休日に、親戚の家にいきました。
同じ県内ではあるんだけれども、どうもね、電車では行きにくいといいますか…親戚の家は、少し駅から離れているんです。
それで、今回は私の車で行くことにしました。
ドライブ大好きです。
私の車、カーナビもなければ、ETCも搭載しておりません。
いかんせん、地図を見て運転し、高速出口は「一般」を選ぶことになります。
稀有なクルマなのです(笑)
だけど、これで、家から150キロ離れた草津温泉にも行けちゃうのですから。
初めての断捨離ご自宅サポートのお客さま様のところへも難なくいけるのですから。
ですので、取り立てて、いまカーナビやETCの必要性を感じない。
(ただし、最近はETCの専用出口が増えているので、そこはちょっと検討の余地があるかもしれない)
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そんな私のドライブに欠かせないものがあります。
「地図帳」は必須であると言う事。
私が愛用している地図は県別マップル。
今年の1月に購入したのですが、まぁ役立つ役立つ。
さっきもお話ししたように、お客様のおうちに行くにもこのマップルでオーケー。
カーナビいらないわ~(笑)
いらない理由はもう一つあって。
「カーナビに頼ると道を覚えない」。
道そのものにフォーカスと言うよりも、
カーナビの画面や案内音声に集中しちゃうし、結局「どこで曲がるか」が大切になってしまうようにおもうのです。
けれども地図が頭の中に入ると、例えば親戚の家に行くにしても、スラスラと「家を出て、左、右、左、右、斜め右」と言葉に出せて、これでいけちゃうことがわかっている。
とあるお客様のおうちもそう。
「家を出て、高速を降りて、まっすぐ行って、斜め左、左、右、右」。
これでついてしまうことがわかっている。
なんでシンプルなんだろう。
なんてすっきりしているんだろう。
快適!
あともう一つ。
地図は、俯瞰ができる。
位置関係が一望できる。
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これを断捨離に置き換えると
とても似たものがあるのです。
断捨離すると、自分の持ち物を「俯瞰」できるようになります。
何を持っているのか、どこに何があるのか、その全体像が明確になるのです。
まるで地図を広げて自分の位置を確認するように、自分の暮らしの全体像が見えてくるというのかな。
そして面白いことに、断捨離の過程で「頭の中の地図」も整理されていきます。
モノを減らすと、「あれは引き出しの右奥」「これは本棚の下段」というように、いまあるモノの居場所がはっきりと記憶に残ります。
カーナビに頼らず道を覚えるように、モノの在り処を自然と覚えてしまうのです。
便利なモノが本当に必要なモノなのか。
モノとの関係性を見直すことは、とても大きな暮らしの変化につながると思います。
私の場合、カーナビを持たないことで、逆に、地図を読む力や道を記憶する力が鍛えられました。
それは思いがけない豊かさをもたらしてくれています。
断捨離をすると、
生活動線もシンプルになります。
余計なものがない分、「朝起きて、洗面所で顔を洗い、キッチンでコーヒーを入れて」という一連の流れがスムーズになる。
まるで地図上で最短ルートを見つけるように、日常の動きがムダなく整理されていくのです。
お客様のお宅でサポートをしていると、よく言われます。
「断捨離が進んだら、家の中が広く感じるだけじゃない」と。
これは単に物理的なスペースが広がるだけではなく、心の中の地図も広がっているのだと思います。
視界が開け、選択肢が見え、自分の立ち位置が明確になる。
地図を頼りに目的地にたどり着くように、断捨離は自分の望む暮らしに向かうための道筋を示してくれるのです。
だから私は、カーナビを使わずに地図で道を探すのが好きなのかもしれません。
自分で道を見つける喜び、目的地にたどり着いた時の達成感。それは断捨離の過程でも味わえる感覚なのです。
お客様とともに不要なモノを断捨離していくとき、しばしば「この道でいいんだろうか」と不安になることもあります。
ただ、一緒に地図(計画)を確認しながら一歩一歩進んでいくと、必ず目的地(すっきりした暮らし)にたどり着けます。
断捨離も、ドライブも、結局は「自分で道を選び、進んでいく」という点で似ているのかもしれません。
さて、次は、明後日。
新しいお客様のお宅へ。
またマップルを片手に、新しい道を発見する旅に出かけます。
断捨離の旅も、ドライブも、目的地を明確にするのが、楽しいですね。
さいごに。
カーナビを捨てろ、とは一切言っておりません。
そこはお断りしておきますよ^^/
断捨離®は、提唱者やましたひでこの
個人登録商標です。