今年度最後の有給休暇。以前から行ってみたかった淫靡線もとい因美線沿線の村々へピーコで行ってきた。

平成の大合併以前はそれぞれ苫田郡加茂町、阿波村(アヴァソン)だったところだ。


途中、映画『男はつらいよ』のロケで渥美清も訪れたという美作滝尾駅に立ち寄った。

まるで廃線の駅のようだが現役である。


もう素晴らしすぎて、これだけでも来た甲斐があったと感じる。やっぱり木造駅舎は良い。


次はこの因美線に沿って北上して旧阿波村へ。

ここは加茂川の源流域にある小さな村で鳥取県に接している。人口は400人ほどで平成の大合併以前は岡山県で最も人口の少ない自治体だったそうだ。

この村が致命的なのは幹線道路が袋小路であること。つまりこの村に用がある人以外は誰もここを通らないということだ。

しかし実際に来てみて驚いた。

のどかな風景の中に商店や食事処、温泉など様々な施設があり、若者がたくさん歩いていてそこそこ活気がある。

そしてこのあば温泉の設備の充実ぶりといったらもう言うことないよ。

風呂は綺麗で広いしサウナまでついてた。

800円でたまっていた疲れが吹っ飛んだよ。

ここは人に教えたくない温泉だわ。




いやあ、いい旅だったわ。

ピーコにツーリング適性があることもわかった。これは通勤だけに使うのもったいないわ。

スラクストンもCBRも楽しいけど、スクーターにはスクーターの良さがあるねぇ。今後も長距離はこれでいいやと思ってしまう。


とのろで現在の岡山県人口最少は真庭郡新庄村で人口は700人程度。ここは旧阿波村と違って出雲街道国道181号が村を貫いていて岡山方へも鳥取方へも通り抜けできる。さらに蒜山や湯原へのアクセスも比較的良好。にも関わらず、新庄村に活気が感じられないのはなぜだろう??

コンビニも無ければ食事処もほとんどない。出雲街道という幹線道路に面していながらロードサイドに店らしい店が無い。

小さな道の駅が一つあるが、ここもせいぜい蒜山に遊びに行く途中におしっこをするために立ち寄るくらい。


加茂町も阿波村も今は津山市の一部。

久世も勝山も落合も今は真庭市の一部。


合併してからも廃れてないのを見ると、新庄村の選択は大失敗だったのでは?と思ってしまうなぁ。

村にコンビニ一つ無いのでは移住者も見込めないだろうし。