医者はシリアスな顔しながら、
白黒写真の中の白くなっている部分を指をさしている。
このような写真の白くなっている部分は悪くなっている箇所だ
ってことは、なんとなくわかっていた。
自分の頭の中を映し出されたその写真に、その白い部分が移っている。
それをまじまじと見つめる。

「やっぱり脳に何か発生していたんだ。」

ただ左腕、左足に痺れがみられるのみで、
過去に体験した尿路結石や胃潰瘍と違い激しい痛みとか、
先ほどみたいに体が痙攣している
とかではないので、単純に
「そうなんだ・・・」
としか、そのときは思えなかった。

医者が自分の後頭部の真ん中付近を指差す。
「実際にここのあたりです。」
「左半身に痺れが見られるので、右の方の脳です。」
確か左脳が右半身を司り、右脳が左半身を司ってるってのは
なんとなく知識としてあったけど、
こうもずばり自分の身をもって知るとは。


医者がもう1枚の写真を取り出す。
「もう一か所に脳卒中の跡が見られます。」
「はい?????」
医者がもう一か所を指差す。



~~~続く

脳梗塞が再発しないよう、運動不足からから脱皮して、

毎日続けていることの一つが、毎朝テレビ体操を見ながら、運動をすること。

 

元日早々も同じく、視聴したところ

毎朝のテレビ体操と違い元日バージョンはかなりシュールだった。

 

しょっぱなの挨拶、ガイドのおふた入りが新年のあいさつ。

いつもの決めポーズもくれるサービス。

そしてピアノ伴奏者によるあいさつ。

男性二人はいかにも緊張しているが、さもあらんといったところ。

ここまでは

特別バージョンだなって感じ。

 

 

そしてここから

新春干支体操なるものがスタート。

視聴者も一緒にするやつかなと思ったら、

普段の体操者による演目。

さくらの伴奏にのせながら

アクロバットな体操だったり、新体操をしなやかに躍ったりと

見せつけてくれますが、

こちらは朝のぼーっとした頭で

眺めていた。

 

したらここからは体操の時間。

いつもと違って物を使っての体操だが、もっていないためそのまま体操。

普通のが始まったと思って体操。

最後は福袋をもって体操とな。

 

ふくぶくろ??!! (千鳥ノブのイカにかん口調で)

 

ここから福袋をもちながら体操が始まる、それもピンクパンサーの曲に乗せて。

みんな笑顔で福袋をもちながら体操。

いつもは表情のない演者さんたちの、これでもかという表情の演技が素敵ですよ。

そしたら最後にテレビ体操名物福袋まわし。

何が始まるんだと思ったら、縦一列に並んでチューチュートレイン。

これにはぶったまげて、体操どころでなくなりました。

 

最後はすべての人が一堂に会して、ラジオ体操第一。

演者はもちろんのこと、ガイドのお二人。

そしてピアノ伴奏者すべて、一人はエレクトーンで演奏。

ガイドの方も説明しながらの体操。

 

いやぁ朝から見ごたえありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事にある高所にあるショベルカー。

そんなこと可能なのか?

って投稿したんだけど、

先日放送された探偵ナイトスクープ見て、

解決されてしまった。

 

RCM(ロッククライミングマシーン)なるもので

土砂崩れ現場等に使用されるらしい。

まさにこれ。

 

墓場に持ってくものが減った感じ。

 

 

医師は至って普通な顔で近づいてきた。

手にレントゲン写真のようなものを持っていた。
MRI検査は途中で終わったけど、幾つか脳の写真がとれたのだと
察した。

医者が口を開く。

「Stroke is found.」

????

strokeという言葉がよく聞こえなかったし、意味も分からなかった。
日本語サポータの顔を見た。
「脳卒中が見つかりました、とのことです。」

脳卒中の言葉を聞いたとき、事の重大さとか、
体にどれくらいの影響かとかを考える前に
MRI検査が途中で終わったけど、うまく検査できたのね
という安堵感のほうが大きかった。

だって、自分にとって検査途中で体が痙攣するという
つらい経験をしたから、
もう1回検査するのやだな、もしするならもう少し防寒をしなければ
と思ったからだ。

ただこの感情が表にどうかわからなかったが、
どうやら私が安堵した顔に疑問を思ったのか、話が通じなかったのか、
医者と日本語サポータはMRI検査結果の写真を指差しながら
シリアスな表情で言葉をつづけた。

「この部分(脳の真ん中)に血管の詰まりが見られます。」
MRI検査の写真を前に、ようやく自分の頭の中で起きている現実に
直面しだした。


