桜は散って、新緑へのカウントダウンに突入しています。春が絶賛進行中です。
この時期が一年で最も心地良くて、尚且つめちゃくちゃポジティブなんじゃないかと大人になってから気付きましたね。
若い時は「別れ」と「出会い」で気忙しく、季節の移り変わり、なかでもグラデーションなこの時期にそんな繊細な事柄に気付くはずもなかったです。
歳を重ねると感動が減るかと思いきや、そこにずっとあった感動にふと気付くことがあるんですね。捨てたもんじゃないです。
まあ、そんなミスチルの歌詞みたいな感慨はいいとして、この陽気に背中を押されて、普段あまりしない「猫を散歩に連れて行ってみる」ということをしてみました。
アルは終始ビクビク。膝の上から降りようともしませんでした。
後ろ姿はいっちょまえ。余裕すら感じますが、心拍数は上がっております。ということで、数分で帰宅。
ようやく落ち着いて、のんびりしてました。
春の陽気に誘われてイレギュラーな散歩などをキメてみましたが、いっぺんに連れて行かずに交互に連れ出すのは一苦労だし、ゆっくりすればするほど鬼のように時間が過ぎていきます。
こんなの人生の終着点が見えていないと過ごせない時間の速度だなと実感しました。これで懲りたワケじゃありません、むしろその逆で「なにも考えなくていい無為で非生産的で穏やかな日」の過ごし方を発見できました。
彼らとの限りある時間を、今までやってもみなかった色んなかたちで感じて行こうと思います。次はペット同伴の旅館だな!
ああ、なるほどな。これ人生終わったか?