如月の雪にかはりて春冷えて

椿の花の咲くを待ちわぶ

 

 如月(旧暦二月)の(雨が)雪に変わると春だというのに(冬のように)冷えてきます。だからこそ余計に椿の花が咲くのを待ちわびてしまうのです。

 

 という程度の歌ですが、春というのは恋の季節でもあり、恋の歌は季語がなければ春に分類されると知っているとこれを恋の成就を待ちわびる歌にも捉えることができます。

 

 雪というのは、冬の代名詞でありますが、春先、特に春分前には温かい南風が入ってきた翌日の寒気で急に大雪となったりするもので、昨日(3月3日(月曜日))がそうでした。

 

 そんな日には人肌恋しくなるものです。

 

 

NOVELDAYSで連載しているものを「新聞朝刊の連載小説程度の長さに再編集したもの」が分割版です。

 

 1服7500字を1話1500字に5分割し、体裁を整えました。

 

 現在、第廿服まで分冊作業を行い、カクヨムにて予約投稿をしてあります。

 

 月~金の投稿ですので、朝ドラ並ですねw

 

 今週は第一章の附録である「和歌解説(一)」と「人物紹介(一)」のみの投稿です。

 

 来週から第十一服の投稿が始まります。

 

 NOVELDAYS・小説家になろうに投稿したものをそのままにせず、構成や内容を変更していますので、是非お読みいただけると幸いです。

 本日は旧暦二月三日、乙巳年己卯月庚午日です。


 旧暦二月の最初の午の日を「初午(はつうま)」といいます。
 稲荷社のお祭りの日で、初午詣をする参詣者が訪れる雑節です。

 稲荷社の本社である伏見稲荷の御祭神宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が和銅四年二月十一日であり、この日が初午であったことから全国の稲荷社を祀る地域で祭りが行われたそうです。

 蚕や牛・午の祭日とする風習もあり、江戸時代には寺子屋に入門する日ともされたとか。

 二ノ午、三ノ午の風習もあり、二ノ午、三ノ午だけに祭りを行う地方もあるとか。
 
 初午は豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものと言われます。
 
 富山の利賀村では「利賀のはつうま」という子供が藁でできた午の頭をもって家々を廻りり、家に上がり込んで囃子唄に合わせて舞って、お礼にお菓子やみかんなどのご祝儀をもらうという風習があるそうです。なんか関東の十日夜(とうかんや)みたいですね。
 
 奈良県では初午に「旗飴」という習慣があり、子どもたちが近所の家を訪ねて廻り、旗飴をもらうそうですよ。
 
 この他にも初午稲荷といって、稲荷寿司を備える風習もあるそうです。
 
 初午ですから馬にちなんだお軸など如何でしょう? 「人間万事塞翁馬」「雲中木馬吼」「鉢盂裏走馬」などがおすすめです。
 
 茶道具としては、午の干支に因んだ香盒、馬の絵の描かれた茶?や菱馬の水指が用いられますが、私としてのおすすめは「馬上杯」茶?ですね? みなさんのおすすめは何ですか?^^

 

 稲荷と結びつけた宗旦狐の香盒や、軸なども用いられますし、狐面の薯蕷饅頭などもいいですよね♪

 本日は旧暦の二月一日。如月朔日です。

 

 如月は【きさらぎ】と読み、衣更月・着更着・絹更月とも書きます。

 春とはいえ、まだまだ寒く、重ね着をすることからこう呼ばれたと言われています。

 

 如月の別名というと

 

 梅月【うめづき】

 梅が満開になることから。梅見月【うめみづき】とも。

 

 雪消月【ゆきぎえづき】

 雪解月【ゆきげづき】ともいいます。雪が解けはじめ、雪景色が消えることから。

 

 花春【かしゅん】

 春の花々が満開に咲き始めることから。

 

 小草生月【をぐさおひつき】

 ちいさな草々が一斉に芽を出し濃い土色だった大地が淡い緑色に覆われることから。

 

 雁帰月【かりかえづき】

 渡り鳥である雁が暖かくなって北に帰ることから。

 

 木芽月【このめづき】

 木の新芽が出てくることから。

 

 麗月【れいげつ】

 鹿の角が生え変わる直前の美しい姿が見られる時期だから?
 麗の漢字は「丽」が二本の角が揃っていることを示し、鹿の角がきれいに生え揃っていることから「うるわしい」の意味になっていることに由来?

 

 早緑月【さみどりづき】

 木の新芽や草の若葉の色から

 

 初花月【はつはなづき】

 初花とは梅の花のこと。

 

 殷春【いんしゅん】

 殷は「さかん」の意味。盛春と同義。

 

 建卯月【けんうづき】

 「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で卯の方位を向くことから。

 

 いろいろと参考になりそうですね♪

 きたる4月26日(土)・27日(日)に東京護国寺で「都民の茶会」が開かれます♪

 

 今回、板橋区はお休みだそうで、誰も席を持たないのですが、杉並区の小笠原先生(都千家)の手伝いで点前をすることになりました。

 

 茶室は月窓軒とのこと。

 

 お茶券がご入用の方はdarkpent@gmail.comまでご連絡ください。

 

 ご用意できますのは26(土)のお茶券となります。

 

 1枚6,000円です。
 お振込いただきましてからの郵送とさせていただきます。

 

 あと3~4枚ぐらいかと思います。