電話越しの声を聞いてずっと考えてる。
けして褒められたような関係ではないのに、
どうしてここまで未だ惹かれてしまうのでしょうね。
かつての僕は愚かにも人を見下し、
気力もすり減り、心を閉ざして四面楚歌。
僕にとって世界はまさに夜でした。
さらに深く闇の中に逃げ込む日々で。
そんな暗く深い世界に光をもたらしたのは貴女なのです。
だからなのでしょう。
卒業し、次々と出会い日々を照らしてくれた人達に
感謝こそすれども、もはや既知なのです。
あの人生、価値観を変える光と共に現れたのは
後にも先にも一人だけ。
だからなんでしょうね、