引きこもりなんて世間で言われてるがなんてことない。
ちょっとしたつまずきで誰でもなることだ。
学校を途中でドロップアウトして、みんなが行ってるのに自分は行ってないと、取り残された気分なになる。すると、自分は引きこもりだと感じるのかもしれない。
だが、学校を卒業するとわかるが、仕事に行っても、小さな会社だったら毎日同じ顔、4,5人とかかわりあってるだけだ。
しかし僕は、明確に引きこもりといえるほどに、引きこもってしまったのかもしれない。
些細なことだった。部活でつまずき、悩んでるうちに、学業がおろそかになる。
その成績で行ける大学なんて限られて、勉強したいことも学べやしない。
その成績を取り戻すために、時間を止めるのだ。
学校に行ってる間は感じなかった、一人の時間を感じる、明確な孤独だ。
本を読んで勉強する。
なかなか成績は上がらない。
人生における根本的な解決をせずに、ただ、学んでるのだ。当然だ。
ただ、一行ずつ、何も頭に入ってこない中、一歩ずつ読み解いていく。
大学など目的でしかなかった。
一歩ずつ読み解いて、何とか宇宙の真理に到達できればと思って、ひたすら書物を読んでいく。
順調に、孤独な二年が過ぎる。
取り残された時間。
社会から置いてきぼりを食らった劣等感。
社会に戻ったとして、こんなに浪人した自分をどう社会が受け入れてくれるのか。
でも、宇宙の真理は目の前に来ていると思った。
僕は二年目の浪人を終えて、もう一年、自分だけの時間を持つこを決心する。