本日は旧暦十二月廿一日。甲辰丙子己丑。二十四節気最後の節気です。


 大寒は、一年で最も寒い時期になります。
 寒稽古や寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期でもあります。

 『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とされ、節分までのこの期間は一年で最も寒くなります。

 茶道では、暁の茶事の時期で、厳寒の朝の夜明けを愉しむという趣向を行う頃でもあります。大晦日と元日にかけて行う「年越の茶事」の前触れともいう茶事ですね♪(暁の茶事は2月ごろまで行います)

 また、小寒から大寒にかけての寒中は、筒茶盌で暖かい抹茶で体を温めるのが趣向の一つでもあります。

 この時期の御軸としては、旧暦の歳末ですので「寒儘不知年」「寒松一色千年別」「歳月不待人」などがこの時期のものとして相応しいかと存じます。

 今年の大晦日は1月28日。節分や立春の前に新年を迎えます。つまり「迎春」になりますね♫

 

 

_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/


「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」
 

_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/
 

 お茶事に抱くイメージってどんなものがありますか?
 

 お茶事ってどんなもの?
 

 茶道ってどんなことしてるの?
 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 

 茶道の醍醐味といえば「茶事」。
 

 茶事というのは、まず懐石があり、お酒があり、そして最後に濃茶と薄茶をいただくというもの。
 

 そう、本来のお茶とは食事とお酒とお茶がセットになったもてなしのことなんです。
 

 月桑庵の「お茶事へ行こう」は、本格的なお茶事とは違い、炭点前がありません。あくまでお稽古です。
 

 懐石に慣れることを目的としておりますので、少々ゆっくり目に時間を取らせていただいております。
 

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。
 

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。
 

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 2月16日は旧暦正月十九日。お節料理を召し上がり、新年を寿ぎましょう!

 

 濃茶 
 薄茶 
 

 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
■日時
 令和7年2月16日(日)
 懐石:12:00~14:00
 八寸:14:00~15:00
 濃茶:15:30~16:30
 薄茶:17:00~18:00


 開始15分前までにお越しください。
 

 時間はあくまで目安です(席が分かれていて途中参加できるわけではございません)。また、予定時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 

 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。お凌ぎがございます。

 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。

 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 

大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 

■会費
 9000円(懐石・八寸・濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 

■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する

応募期間終了後は

darkpent@gmail.com

まで


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 ネットで色々調べていたのですが、ひょんなことから目についたのが、これです。

 

 裏千家では『風興集(淡々斎著)』における「茶道を学ばんとする人の心得」の中で、茶道に入らんとする人の心得を 

 

・準備知識が必要である 

・茶は渇を医するに止る 

・茶道は決して単なる娯楽ではない

・礼儀を正しくする 

・茶の道は心に伝え目に伝え耳に伝えて一筆もなし(利休百首) 

 

とする

 

 と書いてありました。

 

 ここで前々から感じていた「門人と呼ばれるのが基本的に家元直属の人である」ことや「市井の先生の門人は社中と呼ばれる」という違いにモヤモヤしていたものが晴れた気がしました。

 

 仏門・仏道に入ると受戒して、俗名を捨てます。これと同じように茶道でも門人となるのも実は茶名を得ることから始まるとしたらどうでしょう?

 

 宝塚歌劇団に通うために、演技のいろはや声楽の技術・音楽や舞台の知識などの予備知識を身につけるのは独学よりも元宝塚にいた方の私塾に通うほうが早い訳ですが、これが茶道教室にあたると考えられる訳です。

 

 何も知らない人が、いきなり家元の門人になることができるはずもなく、そこに至るための予備知識を教える場所が市井の茶道教室である……と考えれば、今までのもやもやが綺麗に剥がれていく訳です。

 

 表千家さんなどで「十年経たないと習ってるとはいえない」というのは実は「十年経てば茶名を貰っているのが普通」ということなのではないかと。

 

 稽古は市井の茶道教室でも稽古をしていますが、それは予備知識を得る過程での稽古であり、家元の門人となって「茶道を習っている」といえるようになるまでの「練習」とでもいいましょうか。

 

 門人がプロ野球選手なら、市井の茶道家に習っている人は社会人野球クラスということですかね。

 

 自分で例えていてわかりやすくなってきました。

 

 門人(直門)になることが如何に狭き門であるか。

 

 私ももっと精進せねばなりませんね!

