引き続き
ガーデニング好きの
イギリス人女性のお話を・・・・
何故 今回私が1年前の出来事を
こうして
ブログに綴っているかというと
私は10数年前に
OLから転身
植物に関わる仕事をすることにしました。
その時に
私の目の前に現われた言葉が
園芸療法でした。
そのころはまだ、聞きなれない言葉でしたが
それを専門に教えてくれる
専門学校があり通うことにしました。→詳しくは☆
そこで
学んだこと
その後、3年あまり福祉施設で実践したこと
園芸療法を
彼女は
自分の生活の中に取り入れていたからです。
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園芸療法とは
精神的、身体的なリハビリテーションとして
園芸活動をセラピーの手段として利用するもので
作業を通じて身体を動かし
植物の成長などを通しての
周囲とのコミュニケーション、
また緑に癒されることなどから
近年、高齢者の福祉施設で取り入れれています。
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先日届いた彼女からの近況メールには
幼馴染の友人と車でドライブにでかけ
湖水地方に小旅行にもでかけたと
あちこちの庭園をめぐったり、
とても楽しんでいる様子がつづられていました。
1年前は
家の中だけで、まだ外出はできない様子だったのですが
以前と同様とまでいかないけれど
活動的になっている様子を聞いて
私はこれこそ 園芸療法だ! と実感しました。
彼女の中に
リハビリだとか 機能改善とか
そんな意識はなくとも
種を蒔く時にポットに土を入れること
これは約150~200gのものを上下 左右に動かしています
それを1ポットにつき2~3回
10ポットだと20~30回となります。
これがダンベルと比べると
園芸作業なだけに、楽しみながらできるのです。
水やりもしかりです。
これはもっと500g以上になり
作業負荷はかかりますが、
植物を育てる為にとなると
負荷もさほど意識せず繰り返しできます。
こうやって
無理せず体調のよい時に
続けてやってきたことと
植物の成長する姿に
達成感を味わい
前向きな気持ちが
ドンドン湧いてきて その積み重ねで
外出できるまでになれたのだと思いました。
植物のもつ力
本当にすごいですね
これは
キッチンガーデンの ルバーム とっても立派でした