戸隠へ 飯綱山に参拝 その3 | 「小屋」へ行ってきます

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『秩父曼荼羅小屋』の管理人。大峯山龍泉寺大先達(修験道)。

想定外で長いシリーズになりつつあります。

飯縄山はいったいいつ出てくるんだよ!
はい、次の次あたりかと思います。


戸隠の長い杉並木は、奥社へ着くまでの心と体の準備運動のような感じです。
けっこう歩きます。

最後の方は、山歩きで登りなので
はじめてきた人は「まだ~?」て言います。
うっかり観光気分でパンプスで来ちゃった女子が座り込んで
ツレがまいったな、て顔してるカップルけっこういます。

神社やお寺が平地にあると思ったら大間違いじゃー

山なめて歩いたら死んじゃうよ、ていうのと似てる。


長い階段を登ったり、山を登ったりして
たどり着くからこそ感動を味わえたりする。
本当はそんなことしなくても味わえるはずなのに
人間の体って、そういうところがちょっと面倒であり面白くもあり。

そうこう考えている間に到着~
九頭龍社。その名の通り九つの頭を持つ龍がお祀りされている。
しめ縄が龍のようです。

普通のお社の建物だけど
山肌から突き出るように神社の口が開いていて
その中にはもっとずっと奥に空間があるんじゃないのか?
とちょっと妄想。

九頭龍社から右手を見るとすぐに戸隠神社の奥社があり
どうして分けているの?と思うくらい近い。
奥に洞窟みたいなのがあって、ぐりっとつながってたら面白いと思いました。


それにしても奥社という割に、いまひとつな建物・・・(失礼しました)
外観のせいなのか?
木造じゃないからなのか?

右手から奥社のうしろ側をみるとコンクリート。
山肌に直結した倉庫?みたいになっている。
通気口まである。

何か入ってるの?
なんとなく、その中空気悪そう・・・

やっぱり洞窟でつながっていたら面白いので
そういうことにしとこ、かな。

で、奥社の左手に小さな社があります。
古くてボロいけど、コチラの方が趣がある・・・



しめ縄等々ありますが、中はよくわからない。
一番目につく所に、奉納された物をとりあえず並べてあり、
神サマなのか、何なのか??統一性がない。

よく見たら飯縄権現の小さな像が置いてありました。
賽銭箱の影に・・・驚く
高尾山の扱いとはずいぶん違うな~

戸隠神社への参拝は一通り済みました。
翌日はいよいよ飯縄山です。
が、お天気は雨予報・・・・
どうなることか?

お宿は戸隠神社中社の目の間にあります
宿坊「久山館」です。

と続きますにょ。