 

 これはあくまで「そうではないか?」という例え話であって、そうであるという断定の話ではありませんので、ご注意ください。


購入元:ヤフオク
購入額:🌟⭐★★

 こちらは蒲池窯でつくられた眉風炉。本物の土風炉(燻土風炉)です。

 敢えて「本物の」と言うということは偽物があるの?と思われるかもしれませんが、偽物ではなく、廉価版の普及品があります。

 真塗の漆土風炉です。

 土風炉というのは、土器で作られた素焼きの風炉を窯の中で燻して芯まで黒くなったところで表面を磨いて作ります。

 燻土風炉は表面が欠けても白い陶土が出ることなく、黒いままであることが特徴です。

 この技法を一部用いたものが「雲華」や「繧繝」と呼ばれる白肌に黒の模様のある土器になります。

 私は前々から「茶人たる者、一つは本物の土風炉を持つべき」と考え、「買い替えたい!」と願って来ましたが、ようやく燻土風炉を入手できました!

 さらに茶の湯に邁進していきたいと思います!

 建水に名物はあまりないのですが、珠光所持の建水に名物があります。

 

 それが「甕蓋」です。

 

https://www.etchuya.com/sumidogu_haiki_nanban_kamenohuta.html

 

 これは南蛮甕の蓋を転用した建水で、大きいものは水指に、小ぶりのものは建水に用いられたそうです。

 

 甕蓋とは、東南アジアで道々に、旅をする人や僧侶がいつでも渇きを癒せるようにと、置かれる水甕の蓋に用いられていました。大きな水甕には常に新鮮な水が溜められています。この皿状の素焼の陶器を上に向けて、その上に竹を切っただけの水呑を添えて、木陰に置いたのだとか。

 

 これは「功徳の心」を表す行為だそうで、仏教国ならではですね。

 

 珠光が目指した侘数寄では「侘唐物」とでもいうべきものが多数現われます。その一つが島物です。

 

 南蛮は「島物」ですので、唐物の一種ということになります。


 南蛮は古く琉球王国に、中国南部を中心に暹羅(シャム)・安南(ベトナム)などから渡来した焼き締め陶器です。
 

 備前、信楽、伊賀など日本の焼締め陶器とは異なった独特の風合いがあり、その素朴な味わいが侘びや、おももきがあるとされ、茶人に珍重され愛用されていました。
 

 正式な区分があるわけではなく、土にも精粗さまざまあり、発色も黒褐、淡紅など多岐にわたります。釉薬を使用しない焼締陶器である事だけが共通点になります。

 南蛮には

 

・ハンネラ

・縄簾

・横縄

・甕蓋

・柿渋(器の内側に柿渋を掛けたもの)

 

 などがあり、呂宋の壺なども含まれます。

 

 この内、ハンネラや甕蓋は粒子がきめ細かく、サラッとした土で、塗物にも載せることができる珍しい焼締めです(備前と同じ扱い)。

 

 焼締めというと、「塗棚には使えない」と盲目的に考えてしまうのですが、ハゼ(爆ぜ)のない土を使っているということでは備前やハンネラ(南蛮の多くの土も)は施釉陶器と変わりません。

 

 信楽や丹波のように小石を含んで蛙目が喜ばれるような陶器とは別種になるのです。

 

 ということで、笈棚の建水は甕蓋建水を探すことにします。

 

 23.5cm以下で、高さ6.5cm以下の甕蓋建水。

 

 作ってもらうしかないですかね?