それでいいんだ…本田宗一郎

★☆暖炭通信10/2号より★☆

いよいよ今週末はF1日本グランプリ。

そこで、今週は日本のF1にゆかりの深い本田さんの話。

本田さんの逸話はたくさんありますが、『愛ある厳しさ』の手本のような人で私も大好きな1人。ちなみに私は20代の頃はHONDA車を乗り回していました。

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本田宗一郎氏は社長退任後、全国行脚の旅に出ます。
全国の社員全員と握手をするためです。
飛行機、車、新幹線を乗り継いで、全国どころか海外も含め、世界中のHONDAで働いている人たち全員と握手をしました。1年半かかったそうです。

ある工場で宗一郎氏と握手する前に急いで走り去ろうとする人が目に留まりました。

「どうした？」と呼び止めると
「手が汚れていますんで…」

と油で真っ黒になった手を隠しながらもぞもぞしている。
それを見た宗一郎氏は、

「いいんだよ、それでいいんだ…」

と彼の真っ黒な手を握り締め、

「働いている手じゃないか。立派な手だ。俺はこういう手が一番好きだ」

そういいながら宗一郎氏は涙ぐんだそうです。

出典と推敲；メルマガ「１００人の１歩」
http://merumo.ne.jp/00551553.html

◆◇今週の名言◆◇

「人間というものは、面白いものであり、不思議なものであり、
必要のない人間というのはいないのである。」
本田宗一郎

▲▽▲▽　編集好奇　▲▽▲▽

9月末、10月1日というのは異動の季節。

当店でお世話になったお客様の中でも、

早期退職で転職し、遠くへ行かれた方が数名いらっしゃいます。

急に秋を感じる気候となり、一層寂しさがつのりますね。