雪の舞ふ 睦月廿日の 朝なれば
刃柄祝ひて 鏡開くや 月誧騒人

ゆきのまふ むつきはつかの あさなれば
はつかいわひて かがみひらくや

 昔は鏡開きは刃柄の祝で、鎧兜の前に飾った具足餅を割り、同時に奥さんの鏡の前に備えた鏡餅をも割って雑煮にしたそうです。

 刃柄の話はこよみで書きましたので、詳しくは書きませんが、江戸時代に改められるまで、廿日までがお正月だったそうです。

 今では三が日ぐらいですものねぇ。

 旧暦を大切にいたしましょ♪

 今日は睦月廿日なので♪

#和歌 #短歌 #tanka

 3年ぶりに、護国寺で行われる東京都茶華道連盟主催の「都民の茶会」が催されることになりました。

 

 日程は

 4/15(土)・16(日)

 

 です。

 

 我らが板橋茶華道連盟は 4/15(土)。

 

 表千家の吉川宗龍先生がお席を持たれます♪

 

 

 

 これに続いて、様々な場所でお茶会が開かれるといいですね!

 Facebookで友達登録させていただいております、金谷五良三郎さん(十六代)が、横浜で個展をなさるそうです。

 

 

 

 場所は、横浜髙島屋美術画廊。

 

 期日は3/22(水)~27(月)

 

 ご招待いただきましたので、土日で出向いてみようかと思っています。

 

 よろしければ、ご一緒いたしませんか?

 日曜日は初釜でした。

 望月の初釜というのは、なかなかいい感じですね。

 

 フミさんが参加してくださり、今まで以上に賑やかになりました(といっても全盛期のお客様五人には届きませんが)。

 

 来月も来てくださるとのこと!

 ありがとうございます。

 

 また、花をお持ちくださった(とっても大事に育てられた大きい椿の蕾!)WAさんにも重ね重ね感謝です。

 

 今年の初遣いは、炉椽と竹柱黒漆爪紅三重棚。

 

 朱塗の炉椽をようやく手に入れました!

 

 三重棚はやはり煎茶用っぽいですよね。使うなら風炉ですね、来年からは、違うお棚をこちらに持ってきましょう。

 

 

 

 令和五年正月十五日 癸卯甲寅甲午

 

 

■献立

汁  観世麩/菘・蘿蔔・芹/油揚・蘿蔔の葉・芹

   

向附 伊達巻 昆布巻 数の子 合鴨 公魚 鮑 酢蓮

   

煮物 治部煮

   合鴨 鶏団子 手毬麩 里芋 簾麩

   人参 寿鳴門

 

焼物 干剣先烏賊の姿焼

 

強肴 鱈子 里芋 青葱 白滝 人参 

   

箸洗 出汁

 

八寸 鮟鱇味醂干し 塩昆布

 

香物 黒豆醤油漬け べったら漬け 緋の蕪漬 菜の花漬け 青菜漬け 辣韮

 

酒  屠蘇

   開華 大晦日しぼり 畑山宗和さま

 

 軸   寒梅著花春酒香 中西研堂筆

  花入 一重口 細竹
     萩 窯変 蹲 味舌隆司作

  花  季のもの

 

 釜 阿弥陀堂釜 高橋敬典作

  炉椽 朱塗 老松蒔絵 岡本陽斎作

 

 棚 高麗卓 元伯宗旦好 年注連飾

  水指 色絵祥瑞 二閑人 高野昭阿弥作

  茶器 京瀬戸 茄子 桶谷定一作

  飾棗 梅形茶器 惺斎好 笠井宗裕寄贈

  茶盌 赤楽 嶋台 吉村楽入作(先代)

  茶杓 山下光雪作  銘『都乃暁』

   建水 唐銅 餌畚 利休好写 黒瀬宗康作

   蓋置 藍染 水滴 馬場泰嘉作

 菓子器  柿合塗 椽高

 菓子   菱葩餅 武州板橋 梅香亭

 御茶   神楽殿 城州宇治 山政小山園詰

 