~~~続く

フィリピンでの緊急外来の病室。
そこには複数の病床があり、
緊急外来ということもあって、
見るからに苦しそうな人、いろいろな機器がつながっている人、
逆に症状が軽そうで元気に話しているなど様々だ。

私もこれが初めてではなく、私自身で来たほか
子供の病気でも何回か来たことがあり、雰囲気になれている。

病床周りはカーテンで仕切ることができるが、
MRI検査が終わってから再びベッドに上に横たわっているが、
仕切られず周りが見える状態。
そこに先ほど初めて会ったサポートの男性と二人きりだ。

一通り話し終わったので特に何も話すことなく、しばらくやり過ごす。
暇なのでスマホをとる。
そこで左手に痺れがあることをまた思い出す。
またまた病状が気になりだした。

だけど、MRI検査は途中で終わっている。
結果はどうなるんだろ?
いろいろ考えだす。
いつの間にかスマホは手に持っただけになっていた。

すると、病院に到着して最初に診てくれた医師が
近づいてきた。


~~~続く
 

(脳梗塞小説は小休止)

 

最近マニラとりわけマカティ市で日本人が被害となる強盗事件が
多発している。
10月以降、最新の11/24の事件まで、計8件だ。

日本大使館への報告が8件で、それ以上あるかもしれない。
そして路上の強盗事件多発の前に日本食レストランを襲う強盗も2件確認されている。
どれも手口が似ていることから、同一犯ではないかと思っている。

特にマカティセントラルスクウェア付近で2件発生している。


このうち1件目は、事件直後に遭遇した。

毎週マッサージに行っているのだが、
マッサージ終了後に店の前の歩道に警察車両が止まっていて何だろうと
思っていたら、それが強盗に遭遇した直後に警察を呼んだとのこと。
もう少し遅く行っていたら、遭遇していたかもしれない。

ちなみに
パサイロードで起きた事件はYouTubeに動画が上がっていた
これをみると、5人の日本人が不用心にも、ぷらぷら歩いているところ、
そこに佇んでいた3人のフィリピン人が
いきなり襲っていた。そしてスクーターで逃げていった。
驚いたのは、強盗のフィリピン人の身振りは思っていたより綺麗なこと。
特に立派な白のスニーカーを履いていたのは、フィリピン人の妻も驚いていた。
それに比べて日本人達は、いかにもラフな日本人達って感じで、
不用心な感じで歩いていた。
夜間でそれも強盗事件が頻繁に起こっているにも拘わらず。

強盗がよくないのは当たり前だが、
このご時世、夜出歩かないのが一番だが、
外出しなければいけないときは、警戒心を持つように。

今でも無防備ないかにも日本人が多すぎで目に余る。

明らかに日本人とわかる。

スーツか作業着を着て、二人以上で路上でだべっている東アジア人は間違いなく

日本人。

そこで10年以上フィリピンに住んで、全く犯罪に遭遇していない私が

フィリピンに来てから街中で夜間にいるとき、

特に繁華街にいるときに気をつけていることは、
・常に自分の周りに誰がいるか把握する
・歩く時は周りを見ながら早歩き
・誰かを待つ場合、死角をなくす(後ろを壁にする)
・誰かが近づく場合、目を見てくるか確認する
(目を見てくる場合危険、
全力でその場から離れることを頭に置いておく)
と相手より先手を打つことを心がけるだけでも、
予防できるよ。
 

体にかけられた毛布がとても心地良い。
徐々に生気が戻ってきてるのを感じている。

この寒気を感じている間、
自分の脳に異変が起きていることなど
さっぱり忘れていた。
違う何かでで死んでいくんだと思った。

が、今は落ち着きを取り戻した。
そして、意識が正常になっていくと共に、
左腕と左足に体の痺れがまだあることに気づく。
まだ脳に病気があるんだなと思った。


そうあれこれ考えていると保険の日本語が出来るサポートが到着した。
海外赴任していると、こういう保険サービスがある。
フィリピンに来た年から入院をした私にとって
たびたび病院のお世話になる機会があり
日本語ができる現地スタッフのサポートは非常にありがたい存在。
ただ、なかなか難しいのか、ストレスがたまるのか、
短い期間で人が入れ替わる。

女性が多いのだが、今回は久しぶりに男性だった。
見るからに優しそうな男性だ。

「初めまして、〇〇の〇〇と申します。体の調子はどうですか?」
「あ~初めまして、〇〇です。相変わらず左腕と左足に痺れがあります。」
「もうすぐ先生が来ると思います。しばらくお待ちください」
「わかりました。」

カーテンで仕切られた空間で、
私とこのフィリピン人男性としばらく過ごす。


