水屋完成を前に、noteで4000円ちょっとのアマギフを貰ったので、掻器を購入。
掻器【かいげ】

 広く浅めの曲げの合に角の柄がついた、赤杉の柾の柄杓で、綴目は十一、柄は差通しになっています。


掻器だけでは困りますので、ヤフショで水漉も購入。
水漉【みずこし】

 掻器と同寸で、綴目が七つ。檜の曲で底のないもので、合の外側に五分幅の曲の輪が嵌るようになっていて、底に晒布や麻布を張り、外の輪を嵌めて用います。掻器で汲んだ水を通して塵埃などを取って漉し、水指や釜などに注ぎ入れます。



 水屋で用いる柄杓はこの二つ。水屋甕に溜めた水を汲むのが「掻器(かいげ)」。その水を濾過するのが「水漉(みずこし)」です。

 水屋の左右についた皮釘に掛けて置きますが、流派によって場所が違います。また、半巾水屋でも違うことがあります。

 当流では一間水屋では、水漉が左、掻器が右。半巾水屋では逆にします……と教わりましたが、どうやらどっちでもいいようです(笑)

 十三詣りは旧暦三月十三日に数え十三歳で寺社に詣でる京都の子供のお祝いです。
 
 十三歳は厄年にあたり、半元服でもあり、大人の仲間入りをすることから、初めて本裁ちの晴れ着を着ます。このとき必ず肩上げをして、着付けます。事あるごとにこの着物を着せて自然に立居振舞を身につけさせるはじめとします。
 
 また、半紙に自分が大切にしている一字を毛筆でしたため供え、ご祈祷を受けて、お守り・お供物を頂いて帰り親に感謝を述べて、お守りを身につけるのだとか。
 
 なお、参詣の帰路、本堂を出たあと、後ろを振り返るとせっかく授かった智恵を返さなければならないという伝承があって、狭い長い石段を降リ切った鳥居をくぐるまでは、または渡月橋を渡り終わるまでは周囲の誘いにも動じず後ろを振り向かないで貫き通す習俗があるそうです。黄泉の国の話のようで面白いです。
 
 主に関西の風習ですが、着物を大人のものにする機会であるため、現在は他の地域にも広まっているそうです。

 

こちら淡々斎(無限斎)好の大内棚
 
こちら即中斎好の大内棚
 

 大内棚は、貞明皇太后の大宮御所での献茶の際に用いられたもので、大内桐を透したところからこの名が付けられているそうです。

 

 淡々斎好は檜地紅溜塗の二重棚で、客付は上に桐で下が菊、勝手付が上が菊で下が桐の透しのある横板が付いた小棚です。

 

 即中斎好は溜塗の二重棚で、上が違い菊、下が桐の透かしのある横板が付いた小棚です。

 

 貞明皇太后は、秋泉亭(官休庵の三代木津宗詮氏設計)にて茶の湯に親しまれ、昭和五年に造営された同亭にて三千家の献茶を受けておいでです。

 

 同棚はその際の棚で、表千家と裏千家で意匠違いで好んでいるのが面白いです。裏千家では他に溜精棚もお気に召したそうです。

 

 明治以降の表千家と裏千家で「新しい棚が同じ名前で出ている」のは非常に珍しいことなのですが、即中斎好はあまり知られておらず、表千家の方でも知らない方が多かったですね。

 

 私も大内棚といえば裏千家の思い込みがあったので、これを機に意匠の違いをしっかりと叩き込んで置きます。

 

 

 

 内装もほぼ終わり、月桑庵再始動に向けて、頑張らなければいけないことは【弟子の獲得】です。

 

 ずっと続けているブログではありますが、正直、「お茶会へ行こう」「お茶事へ行こう」「茶会」の集客にはなっていても、お弟子さんの獲得には繋がっていないように思っています。

 

 茶友曰く「曲斎さんのブログはお茶を習って十年以上経った人とかが疑問に思って調べることが書いてあるブログだから」とのこと。

 

 つまり、未経験者のフックになりそうなことが書いてないってことなんですね。

 

 といっても、毎日ブログを書いていると、そうした未経験者に向けて書く内容はとっくに書き終えてしまっていて、新たに書くことって特にないんですよね。

 

 

 

 

 ほらね(笑)

 

 私のいいたいことなどは既に記事にしてあるので、繰り返し書くのはやはり二十四節気などの「こよみ」の話です(あれは再掲しているだけですけどね)。

 

 先生のたしかさというのは、「茶歴」に表れてますし(正直茶歴が浅い先生に付くメリットはほぼないです)、年齢が高いからと言って茶歴が長いわけでもないですし。

 

 私より年上でも、大体私より茶歴短いです。なのに私より偉そうにする人が多いのも面白いですが。

 

 ちなみに「道」とつく世界ははどんなに年上でも後から入ったほうが後輩で、社会的身分が高かろうが、茶道の世界では先輩に対して敬語が当たり前です。

 

 まぁ、私の茶歴がバグみたいなものなので、あまり気にはしていませんが<私は(53歳で茶歴45年というのは異様らしい<知人には茶歴=年齢って人がいるけどw)

 

 今年54歳になるから茶歴も46年になるんですね。あと四年で茶道半世紀か……。

 

 師匠が元気な内に、稽古場の改装したかったですね。

 

 きっと喜んでくださたっと思うんですよ。外出は難しい(老健に入っているので)ですから、写真でも送りますかねぇ~。

 月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。
 
■月桑庵の特徴
点前偏重はしない
 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。
 主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。
 
 点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。
 
 慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪
 
 月桑庵はそういうところを大事にしています。
 多くの教室は、免状や許状などをとることを主眼にしていますが、月桑庵はそういう点を重視しません(急がれる方は特訓しますけど)。しかし、自分で恥を掻いて覚えるものよ!という言い方もしません。
 
 

先生の点前が毎月見られる
 そして、毎月「お茶会へ行こう」を開いておりますので、私の点前を見ることができます。
 普通の教室ではだいたい年に1~2回見せていただければ多い方などという話を聞きますが、下手をすると、先生の点前など見せてもらえないなんてお教室の方が多いらしいです。
 
 ですが、月桑庵では毎月薄茶と濃茶の点前を私がさせていただいております。
 自分と何が違うのか、よーく見ていてください。
 
 

お茶の雑学が学べる
 私がいろんな流派に関心があって、歴史が好きで、道具の由来が大好きなので、いろんなお話をいたします。道具組みのお話もいっぱいいたしますよ。



 ④リモート稽古導入

 遠隔地にいるお弟子さんには、リモート稽古も可能です。お道具は用意していただく必要がありますが、遠くて月に2回通えない!という方でも稽古が出来るようになりました。最低年1回は実地稽古を受けていただきます。

 

 


 
■都流って?

 当流は「表千家都流茶道」が正式な名前です。
 でも、表千家と名乗りながらも、表千家さんからの分流ではありません。
 家元先生は「荒木宗仙」とおっしゃいまして、信長に叛旗を翻した戦国武将として有名な「荒木村重」の子孫にあたります。直系ではないそうですが(荒木村重の三男の家系のようです)、家伝として茶道が伝わってきたとか(お寺に)。

 荒木村重は、信長に仕えていたころから「数寄者」でありましたが、信長の死後、大阪に戻って利休に師事して千家の茶を学びました。利休十哲にも数えられるほどの数寄者でした。茶名は「道薫」といいます。

 大正時代になって、『広く大衆に弘めたい』と発起され、上京し、流派を興したそうです。



■稽古日
 土曜日教室/内田宗地
  第二土曜日、第三土曜日、第四土曜日
  第一日曜日、第二日曜日、第三日曜日、第四日曜日

  祝日から2回
  お茶会へ行こう・お茶事へ行こうの日はお稽古なし

  お茶会へ行こうの前日は準備を手伝う人だけ稽古あり

  お茶事へ行こうの前日は稽古なし

 その他平日・祝日についてはご相談ください。
 

■料金
 月謝制
 入会金/一カ月
 7,000円+

「お茶会へ行こう」または「お茶事へ行こう」の参加費は別途頂きます。

・その他
 水屋料 1000円/回または2000円/月

 ※水屋料は奥伝以上より頂きます。

 ※水屋料とは道具の片付け方やメンテナンス方法の教授と水屋道具、消耗品の使用料です。


 薪料   2000円/都度

 ※薪料は炭点前をするときだけです。


 中元・歳暮 年二回(1ヵ月分の月謝と同額)
 初釜   別途
 流茶会(年一回) 別途
 教授会(年一回) 別途

 点前料 7000円(お茶会の際に点前をする際にいただきます)
 ※演奏会などのエントリーフィーみたいなものです。

 ※学生は割引があります。




■内容
 点前は、三千家と似ているようで違い、武家茶とも異なる茶道は、古流に近い流れを持ちます。丁度、古流から利休を経たのち、古田織部が武家茶を確立させる前の手であることが解ります(荒木道薫は利休十哲の一人。直伝されているとされます)。

 特徴としては、裏千家と同じようなふっくらとした泡立ちの薄茶と、棚物に飾り残しをしないこと、宗旦以後の棚物については使ってもいいことになっていますが、原則として邪道とすることです(邪道とは数寄であって本道ではないということです)。

 月桑茶道教室は内田宗靜(母)と内田宗地(私・男)の二人で教えております。男の点前と女の点前とが教われます。

 茶道を習われる方には着付けを無料でお教えします。

お問い合わせ先
03-3554-4345(自宅)
darkpent■gmail.com(■を@に替えて送信してください)