 棚 三重棚 黒塗爪紅

  水指 黄瀬戸 加藤唐三郎作

  茶器 平棗 扇面蒔絵 山崎宗兼贈

  茶盌 主 色絵 友鶯 新井京華作

         令和五年 御題「友」

     次 色絵 円窓紅白梅 福本未来作

         令和四年 御題「窓」 

     替 楽 金柑の実 吉村楽入作

         令和三年 御題「実」

     替 楽 望月の歌 吉村楽入作

         令和二年 御題「望」

     替 乾山写 明かり窓 山川敦司作

        平成丗一年 御題「光」

     替 乾山写 竹取物語 山岡善高作

        平成丗年 御題「語」

     替 織部 春野絵 玉置保山作

        平成廿九年 御題「野」

 茶杓 鬼佛庵楽生作 五節 銘「天寿」

  建水 唐銅 一二三 中川浄益作

  蓋置 織部 七宝透  山口茂

 菓子器 朱塗 寿文 八幡宗豊花押

 菓子  栗金団 自家製

     生八橋苺 洛東聖護院 西尾

     雪まろげ 

 御茶  四方の薫 城州宇治 山政小山園詰

 

               以上

 

 

 2月2日(木)の夜にやったスペースで、「茶道を習う意味は、道具の扱いを覚えるということです」と言いました。

 

 これはどういうことかというと、

 

 

 まぁ、こういうことなんですよね。

 

 道具の扱いというのは、点前での所作ということもあるんですが、それよりも、道具を箱から出すときの決まりごとや、紐の外し方、それ以前の持ち運び方から始まります。

 

 前にお弟子さんが倉庫で箱から出して稽古場に持ってきたら、途中で道具をぶつけてしまって欠けてしまったということがありました。

 

 これは道具の扱い方をきちんとしなかったからですよね。

 

 ダンボールでもいいから、箱に入れて、持ち運ぶ。

 良い道具になれば、木箱がついていますし、なんなら、自分で木箱を誂えましょうよ(私も少しずつ木箱にしています)。

 

 この木箱を誂えるというのが「次第を整える」というものです。

 薄紙、鬱金布、布団、縮緬の御物袋、風呂敷、木札といわれるものが次第ですが、なかなかこれをする人はいません。

 

 それと、メンテナンス。

 

 例えば釜どういうふうにすれば錆を出さないか。

 錆を出したらどうすればそれ以上錆が進行しないか。

 芋の皮とか茶殻で煮るとか本当に有り得ないですから。

 

 あとは破損をしたときの繕い。いわゆる「金接ぎ」や「銀接ぎ」ですね。

 黒接ぎや朱接ぎというのもありますが、私は銀接ぎが好きです。

 

 使うときに水にどれぐらい浸けるのか、水をざっと通すだけでいいのか、楽茶盌などは水に浸けすぎてはいけないので、時間を測って早めにあげますが、できるだけ点前直前にあげます。

 

 紐の掛け方も何通りかあり(そもそも紐の結び方は一種類だけで、右上か左上か平かぐらいです。結びきりのものもあります)、それに応じて同じ形式で結ぶのですが案外できないものだそうです。

 

 掛軸の紐や仕舞い方、出し方、掛け方、緒の処理(結び方に真行草があります)などもあります。

 

 羽物の扱いや、仕舞い方メンテナンスの仕方。

 

 こうしたことを学ぶのが、茶道を習う上で大きな割合を占めます。

 

 骨董好きで茶道をしない方は案外このあたりのことをご存じなかったりしますし、茶道を習っている人でも、先生が教えなくて知らない人もいます。

 

 楽茶盌などは、特に被害にあってますよね。

 浸けすぎて割った、拭き方を知らなくて割ったなんて話は、初心者の登竜門です(笑)

 

 杉木地の菓子器を濡らさないで使う先生も珍しくなく(絶対に濡らします)、楽茶盌を浸けずにつかてニュウが入ったなんてことも耳にするぐらい。

 

 軟陶の茶盌で茶杓を縁打ちして(しかも思いっきり)、ニュウを入れたとか、というのもよく聞く話です。

 

 そして、見所を覚える。

 形を覚える。

 

 そして、特徴を知って、目利きになる。

 

 茶道というのは、そうした道具の知識を伝授してもらうことのほうがメインで、点前はおまけみたいなもんです。

 

 ただし、その点前の中にも道具の扱いというのがあるので、これを身につけるためには点前も一所懸命にやらないといけません。

 

 皆さんちゃんとこうしたことを学んでいらっしゃいますか?