燃えろ!ハンガリー語学習記 -10ページ目

jugem


M.T.Nyakas Chapelhill.Merlot

IrsaiOliver EgriMerlot

この2週間あまりで、ハンガリーワインを4種類(とハンガリー協会総会の宴で、もう1種類)飲む。




m9(・∀・) < そろそろ、燃料、満タンだろ!


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Igen ! (はい!)


最近、動詞変化を繰り返し練習していたので、頭はマジャールになってます。


ハンガリー語の動詞は、「定型」と「不定型」があって、

「現在」「過去」「命令」「仮定」に時制が分かれるから、2×4=8。

そして、「人称不定形」の1つがあるので、合計9の「型」がある。


これが、単数と複数の1~3人称で6種類に変化する。

だから、9×6=54の変化をする訳だ。



まあ、要は「ハンガリー語は難しいぞよ」という事。


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特訓の結果、ハンガリー語でない単語でもハンガリー語に見えてしまう



だから、例えば「寿限無」のローマ字「jugem」を見ても、反射的に


jugem

juged

jugi

jugünk

jugétek

jugik


と活用変化してしまう。


ちなみに、現在・定型の活用変化だ。




うたげ

クラブ活動には出てこないが、コンパには必ず顔を出す奴がいる(=宴会部員)。


クラブ活動はおろか、コンパにも出てこない奴もいる(=幽霊部員)。




σ(・∀・)<私は何者かというと、クラブもコンパも遅れてくる人間です。


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という訳で、私、先日開催されたハンガリー友好協会の総会に、見事に遅刻


同類を目ざとく見つけて、何気ない顔で同類とコッソリ入場。


しかし、良いテーブルは埋まっており、



うめき




市長や企業家や顧問の座る、重い雰囲気のテーブルに座りました。


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聞き逃した総会と、それに続く講演会と演奏会。


ふむふむ、なかなか、マニアックな雰囲気だ。


そして、私の真の目的である「食べ放題・飲み放題」の時間が続きます。


しかし、テーブルの話に付き合っていたので、思う程、食べられなかったです。




飲み物は、ワインは去年と同じ「ミュラー・ツルガウ2005(白)」「カベルネ・フラン2003(赤)」

両方とも、ハンガリーの産です。

アルコール以外にも何かあったけど、興味ないので知りません。


食べ物は、洋食と寿司。あとはデザート。



ミュラー・ツルガウは、同じものを先日飲んだばかりだけど、比較なしだと秀逸。

野菜によし、チーズ系によし、寿司にもよし。


カベルネ・フランは、中庸なバランスでチーズ系によし。

多分、肉類にも相性が良いと思うけど、私が肉を取ろうとした時には、肉はありませんでした。。。




(顧問の方々。寿司で赤ワインは止めてください

そんなマズイ組み合わせの食事で、歓談しないで下さい)



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お土産に、余ったワインをもらいました。


M.T.Nyakas







×2本





申し訳なさそうな顔をして、内心は歓喜の雄叫びを上げる私。


このワインは1本が2520円するのですよ。

今日は、年会費(5000円)と宴会参加費(5000円)払ったけど、元を取ってしまいましたよ。


なんて、セコイ事は考えず、また何かの機会に飲もうかと思います。







あれ?今日は何の話だ?



メルロー?なのか?

こんなに立て続けに飲んでても良いのか?


肝臓がやられる前に、ハンガリーワインの種類が尽きてしまうではないか。


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先日、バラトンのメルロー がお買い得だなと感心した私。

今回は、エゲルのメルローを飲んでみます。


エゲルといえば、私が2006年ハンガリーの旅で、酔って前後不覚になった思い出の街。



EgriMerlot Egri Merlot 2004 / Vitavin 12%Vol.

(株)スズキビジネス 1575円

インターネットの紹介では

「コストパフォーマンスにすぐれた」との事。



見せてもらおうか!

CPにすぐれたメルローとやらを!



エチケットは、茶色の背景に金文字。

これが高級感を演出する。

ボルドーワインが時々使う手だ。


色は、淡いザクロ石色。

端はアズキ色で、足は速い。


まあ、北のメルローはこんなものだろう。



香りはどうだ?





( ゚Д゚) < はっ!これは!


