本日は旧暦九月九日、重陽、菊の節供です。

 茶道でも馴染み深い「陰陽」と「五行」ですが、これらは十干十二支にも関わっています。


 十干とは太陽が十個あって、毎日違う太陽が昇り十日で一巡(なので月は十日ごとに分けて旬と呼びます)すると考えられていた商民族の思想です。王族が十氏族あったとされ甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の王族があったといわれています。

 十日で一巡することを旬といい、一か月が丁度三十日であることは月の満ち欠けによりますが、三旬してひと月になるという符合は面白いと思います。

 五行は五惑星に相当するといわれ、水星・金星・火星・木星・土星と符合します(というよりも、符合して名づけられたと考える方が正しいですが)。

 この十干、陰陽、五行は元々別の思想でしたが、徐々に結びつき、春秋戦国時代には陰陽五行説として定着します。

 十干と陰陽・五行は簡単に結びつきます。五行を陰陽に分ければ十干となりますので、自然な流れでしたが、十二支の方は月との結びつきによります。一か月は三旬ですから、陽の旬と陰の旬が交互に来ると考えると、月はもともと陰陽に結びついています。月も平均29.5日ですから、陽月と陰月に分けて30日と29日の月が生まています。これが五行と結びついて年を示す暦(六十年)が一巡するようになります。太陰暦は354日で、月平均29.5日、つまり陽の月と陰の月があることになります。

 これは日にも振られ、360日で一巡しますので若干ずれます。ですが、実際には公転日数は365.2422日ですので、一年ごとに太陽の動きとは徐々にずれて行きます。正確には月の公転日数による一年は354.3671日で11日ほど短くなります。このため、三年に一度閏月を置いて暦を修正します。

 さて、数字に陰陽があり、同じ数字が重なることを重陽といって、古くは凶事の日として祓いをしたものですが、いつしかそれが祀りとなり、祝いの日とされるようになっていきます。元日を除いた三月三日(上巳)、五月五日(端午)、七月七日(七夕)、九月九日(重陽)と、一月七日(人日)を合わせて五節供と言います。ここにも五行の思想があります。面白いのは十一月十一日は数えられないのですね(笑)

 これは、十干の外の数字であるからとも言われます。

 さて、重陽の四節供がいつごろから祓いから祀りに変わったのかは、正確に分かってはいませんが、孟嘗君の故事から、既に戦国時代には祝い事と一般にとらえられていたことが解ります。ただし、貴人たちは本来の意味から凶事を祓う意味として執り行っていたことも窺えます。

 本来は四節供すべてが重陽なのですが、上巳・端午・七夕と呼ばれるようになり、重陽という言葉は九月九日を指すようになったのも春秋戦国時代と考えられています。上巳が桃の節供、端午が菖蒲の節供、七夕が梶の節供と呼ばれるように、重陽も菊の節供と呼ばれます。

 重陽の節供に因んだ席では、菊花酒(菊の花弁を散らした酒)を振る舞ったり、秋雛をしたり、長寿を祝うために「茶是長寿友」の掛軸を用いたりします。ちなみに、明治以降十六八重表菊は使用が禁じられ、皇室の紋として「菊の御紋」と呼ばれます。弁数を減らした十五菊、十四菊、十二菊や十菊、などが用いられ、代紋とされています。

 相応しい掛軸としては「茶是長寿友」「采菊東籬下」「秋菊有佳色」あたりでしょうか♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 道具組みを色々かんがえながら、ヤフオクをみていたら、こんな物を発見!
 
 明治以降、茶道は茶書ブームが起こり、様々な流派で本が出版されましたが、こちらは昭和十八年に発行された初版一〇〇〇部の一つ、『不昧流茶道手前』です。
 
 富田八千穂という人物はおそらく有沢家(不昧流家元家)の弟子であったと思われます。もう一つの流派は石州流不昧派と称している藤井家の茶統です。
 
 この人物について調べても、何もでてこないので、詳しくご存知の方がいらっしゃれば、是非ご教示願いたく。
 
 こうした茶書、ちょっと集めたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オープンチャット「茶道で交流いたしましょ♪」はSNSでの交流を可能ならリアルにフィードバックしよう!とかんがえている交流の場です。

 

 なかなか出会えない、茶友ができるきっかけになったら嬉しいな♪と思って始めました。

 

 オープンチャットですから、まぁ、喧嘩腰の人がいたり(強制退会にしましたが)、特定の流派の事ばかり聞く人もいます(こちらは特定流派のサブチャットを作るなり、特定流派のオプチャで話をしてもらうようお願いしました)が、概ね流派ごとの特徴を互いに出して「違ってて面白いねー!」という話になります。

 

 そういう違いはとても勉強になり、何故そうするのか?ということをみんなで話し合うことになります。

 

