①蚕の神社はいずこに~・・・ | 「小屋」へ行ってきます

「小屋」へ行ってきます

『秩父曼荼羅小屋』の管理人。大峯山龍泉寺大先達(修験道)。

みなさんお久しぶりです!
おそろしく、長い間更新しませんでした。

一ヶ月以上ですよ・・・
もうやめちゃったんだね、て思いますね。

ちょっとだけやめようかなと思ったけど
再会します

ひさしぶりの更新記事は何にしようかなと考えて
時期的に「蚕」にしました。

あの「カイコ」です。
クワの葉っぱを食べる白いイモムシ、絹を生み出す虫。

そう今は蚕のイモムシの季節。

蚕のイモムシ状態は毛もないし、毒もないし、変なにおいも出さないし
あっちこっちに散らばらない、クワの葉っぱのある場所だけにいてくれる。
とってもお世話のしやすいイモムシです。
成虫は羽があるけど飛べませんのよ。


なんで蚕なのか。

曼荼羅小屋のある場所はむかし、養蚕でとてつもなく栄えた場所です。
養蚕=絹

絹製品 大好きですラブラブ

現在は養蚕はありませんが、その頃のなごりで
「山のうえに蚕の神社があって、年に一度お祭りをする」
と、ずいぶん前から聞いていて、ずっと気になっていました。

ようやく、行ける日が来た。

地元の方が言うには「わかりにくい」。
でも私とマイハズは
「きっと大丈夫、行ける」
「お祭りするくらいなんだから行けばわかる」
と思い、さらっと場所を聞いて行ってみた。

・・・行けなかった もうぜんぜんワカラナカッタヨガクリ
入口すら???鳥居も何も・・・

でも私は燃えていたので午前中歩き倒していたけど
もう一度地元の方に聞いて午後から再びレッツゴー



・・・ワカラナイデス ココハダレ アタシハドコなく

どうしたものかと思いきや
何やら作業中の地元住民らしきおじさんを発見。
おじさんにレッツゴー!

「なに?蚕の?あるよ。行きたいの?」
おじさん救世主。

キター!行きたいすごく行きたい、やった行ける と心の中で叫んだ。

「わかりにくいから、乗っけてやるよ。・・あ、乗れないか」(軽トラ)
「そこの道、とにかくずっと歩いてってよ、後から行くから」

救世主の到来でやっと「蚕の神社」へ行けることに。


行きましたよ!蚕の神社!

ホントにわかりにくい、いや、言われなきゃわかんないよ入口!
がこれ↓



後でわかったことですが
救世主のおじさんはこの地区の区長さんでした

神社のことや、昔は広大だった桑畑のことなど
たくさん説明していただきました!

ありがとうございました!


蚕の神社への道程はつづく・・・