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「森は海の恋人」の提唱者
畠山重篤さん(81歳)が
3日午後10時28分お亡くなりになりました。
畠山重篤さんの活動は、
漁師が山に木を植える取り組みである
「森は海の恋人運動」として親しまれ、
全国の循環型環境保全活動の先駆けとなりました。
やましたひでこ公認断捨離®トレーナー
高橋弘枝と申します。
畠山重篤さんは、
気仙沼市西舞根の水山養殖場でカキ養殖を営む傍ら、
1989年から「森は海の恋人」を合言葉に、
大川上流にある一関市室根町のひこばえの森で
大漁旗を揚げながらの植林活動、
環境教育活動を開始されました。
その活動は
小中高の教科書にも取り上げられました。
平成11年(1999年)
植樹に初めて参加した時の記念品
「森は海の恋人運動」については
こちらにも書かせていただいています。
特に思い出深いのは、
2002年9月に
みやぎ生協の環境グループの仲間とともに
水山養殖場にお邪魔させていただいた時のこと。
水の大切さを熱弁中の畠山さん
ホタテ貝やカキは、水と一緒に海の中の小さな生き物をたくさん体の中に吸い込んで、エラでこして食べているんです。
1個のホタテやカキは、1日に200ℓもの水を吸い込んでいるんですよ。
いかに水が大切か、おわかりいただけますよね。
大人に混ざって参加した小学3年生の息子にも理解できる
わかり易い言葉で丁寧に説明をしてくださいました。
沖に出て
プランクトンネットを使って
海水を汲み上げているところです。
このあと、
汲み上げた海水を飲んでみました。
海水なので当然しょっぱいのですが、
それ以上に甘みを感じました。
まるで昆布の出し汁のようなまろやかな味でした。
畠山重篤さんが育てたホタテやカキは、
きれいな海水の中で
栄養豊富な植物プランクトンを食べて
大きく育ちます。
畠山重篤さんは
引き上げたばかりのカキを
その場で剥いて
息子に
ご馳走してくださいました。
畠山重篤さんは一貫して
「自然の中での循環を大切に」
とおっしゃっていました。
『すべてはひとつ』
沖正弘先生
龍村修先生
やましたひでこの
言葉が身に沁みます。
ご参考までにYouTubeを
2つご紹介いたします。
音が出ます
ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
森は海を
海は森を恋いながら
悠久よりの愛紡ぎゆく
歌人 熊谷龍子

ではまた
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