本日は、旧暦十月廿九日、壬寅辛亥己卯。二十四節気の第二十、小雪です。

 わずかながら雪が降り始めるころ。『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と書かれています。

 陽射しが弱まって、紅葉が散りはじめます。銀杏(いちょう)や柑橘類が黄色く色づくころです。
新暦では御歳暮が近づいてくる時期ですので、お歳暮の準備を済ませる目安にもなりますね(旧暦では寒中に行う)。

 そろそろ人形仕立てを仕舞って、袷を着始めます♪

 このころの御軸として一番ふさわしいのが「紅炉一點雪(紅炉上一點雪とも)」でしょうか。「担雪填井」などもいいでしょうかね。「臘雪連天白」もいいでしょうか^^

 毎年購入している御題茶盌。

 

 今年は母と紛糾しまして、しばらく放置。

 吉村楽入さんのカタログを待ちました。

 

 いくつか楽入さんのカタログにいいものがありましたが、惜しむらくは気に入ったものがどれも「御題ではない」ことでしょうか。

 

 結局、最初のカタログに戻り、墨東清友館の菊池商店さんにお願いいたしました。

 

 先日お付き合いが始まった尾川園さんは今回は御縁がなかったということで。

 

 なんだかんだいって、値段よりも気に入ったものでないとなーというのと、今後は木箱に入っているものを買いたいということがあります。

 

 値段の安いものでもいいのですが、あとから木箱を誂えることを考えれば、五千円の違いは初期投資で出しておいた方がいいと思うわけです。

 

 また、値段の安いものは飽きやすいんですよね。

 

 この辺りの線引が「木箱」と考えています。

 

 少なくとも、最大、主茶盌⇒次茶盌から、連客の茶盌が5つあるわけで、最大七年は毎年使いますからそれぐらいは耐えられるものを買わないと。

 

 やすいのはだいたい一年で飽きますw

 

 皆さんは毎年集めている茶道具ってありますか?

 

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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 12月4日は旧暦十一月十一日。冬至も近いので、仲冬の設えでおもてなしいたします。毎年恒例「栗餡善哉」をお出しします♪

 

 会終了後のおしのぎがございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 
 薄茶 


 定員4名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和4年12月4日(日)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 女性着物の特徴としてある「衣紋抜き」。実はこれ「成人女性の証」なので、本来振袖にはありません(振袖は本来未成年女性=未婚女性の装いですのでね)。

 

 成人女性の髪型に後毛のたぼを大きく作るようになった江戸中期から、徐々に衣紋を抜くようになったのが始まりです。

 

 これは、襟の黒繻子と一緒で、髪の毛に付けた鬢付け油で着物が汚れないようにするためのものでした。

 

 現代でもみなさん、髪の毛にスプレーだのデップだの、つけますよね?

 

 そうしたものが着物につかないようにってことなんですね。

 

 故に「普段着では衣紋をあまり抜かない」ということが言われますが、これも実は「普段着には黒繻子をつけるから」であって(※お洒落着や礼装では黒繻子をつけませんので)、現代のように黒繻子をつけないのであれば、衣紋を抜いた方がいいということになると思われます。


 ここで疑問なのは現代の仕立ては衣紋を抜くように襟ぐりをしてあるということです。これはいつ頃からそうなったのでしょうね?


 普段着は襟ぐり空けずに仕立てるものだと思うのですが。

 

 汚れてもいいよ!襟がぐちゃぐちゃによれてもいいよ!という方は衣紋抜かなくてもいいでしょうけれどw

 

 衣紋、あなたはどう考えますか?

 

 

 

 ふむふむ。

 

 茶道は廃れないコンテンツとしてこの先の未来を生きていかれるか?

 

 

 廃れる廃れない問題は「コンテンツそのものの変容に原因はない」ということなんですね。

 

 茶道を変えようとする人が結構多いんですが(着物も似たような傾向があります)、前から言っているように「敷居が高い」とか言ってる人たちこそが滅ぼす要因なんですよ。

 

 私も色々言う方ではありますが、初心者をいじめても意味がないので、初心者には「それはこうした方がいいですよ」と教えるようにしています。

 

 勿論、茶道の場合は最終的に【自分の師匠に確認する】事が大事で、【家元】ではないんですねw

 

 野球もサッカーも、基本的には同じものがずっと続いていて、形を変えずに(多少ルールは変わっていますが)、続いているのに、なんで茶道だけ形を変えようとする人がいるのか不思議ですw

 

 茶道の歪な形は、誰しもを習わせようとするビジネスモデルにあるのであって、もっと「茶会の間口を広くすればいい」と私は考えます。

 

 連客が連客に注意・指導するのを禁止し、客が客として気楽に来られる場所として茶会(大寄せの)を開けばいいんだと思うのですよ。

 

 習う人は習いたい人だけで良くて、それは、正しいことを受け継いでくれる人だけでいい。勿論そこから新しい点前や道具を生み出すことも必要です。

 

 それとともに、「美味しく点てるコツ」みたいなものを科学的に検証して、普及させていくことも必要かな?と思うのです。

 

 茶道は廃れるオワコンじゃないと私は思っています。

 今までの隆盛が、幻だっただけだとwwwwww


【追記】

 元記事が何処かに行ってしまったのですが、「とある雑誌の編集が、その専門に不勉強で関心もなく、専門的な記事よりも一般的な記事が大事!と主張して、やったら雑誌の売上が落ちた。誰が金を出しているのか?を見誤った結果である」というような内容のTweetを見ました。


 これは茶道だけでなく、新しい参入者へのアプローチは大事ですが、そこに重心を置いてはいけないという教訓的な記事でした。


 間口を広げるのは何のためか?ということをきちんと理解していないと起こる現象なんですね、これ。


 つまり、茶道に置き換えると【目的】は「正しく次の世代に伝えること」です。そのための【手段】として「人を集める」んですよね。なのに、「人をたくさん集めたい」「多くの人に知ってもらうには……」と考えていって、「元々の形を変容させてしまうことを思いつく」という状態になっている人たちというのは、結局【手段を目的化した勘違いさん】か【金儲けしか頭にない人】たちです。


 私がいつも弾劾するのは、これが所謂「初心者を惑わすことになっている」からです。


 勉強料だという考えもありますが、【テーブル茶道】だの、【カフェ茶道】だのといった紛い物をビジネスモデルにしている人たちは、目的を見失った人たちであり、人に教えるのには向いていません。


 短絡的な目先のことしか考えていないからです。


 これは、現代日本独特の「新卒3年目ぐらいの子に新人教育をさせる」という「まだ仕事が分かっていない人が全く分かっていない人を教える」というおかしな状態とよく似ています。


 だからこそ、某流派では「十年は茶道を習ってると言ってはいけない」と教えます。これは、初心者いじめが起こらないようにするためであるとともに、習いたては人に教えたがりになりますが、実は【なんにも知らない未熟者であることを自覚するための期間】なんです。


 新人にはベテランが教えるべきです。


 でなければ、何故それをするのか?という本質的な理解ができていないからです。


 例えば茶道の先生をやれる人というのは「点前の所作の意味をすべて論理的に解説できなければいけない」と私は考えます。


 これは「論理的に説明しなければならない」のではなく、「できなければならない」であることに注意が必要です。


 こうしたことは「質問されてはじめて答える」類のものであり、「はじめから教える」ものではないからです。


 質問というのは「正解はこうであると考えたのですが合っていますか?」と問うことであり、「なんでこうなのか?」と尋くことではありません。


 長くなりましたが、茶道に限らず先生の資格を安易に与えすぎている気がいたします。