会場選びの参考になればいいなと思い、前回の記事の続きを書かせていただきます。

 

結婚式の会場選び ネットの情報編

 

結婚式を行うことが決まり、二人で会場見学へ。

会場についてまず初めに見ておいた方が良いというものは、次のうちどれだと思いますか?

 

1.スタッフの笑顔と対応

2.チャペルの雰囲気

3.披露宴会場のコーディネート

 

実はどれも違います。

まず始めに見ておくこと、

●クレンリネス(きれいにするための行為、作業が行われているか)です。

その会場の名前の入ったプレートや看板がきれいになっているか、

そして窓ガラスがきれいに磨かれているか、

そして会場内が四隅まで掃除してあるかです。

 

労働環境、お給料に不満がある会場ではスタッフの士気はとても低いです。

与えられた仕事を基準的作業するだけで、その他のことを行おうとか、

新郎新婦さんの立場に立って考えようと思っているスタッフはほぼいません。

そんな会場では必ずと言っていいほど掃除が行き届いていません。

 

●そして打ち合わせをする場所のイスでは無く、披露宴会場のイスを見てみましょう。

 

イスカバーがかかっている会場は、そのイスは会議とかに使用される固いイスです。

会議感が出てしまっているのでイスカバーをかけてそれっぽく見せていますが、

お尻が痛くなるという方もいらっしゃいます。

 

イスカバーがかかっていないイスがあったとします、

そのイスは汚れていませんか?

 

大切なゲストが座るイス、ちょうどお尻の所に怪しげなシミがあったり、

とても座りたくないぐらい黒ずんでいたり、とても使用感があったりしていませんか?

 

朝早く着物を着付けてきて結婚式に来て下さったゲストに、

そんなイスで披露宴を満足して頂けると思いますか?

 

なんだかキャッチセールスのような不安の煽り方になってきてしまいましたが、

怪しいものはダジャレぐらいしかお売りできませんのでご安心を(‘A`)

 

イスの汚れに関しては、ある程度のシミはメンテナンスできれいになるものです、

もしその汚れに気付いていないのであれば、スタッフの心と時間の余裕のなさが問題。

またその汚れを認識して披露宴に臨んでいる会場側のはその姿勢が気になります。

他のことも同じように妥協してしまっているのではないのか、

そんな不安が付きまといます。

 

●サービススタッフの靴が汚い。

 

靴の汚れは心の汚れだと僕は思います。

靴をメンテナンスできないのは、心と時間に余裕がないから。

靴を新調できないのは、見られているという相手側の視線がその人に存在しないから。

その心意気で、ゲストに心からのおもてなしが出来るとは僕は思えません。

 

上記に書いたことはサービス業では基本中の基本のこと、

それが出来ていないようではサービス業ではありません。

けれど結婚式業界では出来ていない会場が皆様が思っている以上に多いのです。

顧客獲得とか売り上げアップが上手な会場ほど、

上記に書いたことが出来ていない会場が多いのです。

 

上記のことをクリアして初めてスタッフの応対、会場の雰囲気などで、

お二人なりに評価をしていき、

理想の結婚式場決定に至るのがベターかなと僕は思います。

 

会場へ見学に行くきっかけは、チャペルがきれい、お料理が美味しそうでいいと思うのですが、

上記の様な基本的なことが出来ていない会場はほぼ100%、何かしらあります。

写真も勉強もスポーツもそうですが、基礎が出来ていなければ応用は出来ません、

例え基本がダメで応用が出来ていたとしても、それはまやかし。

土台のない応用はメッキと一緒すぐにめきっと剥がれます(‘A`)

 

サービス、お料理、立地、ホスピタリティ、演出、価格。

すべて100点の会場はこの世にはありませんが、理想の結婚式場が選べればいいですね。

 

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インスタグラムと冷やし中華始めました('A`)