「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 | ぶらり散歩で写真

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街中を歩いて日常の風景を撮っています。
気付かなかったこと知らなかったこと毎日が発見です。

今日の写真は昨年12月28日の散歩風景

 

誰も未来のことなど予想だにしないだろう。

想像は出来ても実際に何が起こるかなど分かろうはずもない。

 

地震に見舞われた金沢市内ではさほどの被害も無かったが

各施設で点検のため休んでいたようだ。

 

近所の図書館なども新年の開館は11日からだと初めて分かった。

そう言えば県の施設などには5日の日に多くの工事関係者の車を見た。

 

修理や点検のために関係者の人が来ていたのだと後になって分かった。

まして金沢21世紀美術館が休館に追い込まれようなどとは考えもしなかった。

 

この日は28日の様子、いつもと変わらぬ美術館の様子だ。

 

元日に朝の暗いうちに神社を参拝して今年の安泰を願ったはずなのに

神社の鳥居は地震の被害で修繕のため取り除かれて何も無い。

 

どこか大事な部分で折れたのだろうか、それも分からない。

ただ見慣れた風景がそこに無いのは異様な雰囲気がする。

 

アサヒに防災研究の第一人者で、石川県の災害危機管理アドバイザーも務めてきた神戸大名誉教授の室崎益輝さん(79)の話が載っていた。

 

能登半島地震の初動対応の遅れを痛感しています。やるせなさ、自戒もこめて、長年防災と復興支援に関わってきた一人として、誰かが言わなければ、言葉にしなければと。

 

これまでの多くの大震災では、発災から2、3日後までに自衛隊が温かい食事やお風呂を被災された方々に提供してきた。

 

でも今回は遅れた。緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊、警察、消防を大量に派遣するべきだった。

 

避難所への水や食料、物資の搬入が遅れたのは、半島で道路が寸断されるなどした地理的要因もあるが、いま起きていることを把握するシステムが機能しなかったことも要因だ。

 

迅速な初動体制の構築は、阪神・淡路大震災から数々の震災の教訓として積み重ねられ、受け継がれてきた。それが今回はゼロになってしまっている印象だ。

 

政府にもっと想像力が働けばもう少しスムーズに事は運んだかもしれない。

助かったかもしれない命も多かったはずなのに。

 

いつの災害も同じことだが、初動体制は大規模にすべきではないのか。

 

岸田さんは被災地の視察を終えたが今後どう生かしていくつもりか。

 

昨日灯油が無くなったのでいつものようにホームセンターへ買い出しに
天気が良かったせいかスーパーセンタームサシの駐車場は大混雑

 

なぜか柵がいっぱいしてあって、場内は一方通行になっていた。
ようやく灯油販売コーナーに着くと、係員が誰もいなくて様子が可笑しい
 

貼り紙があって「令和6年能登半島地震により灯油販売設備に被害を受けたため、灯油販売を休止しております」「再開時期は未定です」、まさかの休止。
 

帰りは駐車場の外に出るのに大渋滞、ようやく抜けていつものガソリンスタンドへ
余分なドライブをした上に単価は107円で7円も高かった(*´ェ`*)
 

 

炎迫る中「後から助けに」 元消防士が神戸で向き合った同時多発火災 動画:朝日新聞デジタル (asahi.com)