むせぶようなドライフルーツ。乾燥イチジク・プラム・アンズ。メルローにあるまじき香りだ。


渋みやボリュームは、ミディアムだ。

だが、メルローとは別物というのが第一印象。

果実の凝縮感は、レーズンでも入れたかのような甘味と酸味。そしてワラの余韻。

意表をつかれた。

コストパフォーマンスどころの話ではない。

このワインの存在自体を論議せねばならない。


「メルローで、こっそりとアマローネを作っちゃいました」という感じだ。


(注:アマローネとは、ブドウを乾燥させて糖度を上げた上で醸造するワイン。北イタリアの製法)



2006年ハンガリーの旅の備忘録を見てみる。

エゲルのワインセラーを訪問した時の、酔った走り書きで以下のようなのがあった。

「(メルロー・2000)ライトボディ。甘い。良い。青草少しとバラの香り。メルローの新境地」


ハンガリーには、甘い、そしてバラの香りのするメルローが存在するのは確かだ。



一つ、気になったのが、ハンガリーの甘口赤ワイン「Medina」の事。

もっとも、メディナはもっと甘いし、それに当たり外れも大きいのだが。

ハンガリーには、赤で甘口を作る技術というのは当たり前に存在する訳だ。













イルシャイ・オリヴェール

ハンガリー語の「iszik=飲む」は不規則変化をするから注意せよ。


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インターネットで注文したワインの瓶の山を見るたびに、ほくそえむ私。



今回は、ハンガリー特有の品種、イルシャイ・オリヴェールを飲みます。


ふむ。なんとも異国情緒が漂う、素敵なブドウの名前だ。




初めて飲む品種だと思っていたら、2006年ハンガリーの旅で、飲んだ記録が残ってました。

ただ、80分で37種類飲んだ時の1つだったので、記憶が残ってません。


いずれにせよ、慣れない品種を飲むときは、ワクワクします。



IrsaiOliver Irsai Olivér 2001 / Szigetvin 11.5%Vol.

(株)スズキビジネス 1470円


Szigetvin社のHP を見ると、ブダペストの南に位置し、ドナウ川に囲まれた土地の畑を使っているようです。

ちょっとボケているが(拡大可能)、エチケットを見ると、「太陽と山と川とブドウ」の紋章。川がドナウなんだな。


色は、イチョウを連想させる黄色だ。


秋だな。


濃い目の黄色を見ても、決して風邪薬を飲んだ時に出る尿の色だなんて表現はしない。



香りを、期待しながら、かいでみる。


清涼感あふれる蜜の香。

ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼのよう

もっとも、そこまでの迫力はないけど。


何となく、乳酸飲料の香もする。




香りから想像つくように、甘味が強い。

だが、隠れた酸味があるのが甘口ワインの特徴だ。


後味に、キンカンのような苦味の余韻が残る。



トロッケンベーレンアウスレーゼのような芯の強さはない。

1杯目は驚きの香りに、恐るべし清涼感で、「ハンガリー凄い!(・∀・)」となるが、

3杯目くらいから、底力の無さに気付き、飽きが来る。


ただ、1470円でこれなら悪くない。





もう少し、切れ味のある酸味があれば、魚のフライに合うと思う。



第7夜(3):エステルハージ宮殿(2)

前回までのあらすじ:
Esterhazy2
とうとう、ハンガリー旅行も大詰め。

今夜は、オーストリアのウィーンです。

それまで、ハンガリーをぎりぎりまで堪能します。


ハンガリー第6日目。


2006年9月16日、土曜日


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(写真は全てクリックにて拡大されます)


エステルハージ宮殿


一時の目の保養。



Esterhazy7
今では演奏会が開催されるホール。

今日も、何やら演奏会があるようだ。



不遜ながら、この色使いは、ケーキを連想させる。



帰国したら、喫茶店に入って、ケーキを食ってやろう。














Esterhazy6
ホールの天井画が、また優雅。


中央の太陽神アポロンと4頭の馬が、

どこから見ても正面に向かっているように見えるらしい。


(私、こういうのは、少々苦手)



12:10 ツアー終了


バス停へ。


12:43 Fertőd

13:33 Sopron


宿に戻って荷物を取って来る。


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かくして、私のハンガリーの旅は終わった。


明日は早朝の便で、ウィーンから帰国する。

今日の使命は、ウィーンに泊まること


そして、ウィーンの酒場で、ハンガリーの旅が無事(?)に終わった祝杯を挙げようと思う。



(まだまだ続く)

ハンガリーワインから世界を見る

最近、20度前後の気温になって参りました。

インターネットを通じて、ハンガリーワインを注文します。

宅急便で配送されるけれど、もうクール便の追加料金を払う必要はありません。


先日、まとめて購入した、その第一陣が到着しました。



Chapelhill.Merlot Chapel Hill Merlot 2005/Baltonboglár/12%Vol.

