閲覧ありがとうございます、八月一日空です。
以前、愛着障害について紹介しました。
その冒頭で「人は色んな感情、特に愛情が溜まっていくと良い事にも悪い事にも繋がります」と切り出しましたが、今回はその良い事について紹介しようと思います。
それが空想の人物であるイマジナリーフレンドなのですが、彼らは架空とはいえ同じ人間です。
だからこそお互いに学べる事もあれば、たまには支え合う事もできます。
ですがそんな良い事、イマジナリーフレンドの関わりについていくつか注意しなければなりません。
随分と前に、イマジナリーフレンドが解離症状を酷くする可能性があると紹介した事があります。
実際イマジナリーフレンドが原因で、解離症状を覚え始めた人も少なくありません。
確かに精神医学的解離とイマジナリーフレンドが原因で解離を起こすのに、否定的意見があります。
ですが否定的な意見の裏では、イマジナリーフレンドの存在が精神疾患を及ぼす危険もあるという意見があるのも事実です。
なぜそんな意見があるのかというと、やはり現実と空想の区別がつかなくなる事が原因です。
空想と現実の区別がつかないというのは、統合失調症や妄想性障害、緊張病などの精神疾患にあてはまる事があります。
現にGoogleなどのサーチエンジンでイマジナリーフレンドと検索をかけると、精神疾患もSEO上位に挙がります。
こういった事から、「やはりイマジナリーフレンドがいると精神病になりやすいのではないか?」という問い掛けと人は常に隣り合わせです。
しかし、何事にも限度が大事で、何もイマジナリーフレンドがいる人全てが精神病になる訳ではありません。
ではどういった付き合い方をすればいいのかというと、自立と依存の使い訳をするのが最適な共存方法です。
難しく言いましたが、噛み砕いていえば何事もほどほどであれば、問題はないという事です。
イマジナリーフレンドとの生活で心の支えになるのはもちろんですが、依存しすぎれば当然そっちに没頭してしまいますよね。
実際現実にうんざりして、イマジナリーフレンドとの生活を優先してしまった人も多いのではないでしょうか?
そうなると依存状態になるのは、すぐそこです。
だからこそ自立の意思を持って、世界の住み分けをする事こそ大事な事ともいえます。
以前にも「イマジナリーフレンドに対する接し方は大丈夫?依存してしまう傾向について」という記事でも依存と接し方について紹介しました。
つまり世間ではイマジナリーフレンドの存在が精神疾患のきっかけとなるといっても、それは度を過ぎない限り問題はないんです。
あくまで自分の世界を大事にしつつ、空想の世界も大事にできるのであれば誰にも迷惑をかける事はありません。
それは周囲の人間もですが、自分や自分の中にいるイマジナリーフレンドも例外ではないんです。
あまりにもざっくばらんとなってしまいましたが、まだ適度な付き合い方についての紹介は終わっています。
なので、この続きについては今度紹介します!
現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。
その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。