jugem
この2週間あまりで、ハンガリーワインを4種類(とハンガリー協会総会の宴で、もう1種類)飲む。
m9(・∀・) < そろそろ、燃料、満タンだろ!
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Igen ! (はい!)
最近、動詞変化を繰り返し練習していたので、頭はマジャールになってます。
ハンガリー語の動詞は、「定型」と「不定型」があって、
「現在」「過去」「命令」「仮定」に時制が分かれるから、2×4=8。
そして、「人称不定形」の1つがあるので、合計9の「型」がある。
これが、単数と複数の1~3人称で6種類に変化する。
だから、9×6=54の変化をする訳だ。
まあ、要は「ハンガリー語は難しいぞよ」という事。
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特訓の結果、ハンガリー語でない単語でもハンガリー語に見えてしまう。
だから、例えば「寿限無」のローマ字「jugem」を見ても、反射的に
jugem
juged
jugi
jugünk
jugétek
jugik
と活用変化してしまう。
ちなみに、現在・定型の活用変化だ。
うたげ
クラブ活動には出てこないが、コンパには必ず顔を出す奴がいる(=宴会部員)。
クラブ活動はおろか、コンパにも出てこない奴もいる(=幽霊部員)。
σ(・∀・)<私は何者かというと、クラブもコンパも遅れてくる人間です。
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という訳で、私、先日開催されたハンガリー友好協会の総会に、見事に遅刻。
同類を目ざとく見つけて、何気ない顔で同類とコッソリ入場。
しかし、良いテーブルは埋まっており、
市長や企業家や顧問の座る、重い雰囲気のテーブルに座りました。
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聞き逃した総会と、それに続く講演会と演奏会。
ふむふむ、なかなか、マニアックな雰囲気だ。
そして、私の真の目的である「食べ放題・飲み放題」の時間が続きます。
しかし、テーブルの話に付き合っていたので、思う程、食べられなかったです。
飲み物は、ワインは去年と同じ「ミュラー・ツルガウ2005(白)」と「カベルネ・フラン2003(赤)」。
両方とも、ハンガリーの産です。
アルコール以外にも何かあったけど、興味ないので知りません。
食べ物は、洋食と寿司。あとはデザート。
ミュラー・ツルガウは、同じものを先日飲んだばかりだけど、比較なしだと秀逸。
野菜によし、チーズ系によし、寿司にもよし。
カベルネ・フランは、中庸なバランスでチーズ系によし。
多分、肉類にも相性が良いと思うけど、私が肉を取ろうとした時には、肉はありませんでした。。。
(顧問の方々。寿司で赤ワインは止めてください。
そんなマズイ組み合わせの食事で、歓談しないで下さい)
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お土産に、余ったワインをもらいました。
×2本
申し訳なさそうな顔をして、内心は歓喜の雄叫びを上げる私。
このワインは1本が2520円するのですよ。
今日は、年会費(5000円)と宴会参加費(5000円)払ったけど、元を取ってしまいましたよ。
なんて、セコイ事は考えず、また何かの機会に飲もうかと思います。
あれ?今日は何の話だ?
メルロー?なのか?
こんなに立て続けに飲んでても良いのか?
肝臓がやられる前に、ハンガリーワインの種類が尽きてしまうではないか。
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先日、バラトンのメルロー がお買い得だなと感心した私。
今回は、エゲルのメルローを飲んでみます。
エゲルといえば、私が2006年ハンガリーの旅で、酔って前後不覚になった思い出の街。
Egri Merlot 2004 / Vitavin 12%Vol.
(株)スズキビジネス 1575円
インターネットの紹介では
「コストパフォーマンスにすぐれた」との事。
見せてもらおうか!
CPにすぐれたメルローとやらを!
エチケットは、茶色の背景に金文字。
これが高級感を演出する。
ボルドーワインが時々使う手だ。
色は、淡いザクロ石色。
端はアズキ色で、足は速い。
まあ、北のメルローはこんなものだろう。
香りはどうだ?
( ゚Д゚) < はっ!これは!