 是非、そういう場がありますので、みなさんもご参加いただければと思います。

 まだ、詳細は出ておりませんが、来年の4月25日(土)・26日(日)の護国寺が決まりました。

 

 我が板橋区は26日(日)で艸雷庵。

 杉並区は25日(土)で不昧軒。

 

 私は二日とも護国寺に居りますw

 

 板橋の方は誰がやるかはまだお聞きしておりません。杉並の方は手伝いをお願いされております。

 

 今回は、ちょっと面白いことを提案しているので、特に千家の方は驚くこと請け合いです(何をやるのかは内緒です)。

 

 詳細は判明次第、再度告知いたします。

 

 皆様のご臨席を賜れますことを愉しみに♪

 

 

 ご予約はdarkpent@gmail.comまで

 

 月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。
 
■月桑庵の特徴
点前偏重はしない
 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。
 主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。
 
 点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。
 
 慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪
 
 月桑庵はそういうところを大事にしています。
 多くの教室は、免状や許状などをとることを主眼にしていますが、月桑庵はそういう点を重視しません(急がれる方は特訓しますけど)。しかし、自分で恥を掻いて覚えるものよ!という言い方もしません。
 
 

先生の点前が毎月見られる
 そして、毎月「お茶会へ行こう」を開いておりますので、私の点前を見ることができます。
 普通の教室ではだいたい年に1~2回見せていただければ多い方などという話を聞きますが、下手をすると、先生の点前など見せてもらえないなんてお教室の方が多いらしいです。
 
 ですが、月桑庵では毎月薄茶と濃茶の点前を私がさせていただいております。
 自分と何が違うのか、よーく見ていてください。
 
 

お茶の雑学が学べる
 私がいろんな流派に関心があって、歴史が好きで、道具の由来が大好きなので、いろんなお話をいたします。道具組みのお話もいっぱいいたしますよ。

 
 
■都流って?

 当流は「表千家都流茶道」が正式な名前です。
 でも、表千家と名乗りながらも、表千家さんからの分流ではありません。
 家元先生は「荒木宗仙」とおっしゃいまして、信長に叛旗を翻した戦国武将として有名な「荒木村重」の子孫にあたります。直系ではないそうですが(荒木村重の三男の家系のようです)、家伝として茶道が伝わってきたとか(お寺に)。

 荒木村重は、信長に仕えていたころから「数寄者」でありましたが、信長の死後、大阪に戻って利休に師事して千家の茶を学びました。利休十哲にも数えられるほどの数寄者でした。茶名は「道薫」といいます。

 大正時代になって、『広く大衆に弘めたい』と発起され、上京し、流派を興したそうです。



■稽古日
 土曜日教室/内田宗地
  第二土曜日、第三土曜日、第四土曜日
  第一日曜日、第二日曜日、第三日曜日、第四日曜日

  祝日から2回
  お茶会へ行こう・お茶事へ行こうの日はお稽古なし

  お茶会へ行こうの前日は準備を手伝う人だけ稽古あり

  お茶事へ行こうの前日は稽古なし

 その他平日・祝日についてはご相談ください。
 

■料金
 月謝制
 入会金/一カ月
 5,000円+

「お茶会へ行こう」または「お茶事へ行こう」の参加費は別途頂きます。

・その他
 水屋料 1000円/回または2000円/月

 ※水屋料は奥伝以上より頂きます。

 ※水屋料とは道具の片付け方やメンテナンス方法の教授と水屋道具、消耗品の使用料です。


 薪料   1000円/都度

 ※薪料は炭点前をするときだけです。


 中元・歳暮 年二回(1ヵ月分の月謝と同額)
 初釜   別途
 流茶会(年一回) 別途
 教授会(年一回) 別途

 点前料 5000円(お茶会の際に点前をする際にいただきます)
 ※演奏会などのエントリーフィーみたいなものです。

 ※学生は割引があります。




■内容
 点前は、三千家と似ているようで違い、武家茶とも異なる茶道は、古流に近い流れを持ちます。丁度、古流から利休を経たのち、古田織部が武家茶を確立させる前の手であることが解ります(荒木道薫は利休十哲の一人。直伝されているとされます)。

 特徴としては、裏千家と同じようなふっくらとした泡立ちの薄茶と、棚物に飾り残しをしないこと、宗旦以後の棚物については使ってもいいことになっていますが、原則として邪道とすることです(邪道とは数寄であって本道ではないということです)。

 月桑茶道教室は内田宗靜(母)と内田宗地(私・男)の二人で教えております。男の点前と女の点前とが教われます。

 茶道を習われる方には着付けを無料でお教えします。

お問い合わせ先
03-3554-4345(自宅)
darkpent■gmail.com(■を@に替えて送信してください)