中学の制服、まだある? | 北林ちかこのブログ

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おはようございます。

昨日、離れて暮らす娘から、
「中学の制服、まだ、ある?」とLINEがきました。

彼女が中学を卒業したのは、5年前。

あるわけないじゃ~~~ん!

ちょうど夏休み前の試験が終わったところ。

打ち上げの余興に、
コスプレでもするつもりかしら。

 

さて、貴方なら、どう反応しますか?

こういうことがあるから、
捨てたらダメなんだよね~~と思いますか?

私も一瞬思いました。

なにか楽しいことに使いたかったんだろうな…と。
(セーラー服を売る…とかは考えてない母)

もし制服があったら、
今、彼女の役にたったんだろうな…と。

でも、一瞬です。

ほんの一瞬。

卒業して5年後に制服が必要になるなんて、
誰にも予測できません。

そんな機会はあるかもしれないし、
ないかもしれない。

その不確かな万が一に備えて、
永遠に制服を保管しておくのか?

答えはNOですね。

コスプレできなくて、
ちょっとは残念かもしれないけれど、
それはたいした困りごとではありません。

彼女の存在を脅かすようなことではないのです。

あ~~、残念だったね。

…で済んでしまうようなこと。

この「残念だったね」が受け入れられず、
モノを捨てない人は、たくさんいます。

かつての私もそうでした。

…ですが、たくさんのモノを
背負って歩く人生は、重かった…。

一歩一歩にとてつもないエネルギーが必要で、
とても軽やかとは言い難い状態でした。

そりゃそうですよね、
ハイキングに行くのに、
大きなリュックを背負い、
首に水筒をかけ、
両手にも袋を持ち、
なおかつリヤカーを引いていたら、
道々景色を楽しむどころではありません。

不要になったモノを、
その都度、手放していくことは、
住まいがすっきりするだけではなく、
気持ちが軽くなることでもあります。

そして、軽い足取り、軽い気持ちで歩く人生は…、
やっぱり軽やかです。

「制服、ないよ」…と返事したら、
「あ、そう」で終わりました。

所詮、その程度の必要だったわけです。

本日は、石川県教職員組合石川支部さまで、
小中学校の先生方を対象に、
断捨離のお話をさせていただきます。

制服の話もご披露しようかな。

 

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