本日は旧暦八月十八日。

 居待月です。「居」とは「畳の上に居る=坐っている」の意味です。立って待つには月の出が遅く、坐って出るのを待つことから、居待月といいます。

 

 月見の宴もはや六日目。

 

 そろそろ、お酒に飽きてきました?(笑)

 

 そうそう、居待は18歳のことも意味するそうで、「はや稲舟の年の程は、立ち待ち居待も過ぎたれども(柳亭種彦著『田舎源氏』文政十二~十三年刊行)」と使われています。

 今宵は十七夜(たちまち)。待宵月(十四夜)に対して立待月(十七夜)と言います。
 この言葉は「忽ち」の語源になったと言われ「立って待つ間に上ってくる月」という意味です。

 昨夜は残念ながら月を見てる暇がありませんでしたが、今宵は立待月を眺めることができそうですね♪

 本日は旧暦八月十六日。

 別名は「既望」といいます。

 日本では十六夜(いざよい)と呼んで、中秋の名月とならんで月見をする日です。

 十五夜が望月(もちづき)ですので、既に過ぎている望月という意味で「既望」といいます。


 いざよいは「ためらう」という意味の「いざよう」の連用形が名詞化した言葉です。
 陰暦十六日の月は十五夜の満月に比べて、月の出がやや遅いことから、まるで月が出てくるのをためらっているように見立てたものと言われています。


 十三夜からはじまった月見の宴は既に四日目。

 町方では十四夜・十五夜・十六夜の三日間が一般的だったとか。

 今では月見の宴もあまり開かれていませんが、ゆったりと心を落ち着けて、酒盃をかわしたいものですね。

 今日は中秋。
 十五夜です♪

 旧暦八月十五日の月のことを「中秋の名月」といいます。
 時折「仲秋の名月」なんて表記を見ますが、これは間違いですので気を付けましょう♪^^

 中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされるそうですから、今日は無月か雨月として、月見を愉しまれると良いのではないでしょうか?^^

 名月には後の名月(名残の名月)とする九月十三夜、三の名月とされる十月十夜もあります。
 しばらくは月に因んだ御道具が活躍できますね♪

 お団子片手に、引盃で一献……茶会の後に酒宴を開くのもまた一興でしょうか^^
 
 月のお軸といえば「清風拂明月」「明月拂清風」でしょうか。「掬水月在手」もいいのですが、個人的にこれはとっておきたいなぁ~という感じです。なので「秋月揚明輝」とかいいかな?と思います。「雲外月光漏」というのもこないだ見かけていいな~と思いました。

 本日は旧暦八月十四日、甲辰年癸酉月癸未日。

 仲秋の名月の一つである「待宵」です。
 幾(ほとん)ど望月という意味で「幾望」ともいいます。

 翌日の十五夜の月を待つ宵の意味で、小望月とも言います。月見は十三夜からはじまりますが、特別に名前がついているのは十四夜からで、平家物語の巻第五に「待宵の小侍従という女房も……」という文も見えます。


 特に何がある訳でもありませんが、昨日から始まった月見の宴は、二十日の二十夜まで続きます。

 日本人宴会大好きだったんですねぇ(笑)

 名月の御軸は明日「中秋の名月」に譲ります。