(株)スズキビジネス 945円


まず、「Chapel Hill」という英語名が安っぽい。

しかも、945円という値段が心配。

だが、その予想は大いに覆されました。


【色】赤の強いザクロ石色。端は明るいルビー色。

足はゆっくり。
【香】樽香にビックリ。少し鉛筆を感じる。熟れた果実香。

少し焼きピーマンの香
【味】やや厚みがある渋味に、やや膨らみあるボリューム感。アメリカ風の甘味を主体とした果実味を感じる。ただ、酸味が若干強いのと、ボリューム感が軽いのが、アメリカと一線と画す。余韻にキャラメル風や水飴の甘味。


この値段で、ここまで出せる味わいは秀逸。



裏に張ってある英語の説明文が、そのままインターネットでも紹介されている。

それによると、熟れた果実香にイチジクやプラムの香がするらしいが、それは疑問。


熟れた果実香に、気合を入れればピーマンですよ(しかも、焼きピーマン)。


Baltonboglár村の小さな丘に立つ教会にちなんで命名されたワインのようだ。

ちなみに、「Balaton」とは、ハンガリー誇る中欧最大の湖

リゾート地であるとともに、ワインの産地。

また、成功したフランス人にとって、物価の安いハンガリーのバラトン湖で私有ワイナリーを持つのが、ある種のステイタスでもあるらしい。


このワインについて、もっと調べてみるが、なかなか良い説明がない。

一つ、スウェーデン語のサイトに詳しいのがあったが、部分的にしか分からない。

それによると、このワインは、この10年間で生まれた新生ワイナリーの品の様子。

オーストラリアとニュージーランドから、コンサルタントを招いて醸造している事が分かった。

(だから、英語の名前が付いているのだろうか?)


ついでに、輸入会社の「スズキビジネス」も調査。

これは、バイクや車の「スズキ」(本社:浜松市)の特殊部門らしい。

自動車産業が中欧に展開している事情が予想される。


Capel Hill シリーズには、まだまだ他に5種類くらいある様子。

(株)スズキにはもっと頑張って欲しいな!



ちなみに、私の乗用車は「トヨタ」だ (・∀・)







第7夜(2):エステルハージ宮殿(1)

前回までのあらすじ:
Esterhazy3
とうとう、ハンガリー旅行も大詰め。

今夜は、オーストリアのウィーンです。

それまで、ハンガリーをぎりぎりまで堪能します。


ハンガリー第6日目。


2006年9月16日、土曜日


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(写真は全てクリックにて拡大されます)


エステルハージ宮殿

来たは良いが、人がいなくてツアーが始まらなかったら、どうしようかと心配したが、観光地らしく人は沢山いた。


沢山といっても、数十人だが。





Esterhazy4 土日は、結婚式も挙げられるのだろうか?



11:15 ドイツ語ツアーが出発。それに便乗。


入場料1000Ft(=500円)

写真料1000Ft(=500円)


写真をとる場合は、金を払う。


デジタルカメラの電池量が残り少ない。

充電器を忘れたのが痛い。



Esterhazy5 辺境にあっては、豪華な宮殿だ。




フラッシュは禁止されているが、

バンバンとフラッシュをたいているオヤジがいる。


私のカメラは、フラッシュを使おうものなら、

それで力尽きて、電池が無くなる恐れがある。


もっとも、粋を自認する私は、そんな野暮はしないが。



(続く)

対決!ドイツ対ハンガリー(ミュラー・ツルガウ)

問い)最近、ハンガリー語学習に熱が入らないのは何故か?



回答)燃料がたりないから。



と言う訳で、ハンガリー語学習の燃料(=ハンガリーワイン)補給です。



でも、ただ飲むだけでは、つまらないので、比較して飲んでみます。



M.T.Nyakas M.T. Rinklin


左:Budai Müller Thurgau 2005 / Nyakas / 2520円(スズキビジネス)(ハンガリー)

右:Müller Thurgau 2006 / Rinklin / 1700円(マルコホール(名古屋))(ドイツ)


どちらも、Müller Thurgauというブドウを使った白ワインである。

ちなみに、このハンガリーワインは、2006年の愛知県ハンガリー友好協会の総会の宴会に出た白ワインで、私は非常に旨いなぁと感心した逸品だ。


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ハンガリーワインの感想


【外観】標準の淡黄色リンゴ果汁色。足は速い。
【香り】熟れた小さなブドウ、マスカットの、若干弱い果実香。少しアプリコットや、少々ビニールの香。
【味感】さわやかな酸味に、軽やかな甘味。リンゴの様な、柑橘系も混じる切れる酸味に、ミネラル系の苦味を基調とした、若干の甘味。ミネラルと柑橘系の苦味が余韻。酸味が頑張っている。

少しだけ雑味を感じるのは、Rinklinと比較しているからだろうか。



ドイツワインの感想


【外観】やや強い淡黄色系リンゴ果汁色。足は速い。
【香り】熟した甘い小粒のブドウ。小さな白い花。素直に果実香。レモン香。
【味感】さわやかな酸味に、スマートな甘味。香の割には酸味が飛び抜けていて、穏やかなバランスの中で、鈍いが程よい甘味と、少しピリッとくる酸味。後味のミネラルも良い感じに効く。素直な果実味。酸も切れて良し。



少々分かりづらい表現だが、簡潔に言えば、ドイツワインの方がレベルが上だった。


なお、このドイツワインは、Baden地方の産で、Biodynamik(有機農法)で作られたワインだ。

Bioのワインは、抜栓後も劣化しないという印象があるが、これも2日目に果実実がより濃厚になった。


物価の高いドイツのワイン(1700円)が、物価の安いハンガリーのワイン(2520円)に勝つとは如何に?



