武野紹鷗の父は武野新五郎信久(1457‐1539)、祖父は武田仲清で若狭武田氏の一族と言われる。

 

 実はこれが誤りであることがわかった。

 

 武田仲清の父は信清。母は逸見仲継の女(むすめ)。仲の字は逸見仲継からの偏諱である。

 

 信清の父は為信。

 この為信は石和流武田氏であり、政綱――信家――貞信――政義( ‐1343)とつづく。

 

 この政義が南朝に転じて、南朝に仕えたが、後亀山天皇が南北合一(1392)の際に、供奉したのが、武田光政と為信である。

 政義のあとは、光綱が継いだか?

 

 この光綱は、甲州武田家と姻戚関係にあった阿野廉子が後醍醐天皇の寵愛を得て准后の地位に付き、皇族との繋がりができた武田光綱が軍大将左衛門少将に出世し建武二(1335)年に若狭を平定して若狭国守護となったという光綱である。

 

 光綱の子が光政、その弟が為信であろうか。

 

 信久が武田を改めて武野とした心積もりは不明であるが、若狭武田氏の一門として家臣であった武田仲清亡きあと、信久が流浪した理由も不明であり、謎に包まれたままである。ちなみに、仲清の長子信直、次子信益も討ち死にしている。

 

 もしかすると光政の系統を信栄(1413~1440)が継いだということは考えられないだろうか(元光の光がどこから来たか?という疑問がある)。

 

 仲清は応仁元年(1467)で享年四十七歳。生年は応永廿八年(1421)となる。

 

 なかなかおもしろい資料に出会ったものである。

資料:慶応大学学術情報リポジトリ『武野紹鷗論:宗朝を中心として武野家の茶の湯を探る(戸田勝久・著)』

 今年も歌会始が終わり、来年の御題が発表されました。

 

 来年の御題は「葉」。

 

 これは、もう結構直接的なものが多い気がします。

 

①「葉を貼り付けて景色にする」

②「葉の絵を書く」

 

 こういう具体的な題のほうが振れ幅が少なくて伎倆の差が如実に出てしまう気がしますね。

 葉脈の描かれた茶盌……はあまり使いたくないかもwwww

 

③最後の一葉

 絵付けならこれは一つぐらいありそうですよね。

 

④四葉(白詰草)

 安直ですがありそう。

 

⑤青楓紅葉

 これもあるはず。

 

⑥冬蔦夏蔦

 実際には紅葉する蔦の赤と緑と黄色と色とりどりにする感じですかね。

 

⑦松葉

 志は松の葉から、贈り物などに「松の葉」と書いたりしますが、それにちなんだものがありそうですね。

 

⑧松樹千年翠または常磐(常葉)

 松葉だけでなく、松の絵は「ときわ(ときは)」を示すので、葉のイメージはありますね。

 

⑨桐一葉

 これは秋の訪れを知る言葉なので、ちょっと違うかな―?

 

⑩笹の葉に鈴

 おしゃべりな人の例えだそうなので、茶人には向いているかも?(笑)

 

⑪目には青葉、山時鳥、初鰹

 これは初夏の話ですので御題には合わないでしょうか。

 

⑫辞書や本

 言「葉」を集めたものなので、そういう絵付けなどはありかもしれませんね。「言葉を集めしは辞書」ってな感じでしょうか。

 

⑬艸世木

 葉の原字は「世」。三枚の葉っぱが生えている様子。そこに艸と木をつけて木や草から生えている様子を表したもの。三方窓で、それぞれの字を三島手で図案化するのはどうでしょう? 見込みに「葉」と入れるのもありですよね。


14.葉形茶盌

 俵茶盌のように葉の形をした茶盌……向付にしか見えないかも?(笑)

 

 とりあえずこんなものでしょうか。

 もし、作家先生で、アイデアを採用された方がいらっしゃいましたら、是非、ご連絡を♪

 癖直しをツイ友さんが落として割っちゃった~!という話をされていたので、癖直しを検索していたら、茶筅をアタッチメントでつけるタイプの「電動茶筅」なるものが売られていて「はぃ?↑」という声を出しかけましたwwww

 

 

 

 うん、モーターでぐるぐる茶筅が横に回転してます。

 

 これ茶筅の動きではないですね。

 

 考案された人は、茶筅の形状から、泡だて器と同じ印象を持たれたのでしょうか。

 

 茶筅の動きは、なんども説明していますが、この2つの動きです。

 

 しかも茶筅を回すことは濃茶で横にはみ出した茶を「寄せる」ときや煉りが足りないときなどにする程度で、微妙に違います。

 

 まぁ、機械に文句を言っても仕方ないのですが、薄茶の陰点てなどで使う方いらっしゃるのでしょうか(しかも八十本立てを添えているので、泡立ちやすくはあります)。

 

 使っている人がいらしたら感想お聞きしたいです。

 

 ただ、百盌程度、軽く点てられると思うのですけれども(万人がそうではないでしょうが)。

 昨日は「お茶事へ行こう」の蕎麦懐石……といっても蕎麦料理の懐石ではなく、麺蕎麦を食べる懐石です!