むせぶようなドライフルーツ。乾燥イチジク・プラム・アンズ。メルローにあるまじき香りだ。
渋みやボリュームは、ミディアムだ。
だが、メルローとは別物というのが第一印象。
果実の凝縮感は、レーズンでも入れたかのような甘味と酸味。そしてワラの余韻。
意表をつかれた。
コストパフォーマンスどころの話ではない。
このワインの存在自体を論議せねばならない。
「メルローで、こっそりとアマローネを作っちゃいました」という感じだ。
(注:アマローネとは、ブドウを乾燥させて糖度を上げた上で醸造するワイン。北イタリアの製法)
2006年ハンガリーの旅の備忘録を見てみる。
エゲルのワインセラーを訪問した時の、酔った走り書きで以下のようなのがあった。
「(メルロー・2000)ライトボディ。甘い。良い。青草少しとバラの香り。メルローの新境地」
ハンガリーには、甘い、そしてバラの香りのするメルローが存在するのは確かだ。
一つ、気になったのが、ハンガリーの甘口赤ワイン「Medina」の事。
もっとも、メディナはもっと甘いし、それに当たり外れも大きいのだが。
ハンガリーには、赤で甘口を作る技術というのは当たり前に存在する訳だ。
イルシャイ・オリヴェール
ハンガリー語の「iszik=飲む」は不規則変化をするから注意せよ。
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インターネットで注文したワインの瓶の山を見るたびに、ほくそえむ私。
今回は、ハンガリー特有の品種、イルシャイ・オリヴェールを飲みます。
ふむ。なんとも異国情緒が漂う、素敵なブドウの名前だ。
初めて飲む品種だと思っていたら、2006年ハンガリーの旅で、飲んだ記録が残ってました。
ただ、80分で37種類飲んだ時の1つだったので、記憶が残ってません。
いずれにせよ、慣れない品種を飲むときは、ワクワクします。
Irsai Olivér 2001 / Szigetvin 11.5%Vol.
(株)スズキビジネス 1470円
Szigetvin社のHP を見ると、ブダペストの南に位置し、ドナウ川に囲まれた土地の畑を使っているようです。
ちょっとボケているが(拡大可能)、エチケットを見ると、「太陽と山と川とブドウ」の紋章。川がドナウなんだな。
色は、イチョウを連想させる黄色だ。
秋だな。
濃い目の黄色を見ても、決して風邪薬を飲んだ時に出る尿の色だなんて表現はしない。
香りを、期待しながら、かいでみる。
清涼感あふれる蜜の香。
ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼのよう。
もっとも、そこまでの迫力はないけど。
何となく、乳酸飲料の香もする。
香りから想像つくように、甘味が強い。
だが、隠れた酸味があるのが甘口ワインの特徴だ。
後味に、キンカンのような苦味の余韻が残る。
トロッケンベーレンアウスレーゼのような芯の強さはない。
1杯目は驚きの香りに、恐るべし清涼感で、「ハンガリー凄い!(・∀・)」となるが、
3杯目くらいから、底力の無さに気付き、飽きが来る。
ただ、1470円でこれなら悪くない。
もう少し、切れ味のある酸味があれば、魚のフライに合うと思う。
第7夜(3):エステルハージ宮殿(2)
今夜は、オーストリアのウィーンです。
それまで、ハンガリーをぎりぎりまで堪能します。
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(写真は全てクリックにて拡大されます)
エステルハージ宮殿。
一時の目の保養。
今日も、何やら演奏会があるようだ。
不遜ながら、この色使いは、ケーキを連想させる。
帰国したら、喫茶店に入って、ケーキを食ってやろう。
中央の太陽神アポロンと4頭の馬が、
どこから見ても正面に向かっているように見えるらしい。
(私、こういうのは、少々苦手)
12:10 ツアー終了
バス停へ。
12:43 Fertőd
13:33 Sopron
宿に戻って荷物を取って来る。
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かくして、私のハンガリーの旅は終わった。
明日は早朝の便で、ウィーンから帰国する。
今日の使命は、ウィーンに泊まること。
そして、ウィーンの酒場で、ハンガリーの旅が無事(?)に終わった祝杯を挙げようと思う。
(まだまだ続く)
ハンガリーワインから世界を見る
最近、20度前後の気温になって参りました。
インターネットを通じて、ハンガリーワインを注文します。
宅急便で配送されるけれど、もうクール便の追加料金を払う必要はありません。
先日、まとめて購入した、その第一陣が到着しました。
Chapel Hill Merlot 2005/Baltonboglár/12%Vol.
