本日は旧暦八月十八日。居待または居待月(いまちづき)です。
「居」とは「畳の上に居る=坐っている」の意味です。立って待つには月の出が遅く、坐って出るのを待つことから、居待月といいます。坐待でも「いまち」と読みます。
月見の宴もはや六日目。
そろそろ、お酒に飽きてきました?(笑)
そうそう、居待は18歳のことも意味するそうで、「はや稲舟の年の程は、立ち待ち居待も過ぎたれども(柳亭種彦著『田舎源氏』文政十二~十三年刊行)」と使われています。
今日の和歌の軸は
われのみぞ ねられざりける かるもかく
ゐまちの月の ほどはへぬれど
藤原家良
で如何でしょう?
毎日変えるなら、短冊で変えたいところですね~。