火中の栗

会いたくない相手がそこにはいる。

でも、会いたい相手もいる。

会いたい人に会うためには会いたくない人と時間を共にしなければならない。

たとえ短い時間でも会いたい人と会えるなら、会いたくない人と時間も過ごそう。

たとえ火の中、水の中。

オレがずっとやってきたこと。

少しのことでも幸せには貪欲に。

なりふりかまっていられない。

虚無

あれから初めての夜勤。
いつもこの休憩のとき想ってた人を想うことをしなくなった。
それが今は違和感を覚えてる。
だが、それもすぐに普通になるのだろう。

虚しさが心を覆い尽くす。
満たされるときはくるのか。
この休憩時に幸せを感じられるときはくるのか。
こないだろう。
来てほしいが。

焦燥

いろんなことがうまくいかない。

正直、焦ってる。

とにかく変化を求めてる。

変えなきゃ前に進めない。

だから焦ってる。

でも、状況は焦りを嘲笑うかのように、思惑通りに行かず足止めされてる。

何かひとつでもうまく行ってくれれば。

何でもいい。

心も生活も楽にならない。

助かるのかオレは。