(株)スズキビジネス 945円
まず、「Chapel Hill」という英語名が安っぽい。
しかも、945円という値段が心配。
だが、その予想は大いに覆されました。
【色】赤の強いザクロ石色。端は明るいルビー色。
足はゆっくり。
【香】樽香にビックリ。少し鉛筆を感じる。熟れた果実香。
少し焼きピーマンの香。
【味】やや厚みがある渋味に、やや膨らみあるボリューム感。アメリカ風の甘味を主体とした果実味を感じる。ただ、酸味が若干強いのと、ボリューム感が軽いのが、アメリカと一線と画す。余韻にキャラメル風や水飴の甘味。
この値段で、ここまで出せる味わいは秀逸。
裏に張ってある英語の説明文が、そのままインターネットでも紹介されている。
それによると、熟れた果実香にイチジクやプラムの香がするらしいが、それは疑問。
熟れた果実香に、気合を入れればピーマンですよ(しかも、焼きピーマン)。
Baltonboglár村の小さな丘に立つ教会にちなんで命名されたワインのようだ。
ちなみに、「Balaton」とは、ハンガリー誇る中欧最大の湖。
リゾート地であるとともに、ワインの産地。
また、成功したフランス人にとって、物価の安いハンガリーのバラトン湖で私有ワイナリーを持つのが、ある種のステイタスでもあるらしい。
このワインについて、もっと調べてみるが、なかなか良い説明がない。
一つ、スウェーデン語のサイトに詳しいのがあったが、部分的にしか分からない。
それによると、このワインは、この10年間で生まれた新生ワイナリーの品の様子。
オーストラリアとニュージーランドから、コンサルタントを招いて醸造している事が分かった。
(だから、英語の名前が付いているのだろうか?)
ついでに、輸入会社の「スズキビジネス」も調査。
これは、バイクや車の「スズキ」(本社:浜松市)の特殊部門らしい。
自動車産業が中欧に展開している事情が予想される。
Capel Hill シリーズには、まだまだ他に5種類くらいある様子。
(株)スズキにはもっと頑張って欲しいな!
ちなみに、私の乗用車は「トヨタ」だ (・∀・)
第7夜(2):エステルハージ宮殿(1)
今夜は、オーストリアのウィーンです。
それまで、ハンガリーをぎりぎりまで堪能します。
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(写真は全てクリックにて拡大されます)
エステルハージ宮殿。
来たは良いが、人がいなくてツアーが始まらなかったら、どうしようかと心配したが、観光地らしく人は沢山いた。
沢山といっても、数十人だが。
11:15 ドイツ語ツアーが出発。それに便乗。
入場料1000Ft(=500円)
写真料1000Ft(=500円)
写真をとる場合は、金を払う。
デジタルカメラの電池量が残り少ない。
充電器を忘れたのが痛い。
フラッシュは禁止されているが、
バンバンとフラッシュをたいているオヤジがいる。
私のカメラは、フラッシュを使おうものなら、
それで力尽きて、電池が無くなる恐れがある。
もっとも、粋を自認する私は、そんな野暮はしないが。
(続く)
対決!ドイツ対ハンガリー(ミュラー・ツルガウ)
問い)最近、ハンガリー語学習に熱が入らないのは何故か?
回答)燃料がたりないから。
と言う訳で、ハンガリー語学習の燃料(=ハンガリーワイン)補給です。
でも、ただ飲むだけでは、つまらないので、比較して飲んでみます。
左:Budai Müller Thurgau 2005 / Nyakas / 2520円(スズキビジネス)(ハンガリー)
右:Müller Thurgau 2006 / Rinklin / 1700円(マルコホール(名古屋))(ドイツ)
どちらも、Müller Thurgauというブドウを使った白ワインである。
ちなみに、このハンガリーワインは、2006年の愛知県ハンガリー友好協会の総会の宴会に出た白ワインで、私は非常に旨いなぁと感心した逸品だ。
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ハンガリーワインの感想
【外観】標準の淡黄色リンゴ果汁色。足は速い。
【香り】熟れた小さなブドウ、マスカットの、若干弱い果実香。少しアプリコットや、少々ビニールの香。
【味感】さわやかな酸味に、軽やかな甘味。リンゴの様な、柑橘系も混じる切れる酸味に、ミネラル系の苦味を基調とした、若干の甘味。ミネラルと柑橘系の苦味が余韻。酸味が頑張っている。
少しだけ雑味を感じるのは、Rinklinと比較しているからだろうか。
ドイツワインの感想
【外観】やや強い淡黄色系リンゴ果汁色。足は速い。
【香り】熟した甘い小粒のブドウ。小さな白い花。素直に果実香。レモン香。
【味感】さわやかな酸味に、スマートな甘味。香の割には酸味が飛び抜けていて、穏やかなバランスの中で、鈍いが程よい甘味と、少しピリッとくる酸味。後味のミネラルも良い感じに効く。素直な果実味。酸も切れて良し。
少々分かりづらい表現だが、簡潔に言えば、ドイツワインの方がレベルが上だった。
なお、このドイツワインは、Baden地方の産で、Biodynamik(有機農法)で作られたワインだ。
Bioのワインは、抜栓後も劣化しないという印象があるが、これも2日目に果実実がより濃厚になった。
物価の高いドイツのワイン(1700円)が、物価の安いハンガリーのワイン(2520円)に勝つとは如何に?