~~~続く
 

体が寒い。
痙攣が止まらない。
やばい!
死ぬ!

検査なんてどうでもいい。
足をばたつかせて、
なんとかこの檻からの脱出を試みる。
体が徐々に下方向にずれる。

ばたばたしていたら、
「What are you dong? Don't move your body, head
(何してるの? 体動かしちゃいけないと言ったでしょ!)」
との声が聞こえてきた。

助かった。
「とにかく体が寒い、痙攣が止まらない。これは何??」
と看護師に訴えた。

様子がおかしいのを感じたのか、
看護師達は装着されていた固定器具を
淡々と外しにかかる。
そしてストレッチャーに乗せられ、
急いで病室へ戻される。
意識も朦朧としていた。

病室へ着くなり、毛布をかけられ、
点滴等を戻される。
この間あまり意識がないが、
先ずは徐々に体が温まってくのを感じて、
まだ生きていることを悟っている。


~~~続く
 

今はMRI検査のまっただ中。

ただただ目を閉じ、落ち着こうとする。
だが寒いのが気になる。

しばらくすると想定以上の音、
そして何より
無機質な音に対して
とても耳障りが悪い。

周波数が変わる音がするとネットで確認したので、

今の人にはわからないかもしれないが、

昔のモデム接続音、

ピーヒョロヒョロ

とか電車のモーター音(VVVF音)

みたいな感じかと思ったがまるで違った。

ガーガガガガ、ガー

ガリー、グリー、ガリーと、

なんとも節操がない音だ。

それでもなんとか他の事を考えようと
目を閉じて想像する。

そうすると今度は寒さが応えてくる。
とてつもなく寒くなってきた。

体の芯から寒くなってくる感じ。
もしかしてこの寒気は
脳の病気からくるもの?
そう考えるといてもたったもいられない。
焦りだした。
心なしか麻痺症状がすすんでるように思えた。

15分経ったと思われるが、まだ終わる気配がない。

そのうち体が寒さで痙攣しだした。
危ない。
死にたくない。
助けて!

体を動かさないように言われていたが、
いてもたってもいられない。

「おい助けてくれ!Help」
叫んだ!
しかしながら声が届かない。

自分でこの装置から逃れるしかない。
なんとか足をばたつかせながら、移動しようと試みた。


~~~続く

部屋の中に入ると、白色のCTスキャンと同じような機械が。
いよいよ検査開始だ。
MRI検査について調べたら、音が相当うるさいとのこと。

どんな音が分からないけど
ただ自分的には騒音は特に気にしない方なので、
余裕をこいていた。
寧ろ痛いことは絶対無い検査だから歓迎だ。
この症状について早く認識したいから、
早くしてくれ
と、とにもかくにも思っている。
それは痺れだけでなく、動悸もでてきたからなおさらだ。

いよいよ自分の体が幾人かの看護師に担がれ、
MRIのテーブルの上にのせられる。

体と頭部が固定され、耳に布のようなものがかぶせられる。
最後に顔面上にフェイアウガードのようなものが取り付けられ、
いよいよテーブルが動き、俺を乗せたテーブルが円筒の中に
吸い込まれる。

だけど冷たいテーブルの上に乗せられているためか、
余計に寒くなってきた。

最後に看護師が
絶対に動かないように
とだけ告げて、私の視界からいなくなる。

開始のブザーがなる・いよいよ開始だ。
電子ブザーのような音が鳴り出す。
想定内だ。
と思い目をつむり、一時眠るようにする。


~~~続く