インターネットで現地の値段を調べてみる。

ハンガリーワインは現地では1090Ft=550円で販売。

ドイツワインの方は現地では4.5ユーロ=750円で販売。

現地の価格では、ドイツワインの方が若干高いようだ。


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今回、ハンガリー語学習の燃料補給よりも、2つの事柄に気を取られてしまった。


1.旨かったはずのハンガリーワインが、ドイツワインに負けたこと。

(比較せずに飲んだら、充分にいけるワインではあった)


2.「ハンガリーワイン係数=4」という驚くべき事実。

550円のワインが、日本では2520円(4倍)になっている事。。。

(ちなみに、イタリアワイン係数=1.5。ドイツワイン係数=2と、私は計算している)







いかん。燃料が補給できてない!



黒川紀章

先日、建築家の黒川紀章が亡くなりました。


私、音楽にも疎いが、建築にも疎い


そして、古い物が好きだから、現代の建築家は、自ずから「敵」となる訳です。


だから、「あれ?先の都知事選に出ていたのに」と思う程度で、注意もしていなかった訳です。


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だが、新聞やインターネットやテレビで、彼の特集をやっていて、ある一言に驚きました。


「僕は、


24時間、仕事をして、


24時間、遊んでいて、


24時間、寝ているんです」(細部の正確な部分は自信ないが、こんな感じ)




















うめき


たまに、仕事と趣味が同じ人間がいる。


多くの人は、仕事の息抜きに、趣味に興じるのだが、

この種の人間は、仕事をすればする程、生き生きとしてくるのだ


最後の文章がお茶目だが、謎はすぐに解ける。

「睡眠している時以外は、夢を見ている/追いかけている」という訳だ。






このような人間には、どうあがいても、太刀打ちできない。。。



恐るべし男、黒川紀章。。。




(そして、彼と私には、決定的な共通点もある事が分かった。。。)



第7夜(1):エステルハージ宮殿へ

前回までのあらすじ:
Sopron28


とうとう、ハンガリー旅行も大詰め。

今日の夜は、オーストリアのウィーンです。


ハンガリー第6日目。


2006年9月16日、土曜日


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(写真は全てクリックにて拡大されます)



7:00 起床 シャワーを浴びる。


8:10 朝食 

パン、チーズ、炒り卵。コーヒー。軽くすます。

考えてみれば、今回の旅行での最後の朝食だ。



明日は、7:00の便で帰国の途に着く。

最後の朝食は、「別れの朝」を口ずさみながら取るのが常だが、今日はその雰囲気はまだまだ無い。


最後の1日は、「ハンガリーのヴェルサイユ」こと「エステルハージ宮殿」を訪ねる予定だ。


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9:00 宿を発つ(が、荷物だけ預けておく)。


バス停に行く。次の便まで少々時間がある。

最後の教会になるだろう。山羊教会を再び訪ねる。


10:00 バスが出発。

行き先はFertőd412Ft(=206円)

運転手に、「Fertőd」と言い、そこで降りる意思を伝える。

もっと明確に、「Fertődに着いたら教えてください」と言いたいが、そこまでの能力がないのだ。


バスはのどかな田舎道を走る。


50分で到着するとガイドブックにかいてある。

その頃合に、地元の人が乗ってきて、運転手とお喋りを始めた。

もしや、と「Fertőd?」と尋ねると、運転手は思い出したかのように「そうだ」と返答。


危ない!乗り過ごす所だった。



Esterhazy1 バス停から少々歩くと、宮殿は見えてきた。


Esterházy kastély (エステルハージ宮殿)


1720年、エステルハージ伯爵が建てる。


18世紀、エステルハージ家は栄華を極め、

「ハプスブルグが供するものは、エステルハージも供する」

と豪語した。

その宮殿の豪華さには、マリア・テレジアも驚嘆したという。



Esterhazy2 エステルハージには、音楽家ハイドンが仕えた。

他に、音楽家リストの父も仕えていた。


私、音楽には疎いので実感は難しいのだが、

かつての華やかな宮廷文化の残り香がする。


伯爵家は、その後、衰退し、

宮殿は、大戦後、軍の駐屯地になったりして廃墟となる。


現在も、まだまだ修復が続いている。



(続く)