インターネットで現地の値段を調べてみる。
ハンガリーワインは現地では1090Ft=550円で販売。
ドイツワインの方は現地では4.5ユーロ=750円で販売。
現地の価格では、ドイツワインの方が若干高いようだ。
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今回、ハンガリー語学習の燃料補給よりも、2つの事柄に気を取られてしまった。
1.旨かったはずのハンガリーワインが、ドイツワインに負けたこと。
(比較せずに飲んだら、充分にいけるワインではあった)
2.「ハンガリーワイン係数=4」という驚くべき事実。
550円のワインが、日本では2520円(4倍)になっている事。。。
(ちなみに、イタリアワイン係数=1.5。ドイツワイン係数=2と、私は計算している)
いかん。燃料が補給できてない!
黒川紀章
先日、建築家の黒川紀章が亡くなりました。
私、音楽にも疎いが、建築にも疎い。
そして、古い物が好きだから、現代の建築家は、自ずから「敵」となる訳です。
だから、「あれ?先の都知事選に出ていたのに」と思う程度で、注意もしていなかった訳です。
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だが、新聞やインターネットやテレビで、彼の特集をやっていて、ある一言に驚きました。
「僕は、
24時間、仕事をして、
24時間、遊んでいて、
24時間、寝ているんです」(細部の正確な部分は自信ないが、こんな感じ)
たまに、仕事と趣味が同じ人間がいる。
多くの人は、仕事の息抜きに、趣味に興じるのだが、
この種の人間は、仕事をすればする程、生き生きとしてくるのだ。
最後の文章がお茶目だが、謎はすぐに解ける。
「睡眠している時以外は、夢を見ている/追いかけている」という訳だ。
このような人間には、どうあがいても、太刀打ちできない。。。
恐るべし男、黒川紀章。。。
(そして、彼と私には、決定的な共通点もある事が分かった。。。)
第7夜(1):エステルハージ宮殿へ
今日の夜は、オーストリアのウィーンです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(写真は全てクリックにて拡大されます)
7:00 起床 シャワーを浴びる。
8:10 朝食
パン、チーズ、炒り卵。コーヒー。軽くすます。
考えてみれば、今回の旅行での最後の朝食だ。
明日は、7:00の便で帰国の途に着く。
最後の朝食は、「別れの朝」を口ずさみながら取るのが常だが、今日はその雰囲気はまだまだ無い。
最後の1日は、「ハンガリーのヴェルサイユ」こと「エステルハージ宮殿」を訪ねる予定だ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
9:00 宿を発つ(が、荷物だけ預けておく)。
バス停に行く。次の便まで少々時間がある。
最後の教会になるだろう。山羊教会を再び訪ねる。
10:00 バスが出発。
行き先はFertőd。412Ft(=206円)
運転手に、「Fertőd」と言い、そこで降りる意思を伝える。
もっと明確に、「Fertődに着いたら教えてください」と言いたいが、そこまでの能力がないのだ。
バスはのどかな田舎道を走る。
50分で到着するとガイドブックにかいてある。
その頃合に、地元の人が乗ってきて、運転手とお喋りを始めた。
もしや、と「Fertőd?」と尋ねると、運転手は思い出したかのように「そうだ」と返答。
危ない!乗り過ごす所だった。
Esterházy kastély (エステルハージ宮殿)
1720年、エステルハージ伯爵が建てる。
18世紀、エステルハージ家は栄華を極め、
「ハプスブルグが供するものは、エステルハージも供する」
と豪語した。
その宮殿の豪華さには、マリア・テレジアも驚嘆したという。
他に、音楽家リストの父も仕えていた。
私、音楽には疎いので実感は難しいのだが、
かつての華やかな宮廷文化の残り香がする。
伯爵家は、その後、衰退し、
宮殿は、大戦後、軍の駐屯地になったりして廃墟となる。
現在も、まだまだ修復が続いている。
(続く)









