閲覧ありがとうございます、八月一日空です。
以前、イマジナリーフレンドとの接し方について紹介しました。
今回はその前回の記事の続きとなります。
前回は依存と自立を取り上げて、イマジナリーフレンドとの接し方について紹介しましたが、今回はより深く紹介します。
実は精神疾患になるのも、青年期をきっかけになる事が多いです。
青年期というのは思春期から、およそ25歳あたりの期間の事をいいます。
この青年期とは感情の振り幅が安定せず、感情的になりやすいので、精神病になりやすい年齢です。
しかしこの青年期は感受性が高いので、想像力が豊かだったり、感情に敏感な分、少しファンタジーな事に惹かれやすい面もあります。
この青年期もまたイマジナリーフレンドを作りやすい時期といっても過言ではありません。
例えば友達が欲しい、こんな人と話したいという願いで派生しやすいのも実証済みです。
つまり、精神病とは関わらずイマジナリーフレンドと共存するにはこの青年期の過ごし方が重要になるんです。
イマジナリーフレンドに依存せず、共存していく人にはこういった特徴があります。
何かを悩んだときに自分で決められない場合、色んな人の意見を聞く傾向がある人は、大体共存しやすいです。
逆に自分で決められないと分かっていても、無理に自分で答えを見つけ出そうとする人は依存しやすくなります。
一見、何もかも自分で決められる方が自立していて、非常に立派に見えますがそうではありません。
例えば自分の中にもう1人の自分、もしくは誰か先生がいたときに、先生の言う通りにしてしまえば確実に答えは見つけやすいですよね。
その解答があっているかはともかく、自分の中に自分より知識量や経験が豊かな人がいれば、わざわざ他人に聞く必要などありません。
ですが自分の中にいる事で、初めて他の人間がどれだけ恐ろしい存在か知ってしまうときもあります。
それで自分の中にさらに深く潜ってしまう事で、青年期になんらかの影響を与えてしまうんです。
イマジナリーフレンドを最も作りやすい幼少期も、大体の理由が寂しさや他人と関わる事が怖いのが理由です。
だからいかに自分の中に優秀な先生や存在がいても、自分の内側にいる人物に頼りきりでは共存は出来ません。
他人と関わる事は恐ろしい事ですし、ストレスなどを抱えて逆に塞ぎこみたくなるときもあります。
ですがそれと向き合う事、現実に向き合いながら様々な人と生きていく事で、より心の高みを目指していけます。
イマジナリーフレンドといっても、産みの親は自分自身です。
自分の知らない知識をいくら知っていたとしても、全てはあなた自身の経験や知識、思想それらも投影されています。
だから他人でありつつも、自分によく似た隣人として接する事が1番です。
イマジナリーフレンドは確かに他人ではありますが、脳内だけの人物なのは確かです。
しかし、イマジナリーフレンドとよく接点があるといわれる精神疾患として挙げられる病例に解離性多重人格障害があります。
最近は混雑されたり、「多重人格はイマジナリーフレンドの隣人だ」という声に悩まされる多重人格者の方も多いです。
では解離性による人格と、イマジナリーフレンドにはどんな違いがあるのでしょうか?
その違いについては、また今度紹介します!
現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。
その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。