手をかけて、初めてわかること | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

今日は涼しいから、
少し延長しちゃおうかな…と
勇んで庭に出たとたん、
パラパラと無情の雨。

蚊取り線香も焚いて、UVケアもして、
準備万端だったのに、ついてないな。

怨めしげに空を見上げているうちに、
土砂降りになりました。

…で、やむなく開始5分で
中止に追い込まれた本日の庭仕事でした。
 
(ヒストリーの秋花)

1日30分、庭の手入れをする…と宣言したのは、
夏休みが始まる頃でした。

なんでわざわざこの暑い時期に…とも思いましたが、
植物が盛大にのびて、
庭が無法地帯になっちゃうのもこの時期。

生育スピードが速い分だけ、
メンテとケアもたくさんしないと、
大変なことになってしまいます。

毎日…はできませんでしたが、
天候と事情が許す限りは、
頑張りました。

だって、これ、自分との約束ですものね。

草むしり以外にも、
いろんなことをしながらの作業だったので、
とても時間がかかりましたが、
家の周りは、二重の生垣も含めて、
どの方角もきれいになりました。

で・す・が!!

最初のほうにやった所が、
また草だらけになっています泣き1

こういうの、なんて言うんでしたっけ?

いたちごっご?

万事休す?

無限ループ?

でも、まあ、相手も生き物だから、
これは仕方がないことです。

草は、生える→抜かれる→生える→抜かれる

私は、むしる→また見つける→むしる→また見つける

…を、これからも延々と続けていくのでしょう。
 
(ホトトギスも開花)

だけどね、ひとつ気づいたことがあります。

こうやって頻繁にお手入れをしていると、
我が家の庭や植物のことが、
どんどん愛おしくなってくるのです。

そして、もっともっと
手をかけてあげたくなります。

自然に。

それから、ここの配置を変えてみたいとか、
こんな品種を育ててみたいとか、
オベリスクを設置してみたいとか、
いろいろなアイディアが浮かびます。

思うにこれって、
家の中も同じなのではないでしょうか。

手をかければかけるほど、
メンテをすればするほど、
ケアをすればするほど、
家に愛着がわき、
さらには、こんな風にしてみたい…という
自分の想いがわきあがってくる…。

庭でも家でも、
ちゃんと向き合って、
ある程度の時間と労力を費やして、
しっかり見つめて初めて、
得られる想いかもしれません。

 
 
どんな収納にしようか、
どんな家具を買おうか、
どんなインテリアにしようか…なんてことも、
毎日、住まいと向き合っていれば、
自然にわかってくることです。

こんな狭い家だから…とか、
こんな古い家だから…とか
どうせ賃貸だから…とか言う前に、
今、自分に与えられている空間に、
手をかけてみませんか?

あなたが「ない」…と思っているもの、
本当はそこに「ある」のかもしれませんよ。

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