手紙 | みっちゃんどこへ行く

みっちゃんどこへ行く

森が護ってくれている
風から雨から光から。
森林限界超えたなら
地球の頬に触れられる。

そのとき風を感じた

白い紙ヒコーキが暗闇から飛び込んできた

空間が一瞬ゆがんだのか

遠くに住む友の顔が見える

「どう?こられそう?」

無理だよと答える前に

行きたいと思っていたことを思い出す

そう、今は無理だ

でも行きたい場所はあった

どうして忘れていたんだろう

あそこでかなわない夢を叶えている

まだ私を追い詰めていない時間と

そこへ向かえるかもしれない