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PFGA赤坂ゴルフスタジオの松岡暖

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 皆様こんにちは!!
PFGA赤坂ゴルフスタジオの松岡暖です。
今回は注目を集めているジョーダン・スピースについて書きたいと思います。

 今年のマスターズではタイガーの記録に並ぶ最小スコアで制したジョーダン・スピース。子どもの頃に「このパットを決めてマスターズ優勝だ!!」という子どもの頃の遊びを現実の物としました。

 またパッティングについても特徴的です。彼のパットは短い物になるほどボールを見ていません。彼はカップ、またはラインを見ながらパットをするのです。それで入れ頃外し頃パットを沈めるから凄いですね!!

 ボールを投げる時なんて、手元のボールを見ていないし、自分の手の動きがどのようになっているのかなんて見ていないですし、投げるという動作の特性からして自分の手を見ることは出来ません。ただ、自分がボールを投げようと思っている目標とする場所、目標としている方向へ視線を向けるのが普通です。彼はそういった感覚でパターをしているのかもしれません。

 私はこのパッティングを見ていると、ふと思うことがあります。それはコーチの指導方法についてです。多くのコーチはパッティングを教える時にカップを見ながら打てとは言いません、「打つ時にボールから目を離さないように」と指導する事が多いのではないでしょうか。
 しかしジョーダン・スピースはそんなの関係ないとばかりにボールを見ずに打ちます。こんな型破りな打ち方を大多数のコーチは教えません、しかし彼は成功しています。
 この事から、教える事に絶対の正解は無く、また不正解も無いのではないかと思うのです。もちろんやらない方が成功につながることは多くあります。彼に見習ってではないですが、行き詰まった時には型破りな事をしてみたら良い結果につながるのかもしれませんね。
 また今週の大会を勝ち取ったジョーダン・スピースは賞金ランキングも一位になりました、21歳という若さですがアメリカNo. 1のプレーヤーと言っても過言ではないと思います。



 そんな彼の凄いところは、ゴルフだけではないのです。
 彼の7歳年下の妹は生まれつき身体にハンデを抱えていた。そんな生まれつきハンデを抱えた子どもの為に『ジョーダン・スピースチャリティ基金』を設立しています。チャリティ基金を行っているゴルファーは他にも、アーニー・エルスやニック・ファルドなどもチャリティを行っています。またバッバ・ワトソンも乳がんのチャリティを行っています。 

 こうして見るとチャリティを行っている選手は共通して土壇場で力を発揮するプレーヤーが多いですね。チャリティは見返りを求めない行為で自分ではなく他者の為に無償で動く行為です。そういった事をしている選手はツアーに出ていても、お金の為だけでなく家族やチャリティで援助している人たちを励ます為に戦うから、力が湧き出てくるのではないでしょうか。
 
 それはお金の為だけに戦っているプレーヤーとの違いで、お金の為だけに戦うプレーヤーは一度大金をつかんでしまったらそこから努力をしなくなってしまうでしょう。チャリティを行うことは何年もツアーの上位に入るプレーヤーの根本的な精神的に戦う理由だと思います。それはジョーダン・スピースもそのうちの一人だと思います。

ジョーダン・スピースの妹は自閉症を患っており、家族とともに忍耐強く妹を支えてきました。彼の20代とは思えない落ち着いたプレーもそういった家族との絆が理由かもしれません。

そんなジョーダン・スピースに今後の活躍を期待してしまうのも無理はないと思います。彼の人間性は、多くの人に好かれ、ファンも大勢います。またライバルであるプレーヤーからも多くの祝福を受ける程です。

とても応援したくなる選手で今後も注目していくべき選手だと私は思います。