こんにちは
ようやく、21日詣り の入り口にたどり着いた!という感で、
いそいそと産土神社詣りに行ってまいりました。

<横浜市神奈川区・須崎大神神社>
この辺りは、神奈川宿の中心で、
古い寺社も多く、幕府の命により外国の領事館として使われていたお寺も多かったそうです。
坂本龍馬亡き後に「おりょうさん」が働いていたという店が今も残っていて、
そのお店の目の前まで海だった、つまり現在の横浜駅周辺は、おりょうさんが働いていたころには海の中だったそうです。
おりょうさんは、英語も堪能で外国の領事にとても可愛がられて居たようですが、
最後まで坂本龍馬の妻だったことに誇りを持っていたといいます。
街中には、ちょっとした歴史の解説付きの案内看板もあります。
横浜駅からも歩ける距離なので、改めて散歩がてら来てみようかな、などと思いながら
神奈川駅からほんの3分程度宮前商店街を歩くと目当ての須崎大神神社の鳥居がありました![]()
鳥居の先に須崎大神神社の屋根が見えてきた時、ちょっとドキドキしました。
しかし![]()
何と、如何にも由緒ありそうな佇まいの本堂は扉が閉まっておりました![]()
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「お昼過ぎたばかりだけど・・・まさか、お昼休憩に一々お堂を占めてるだけ、なんてことは・・・
」
と思いつつ脇にある社務所を見ると、
社務所も内側のカーテン代わりのシャッターが下りていました![]()
でも、近ついてみると、シャッターの隙間から明かりが漏れていて
ふと見ると、ガラスに「御用の方はこちらの呼び鈴を押してください」という張り紙があり、
矢印は社務所の玄関を指していました。
「このまま立ち去るのも・・・」と思い、恐る恐る呼び鈴を押してみました。
すると中から、「誰だ~~~あ?!」と年配と思しき大きな声が![]()
そこで思い切って、「初めてお詣りによらせて頂いた者ですが」と声を掛けました。
「駄目だよ~~~
そんなの![]()
」
「やっぱり
完全に閉めちゃってるんだからそれはダメよね
」とは思いましたが、
そこは、ドアツードアの営業で慣れていて「駄目だよ!」で怯む私ではないので![]()
「あの~、出直しますので、いつ伺えばお詣りさせて頂けるか教えて頂けませんでしょうか?」ともう一押し![]()
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すると、「全く~~~~う」と言いながらシャッターを開けてくれたのは
なんと御年88歳(と聞き取れた)という、普段着のままの宮司様でした![]()
何と、800年という歴史のある神社でした
(無知もほどほどに・・・、ですよね(◎_◎;))
宮司様によれば、趣のあるお堂は
「今じゃこれだけの材料が集められないので、いくらお金を掛けても建てられないよ!」ということです。
お耳が若干遠いので、ぶっきらぼうにがなるような声を出されていたのだ、ということも解りました。
(悪いのは、突撃を掛けた私の方です。ごめんなさい🙇)
その後、シャッターをあげてくださった後は想いの他、御機嫌芳しく、元気なのなんの・・・![]()
何度も「え
今、なんと
」と聞き返されながらも、20分間位、お話して下さった内容は、以下の通りです。
私のように、神社のことを良く知らない方もいらっしゃると思うので、
参考になれば嬉しいです![]()
◆産土神さまに拘らず、現住所の氏神様に行けばよいこと。
「引っ越すたびに新住所の氏神様には必ずご挨拶に行きなさいよ。守ってくださるから。」とのことです![]()
◆神社が扉を開けて、一般の参拝が可能なのは、毎月1日と15日だということ。
「全国的にそういう決まりなの!!昔は常に開けていたけど最近は、盗難もあって物騒だから!」とのことです。![]()
「だから、氏神様神社が解っているなら、そちらに15日に行っておいで!ウチはお祭りの時にでもくればいいよ!」と。
◆「歴史のある神社の場合、お祭りの時は新聞のローカル番に記事が載るよ」とのこと。
因みに、須崎大神神社の祭礼は6月にあり、目の前の宮前商店街沿いには150件以上もの屋台が並び、
参拝客も横浜駅から長~い行列が出来るほどにぎやかなのだとか。![]()
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そして、「折角ここまで来たんだし~、600円持ってるかい?」と聞かれたので、
「ありますけど???」と答えながら、財布をガサゴソして小銭をだそうとしていると
私の財布は、厚みのないものなので小銭を出すのにもたもたしているのを見かねたように
「コレ
いいから、ちょっと財布をこっちに寄越してみなさい
」と、
自ら、お守りを「あれ?これじゃダメだな・・・こうならどうだ??」などと
四苦八苦しながら私の財布に入れて下さり、
「よし!これでいい・・・このお守りを入れたまま毎日必ず持ち歩いてないとダメだよ![]()
お守りをぶら下げたりする人がいるけど、あれはダメだ~![]()
財布のなかに入れて持ち歩くのが一番
毎日持って歩くとホントにいいことがあるんだから
」と、
カラカラ笑いながら教えてくださったのでした![]()
そして、私が差し出して社務所のカウンターの上に置いておいた100円玉と500円玉のうち
100円玉をツっとつまんで、私の手にキュッキュッと握らせ、
「いいから、これ!!投げて拝んでいきなさい!ちゃんと賽銭箱に入るように投げるんだよ!」
始めに「誰だ~~~あ
に始まり
「駄目だよ~~~
そんなの
」という大きな声を聞いたときは、
作法も知らない無知な私としては、ちょっと怖くて![]()
思わず「もはやこれまで!」と思いましたが、
お休みのところ、社務所のガラス戸を全開で、冷たい風に晒されながら
声とは裏腹に(失礼
)
怒ってるどころか優しく、
いろいろと話して下さった宮司様のご対応に、
心がほっと温かくなり
嬉しいひと時になりました。
本当に「有り難い!」ことだと想いました。
宮司様に6月のお祭りには参拝に詣ります、とお約束して御礼を言い、
教えて頂いた通りにお賽銭を投げて
無事に産土神様へのご挨拶を済ませることが出来ました。
折角、21日詣りをするのであれば、
チャンスがあれば氏神神社でも宮司様とお話してみたいな、と思いながら
温かい気持ちで包まれながら帰途に付きました。
物事には必ずプラスとマイナスの両面があると言いますが、
「余りにも無知なので、非礼を叱られるかも?」という不安の裏返し、というには
あまりにも大きく、暖かい想いがしみじみと拡がった産土神神社詣りでした。
あなたも、
産土神神社詣りをするのであれば、
折角なので宮司様とお話をする機会も持てると良いですね。
最後まで読んで頂き有難うございました。