、システム的に我々のテーブルに貼っていたのが週刊マンガの発売日。月曜日はビッグコミック・スピリッツでしょ。木曜は当然モーニング、水曜日か金曜日がビッグコミック・オリジナル。。。
買いに行くのも俺らの仕事(毎夕の、酒やツマミの買い出しを含めて)。
 
「キング」を読みふけっていた幼少期、そして「はいからさん」にハマった高校時分以来、それで俺は漫画にハマりました。
特に「モーニング」。
 
かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」」、弘兼憲史「課長 島耕作」・・・新規性があり、時代を表していました。
当時は1980年代。バブルの前夜で、60-70年代のような政治の季節ではなかった。そこで前者は敢えて「防衛」を、後者はガチで大企業における人の振る舞いを。
※弘兼憲史って、松下電産のOBだもんね。
 
比べちゃいかんが比べると、いまの人々は洋画を観るにつけても、字幕モノより声優の、アテレコを好むという。
自分がつらつら考えるに、これはアニメの影響ではないか。
 
かつての声優は、舞台や映画俳優としては、うーん🤔 が、声は良く。
野沢那智氏や広川太一郎が洋画の吹き替えで「神」とされておる。姿形は見えなくとも。
水樹奈々なんてのが東京ドームを満杯にするのも、結局アニメでしょ。
 
野沢那智や広川太一郎は確かに偉大だし、俺もテレビの洋画を観るにつけ大変お世話になりましたが、あのな。声優って元々影ソロだったんだぜ?
 
洋画を観るならふつう字幕でしょう。なぜと言うに、アル・パチーノならパチーノの、デニーロならデニーロの、リアルな台詞回しを聞けるから。
そして英語のヒヤリング、例えば末尾に付ける「サンキュー」はありがとうだけじゃなくって
 
・頼むぜ、おい
・いいか。かくかくしかじかの事をやらなかったら、殺すぞ!
 
という語意が分かるから。
 
今やアニメは隆盛期。文部省も〝クールジャパン〝なぞ言いつつ推しているとか。
文部省は現代国語でマニュアル(取り扱い説明書)を教科書に、必須にしている場合じゃない。日本人と日本語、文脈を捉えるそのスキルが、壊滅していくだけである。
狂気の沙汰としか思えないが、声優の著しい推し同様、俺は「劣化」を感じるものであります。
一事が万事、全般的に。
 
分かるかなー、わっかんねえだろうなあ。
 
しかして今夜は江戸アケミ。エドはるみちゃうで。
◆じゃがたら ー タンゴ

 

 

ことほど左様に日本のロックンロールはかつてあった。が、いまや壊滅的。

人心の、軽佻浮薄からも。