おはようございます。
今朝は、少しばかり涼しい感じがします。
立秋が過ぎたからといって、
すぐ秋になるわけではありませんが、
猛暑の中休み…といったところでしょうか。
植物も人も、一息つけますね。
さて、本の断捨離。
少し前まで、私の本棚には、
あるバレエ雑誌が20数冊並んでいました。
創刊号から最新号まで、
全部そろっていました。
薄い雑誌なので、
幅にして20センチくらい。
それほど大きなスペースではありませんが、
十分、淀みの原因になっていました。
なぜって…、
バックナンバーを遡って読むことは、
ほとんどなかったからです。
その時々で、興味のある記事、
ためになる記事はありましたが、
それも1回か2回読んだだけでお終い。
バランスの取り方とか、
つま先の使い方とか、
股関節を開くストレッチとか、
正しいアラベスク、アチチュード、ピルエットとか、
これからも役立つ記事が満載されています。
2~3年で使えなくなるタイプの情報ではありませんから、
捨てる必要はないと思っていました。
そう、言い訳の定番、
「いつか、また読むかも」…です。
「いつか」の魔力は、パワフルですね。
そう思うと、実際に手に取ることは滅多になくても、
断捨離対象から外れていきます。
…多分、私は写真や図解で理解するのが、
あまり好きではないのだと思います。
どちらかというと、
実際に踊っている人や先生を見て、
真似て覚えていくほうが、性にあっているのでしょう。
だけど“保険”としての紙媒体も、
手元にあれば、なんとなく安心。
…そんな気持ちから、
読まない雑誌を後生大事に保管していました。
また、創刊号から持っている…というコレクション性も
処分をためらわせた一因でした。
本棚の一番下の一画、
常に動かず、出入り皆無の一画、
そこがなんとも重く感じだしたのは、
断捨離のらせん階段を、2年近く上った頃でした。
迷っている時は、難しくても、
いったん重いと感じると、
その違和感はどんどん大きくなり、
手放さないと、いられなくなるのは不思議です。
私は、特定のアイテムが、
どうしても捨てられないという相談を受けると、
「捨てたくなる時が必ず来ますから、
それまで待ってもいいんですよ。」
とお伝えするようにしています。
無理に捨てなくても、
気持ちが納得する時が必ずくることを、
実体験として知っているからです。
かくて、20数冊の雑誌は、
めでたく私の元から旅立ち、
本棚には20センチの空間ができました。
そのスペースに、
すかさず夫が東野作品を詰め込んだのは、
言うまでもありません(^^ゞ。
頑張る私に、こんな素敵なプレゼントが!
宝石みたいに輝いています。
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