 天麩羅と合う茶蕎麦
 鴨南蛮と合う出石蕎麦
 そのままが美味しい山形の庄司屋の蕎麦

 それと天ぷら粉に片栗粉を入れるとカラッと揚がることを初めて知りました。

 五年ぶりに二児の母となった茶友さんから見えたこともあり、また、社中全員が顔を揃えたこともあり、喜んでいたら点前間違えました(苦笑)

 ホントは火箸抜いて畳に置きつける物なんですが(蕨頭竹皮巻なので、桑柄と同じ扱い)、抜くの忘れていたので、そのまま真の扱いして無理矢理やりました(爆)

 WAさんがそれは見事な椿を持ってきてくださって、弟子が「チューリップですか?……あ、椿ですね(笑)」と言ったほど。

 白梅もお持ちくださり、面白い感じで入れて見ました♪



 竹台子の上の飾棗は鮟鱇でも良かったかも知れませんねぇ〜。鮟鱇茶入の牙蓋と仕覆の次第を整えたら、寒中の道具立てに加えたいものです。

 これにて旧暦にての一年――十二回のお茶事へ行こうとお茶会へ行こうが終わりました。一年間のお付き合い、ありがとうございました。

 旧暦の明年は新暦2月5日が初釜になります。

 皆様のご参加お待ちしております!
 

令和5年1月15日 晩冬
令和壬寅年辛丑月丙子日

蕎麦懐石
飯椀  茶そば 出石そば 庄司屋そば
汁椀  めんつゆ
向附  雲丹 唐千寿
煮物椀 鴨南蛮
揚物  天麩羅 大根おろし

 軸   無事是貴人 佛通寺管長 藤井虎山筆
  花入 赤楽 四方蹲 拙作
  花  季のもの(いただきもの)

 釜 広口政所釜 佐藤浄清作
  炉椽 京塗 踊桐蒔絵 浄白作 笠井宗裕贈

 棚 竹台子 小 利休好
  水指 朱黒四方 先代吉村楽入作
  茶器  京瀬戸 瓢形 桶谷定一作
  飾   老松棗 覚々斎好 中村宗悦作
       髙信青年預かりの品
  茶盌  主 萩 鬼萩 渋谷泥詩作 銘『鬼覗』
      替 神懸 飴釉白流 室井香悦作 銘『白熊』
  茶杓  先代家元・荒木宗仙作 銘「老松」
  杓立  青楽
   火箸 蕨頭竹皮巻 木村清五郎作
   建水 黒楽 差替 吉村楽入作
   蓋置 色楽 廿日鼠 吉村楽入作
  菓子器 会津塗 溜 御汁粉椀 鈴善造
  菓子司 御汁粉 自家製
  御 茶 神楽殿 城州宇治 山政小山園詰

 棚 一閑黒 丸卓 宗旦好写
  水指 瀬戸 鉄釉鮟鱇 中島卓作
  飾棗 溜塗 太鼓胴棗 六閑斎好
  茶盌  主 玉取龍 筒 吉田多年作
      次 鳥の子手 筒 原祥雲作
      替 乾山写 猫柳絵塩笥 田中渓峰作
      替 かせ釉 黒楽 吉村楽入作
      替 粉引 半筒 和田厚作
      替 赤楽 繁雪に猪 筒 八坂焼
  茶杓  拙作 三節 銘『三冬月』
   建水 高取 鉄釉 笹山登古作
   蓋置 唐銅 火舎 銘『六瓢』
 菓子器  鎌倉彫 朱塗丸盆 鬼佛庵贈
 菓子司  和三盆 洛中烏丸 亀屋則克
      海苔羊羹 相州江之島 中村屋
      市松  
 御茶   四方の薫 城州宇治 山政小山園詰
                    以上

 

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「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」
 

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 お茶事に抱くイメージってどんなものがありますか?
 

 お茶事ってどんなもの?
 

 茶道ってどんなことしてるの?
 

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 茶道の醍醐味といえば「茶事」。
 

 茶事というのは、まず懐石があり、お酒があり、そして最後に濃茶と薄茶をいただくというもの。
 

 そう、本来のお茶とは食事とお酒とお茶がセットになったもてなしのことなんです。
 

 月桑庵の「お茶事へ行こう」は、本格的なお茶事とは違い、炭点前がありません。あくまでお稽古です。
 

 懐石に慣れることを目的としておりますので、少々ゆっくり目に時間を取らせていただいております。
 

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。
 

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。
 

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 2月5日は旧暦正月十五日。初釜になります。

 

 濃茶 
 薄茶 
 

 定員4名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和5年2月5日(日)
 懐石:12:00~14:00
 八寸:14:00~15:00
 濃茶:15:30~16:30
 薄茶:17:00~18:00


 開始15分前までにお越しください。
 

 時間はあくまで目安です(席が分かれていて途中参加できるわけではございません)。また、予定時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 

 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。お凌ぎがございます。

 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。

 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 

大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 

 

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■会費
 9000円(懐石・八寸・濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください