毎日暑いですね。

 

 今日も34℃だそうで、勘弁してほしいですが、テレビなんかで「温暖化が~」といってるのを信じてしまうと、今が大きく見たら氷河期へ向かっていることを忘れそうです。

 

 さて、偏西風の蛇行が欧州でも異常高温を呼んで山火事になっているそうですが、何処もかしこも「暑」いですね。

 

 ではこの「暑」という漢字はどういう成り立ちをしているかといいますと……

 

 「日」+「者」で成り立っています。

 

 下の「者」は「煮」の原字であり、「者」が昔は煮るの意味だったのが、「もの」の意味を与えられるとさらに火を付けて「煮」とういう字が生まれたそうです。

 

 この「者」は「台の上にしばを集め積んで火をたく」という象形文字で、太陽の象形である「日」とあわせて「太陽がものを煮るほどあつい」という意味になったそうで、そりゃ「あつい」わ。

 

 

 こうした漢字の話はあんまり人気ないんですが、私は大好きなんですよね。

 

 名は体を表すというのが漢字のいいところ。音だけではわからないのに目で見るとぱっと分かるのが素晴らしいです。

 

 とくに小説で、特殊な用語を出すときでも漢字のルビとして登場させると「読者が漢字から意味を感じ取ってくれる」んですよ。

 

 ほんと漢字って便利です。

 小説を書いていて、一番感じるのは「設定の連動性・連結性」です。

 

 茶道においてこの連動性・連結性があるのか?というと、道具組みの物語がそうです。

 

 複数の道具をひとかたまりにして意味を持たせたり、いくつかの道具を同じ物語で別の角度から見立ててみたり、そうした連動性・連結性があってこそ「まとまりのある物語」という認識をされると思います。

 

 こうした物語の中で、何が一番下手(げて)かというと、「即物的な視覚情報」だったりします。

 

 つまり、そのものズバリが「描かれている」というものです。

 

 それが駄目ということではなく、それをどううまく使うのか?ということが問われるので、実はかえって難しくなってしまうのです。

 

 端午の節供に遠山の茶盌を富士に見立てて使えば、不二写しの茶盌を添えて、鳳凰(不死鳥)風炉を使いたくなるものです。

 

 こうしたつながりこそが御馳走であり、その道具を何故使ったか?を自分なりにでもいいので説明できることが大事になってくるのですね。

 

 一番悲しいのは「定番」とか「◯◯宗匠がこうされていたので」というのが一番悲しい。

 

 「◯◯宗匠がこうされていたので真似したのですが◯◯ということなんでしょうか」の方が、大分いいとおもうんですけどねぇ。

 

 あなたはどう思われますか?

 

 まず「盛夏」という言葉が目につきます。
 

 盛夏とは「初夏」「盛夏」「晩夏」の三夏のことであり、新暦だと6月のことを指すんですね。旧暦五月のことで、梅雨の時期に当たります。

 

 つまり、ここでいう盛夏は意味がおかしい。これは盛夏ではなく残暑でなければならないんですよ。もしくは「猛暑」。

 

 

 旧暦五月は、新暦6月後半から新暦7月前半が普通です(年によって前後する)。今年は7月13日が五月晦日(廿九日)でしたので、まぁ、標準でしょうか。

 

 なので夏ではなく、朝夕が涼しくなり始めることを以て「涼」を強調し演出するのですね。

 

 晩夏である暑中においては、もっと直接的な氷をモチーフにする。だから氷の節供があり、水無月(旧暦六月の意味)を食べるのです。

 

 こうしてみれば、いつも「旧暦のスゝメ」と言っている意味が分かっていただけると思います。

 

 現代人は間違って言葉を使いすぎです。

 

 話を戻しまして、桔梗は朝貌が桔梗のことであるとされての秋の七草なんですが、実は花はもっと早い6月頃から咲く花です。早い時期の桔梗は五月雨桔梗と呼ぶように梅雨の時期の花なのです。花期は7月~9月。


 女郎花の花期は8~10月。ちょうど秋の花であることが分かります。

 

 木槿は宗旦以後の千家流のみの花ですので、除外。

 

 あとは釣舟草、溝隠なんかもありますね。酔芙蓉などもこの時期です。

 本日は旧暦六月十日、二十四節気の第十二「大暑」です。

 一年の中で最も暑い時期です。気温が上がることもありますが、湿度が高く、寝苦しい日が多いのが特徴です。ちなみに気温だけでいうと、秋の方が高かったりしますが、秋になると湿度が下がるので涼しく感じることが多くなるんですね♪

 我が家では打ち水はずっとやっていますが、特に今頃は日がな一日打ち水したくなりますよね(笑)

 『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されていて、やはり暑さの代名詞になっています。

 暑中見舞いは大暑に入ってから送るものとされますが、暑中見舞いを出しそびれたら処暑までに残暑見舞いを送るものとされています♪
 これは立春を過ぎてから送る「余寒見舞い」と同じですね☆彡

 着物としては、麻が大活躍!

 五つ紋で第一正装にもなる白麻から、一つ紋で略礼装になる無地の麻や小千谷縮も礼装で大活躍ですね♪

 茶道具では、釣瓶水指や氷点前や洗い茶巾、穂出し茶筌(平茶盌)、裏千家さんでは葉蓋の点前、表千家さんでは真夏の筒茶盌など、各流派が工夫を凝らして涼を添える時期でもあります。

 また、義山(ギヤマン)の道具もよく見かける時期でもあります♪ 私も師匠から母がいただいた水指使いましょうか!★彡

 この時期の掛軸としては「心月水月涼」とか「涼風入草堂」、「清風在竹林」など涼しさを演出できるものがいいですね。瀧などもいいとされています♪

 碧夢庵は窓がありません。

 

 これは、意図的なものです。

 

 本来は採光がありますが、現代の都会では、窓があると外界からの音がダイレクトに入りすぎるきらいがあり、予算の都合もあったので、それなら!と窓を無くしました。

 

 構想的には、大きな丸窓に半円の障子をつけるというものはあったのですが、費用が莫迦高いので、やめました(笑)

 

 

 LEDの照明に切り替え、薄暗くできるようになりましたし、天井を網代風にしたことで、圧迫感もない作りになっています(もともと高めの天井ですし)。

 

 

 あとはお弟子さんを募ることと、常連さんを増やすのが大事!

 

 どうやって増やしたらいいですかねぇ~。

 

 次回は「お茶事へ行こう」になりまして、8/30(日)です。

 七夕は大分過ぎてしまっているのですが、七夕の設えにさせていただこうと思ってますよ!