毎度やちむん通りにて 「災厄」の断捨離
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
魔除けのシーサー。
どうやら、相当の値打ちものらしく非売品でした。
シーサーが好き。
北海道の民芸品「シャケ熊」が、どこのうちにもあって、埃を被った光景をよく目撃したけれど。
沖縄のシーサーたちも同じような運命を辿るのかしらね。
那覇やちむん通りにある壺屋焼の女店主さんに熱血指導を受けている現場に遭遇。
1年前、彼は持ち込んだ作品を全部断られたのだ。
今回はそのリベンジ。
女店主さんは、前よりずっと良くなったとは言ってはくれたけれど、相変わらず手厳しい。
脚の爪の長さ
脚の開き具合
目の位置
目の玉の開け方。
身体の軸のズレ。
etc
etc
etc
なにより、作品づくりの姿勢 。
厳しい女店主さんの目は誤魔化しがいっさい効かない。
さて、女主人さんは、私にも容赦は無くて。
<因みに、この方とのご縁の経緯はこちら>
このシーサーが欲しいというと、ダメ。
じゃあ、これは?と聞くと、やめとけ。
もっと大きい方がいいと言うと、大きさに価値はない。
まったく商売っけ無しの人。
結局、予算の半分以下の、店主推薦のシーサーに落ち着き、私の沖縄の新居の御守りとなることに。
初めて沖縄を訪れてから三年越しのシーサー選びも、ようやく決着。
ところで、私はシーサー好きだけれどね。
「シーサーって、そんなに売れるもの?」と尋ねると、
じゃんじゃと売れるとのこと。
ふ〜ん、そうなんだ。
女主人さん曰く、
沖縄人にとってシーサーはとっても大切な存在。外からの「魔」の侵入をしっかりと防いでくれるのだから。
神々の島、琉球の人びとのシーサー信仰は厚い。
でもね、どんなに外からの「魔」の侵入を防いでも、家の中に必要のなくなった余計なモノを蔓延らせていたらね…
と、思うのが、私、断捨離のやましたひでこ!
さあ、入口は「シーサー」で「魔」の断。
そう、出口は「捨てる行動」で「災厄」を捨。
ですよね!
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