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子供のころ、日曜日の朝は「皇室アルバム」というテレビ番組を見ていました。
1週間の間に、天皇と宮家周辺であった出来事をまとめたものでした。
テレビの中の天皇は、子供の僕には近寄りがたい、別世界の人でした。
大人になるに従って、天皇の存在は少しずつ大きなものになっていきました。
特に、昭和天皇が御崩御されたとき、日本全体がご冥福を祈るさまを見たとき、天皇の日本人に対する存在の本当の大きさを感じました。
天皇を自然に敬うようになりました。
天皇や皇后陛下のお姿を見ていると、なぜか心が穏やかに感じるようになったのです。
でも、よく考えると天皇のことは、ほとんど知りません。
本書は天皇の歴史を見て、天皇の存在の意義と意味を知る1冊です
天皇を知ることは、日本の心を知ることです。
昔の武将が武力で天下を平定し、
日本における実力的絶対支配者となっても必ず天皇を仰いだのは、
昔の人間が自主独立の精神がないために
何かより以上の権威を必要としたからではなく、
人間は古も今も社会生活国家生活には
必ず権威を必要とする人間本来の性質に基づくものであり、
そして天皇を仰いだのは、
天皇に日本民族社会の、
日本民族国家生活の究極かつ最高の
権威たる実質が見出されていたからである。
―――里見岸雄、国体学者
国家がその国を治める権威を決定する方法は2つしかありません。
ひとつには、その能力を持つと思われるもの(大統領、皇帝)、もしくは組織(共産党など)によるもの、
もうひとつは、個人の能力ではなく、連続する血統(天皇)によるものです。
人間は煩悩の塊です。
選ばれた大統領や皇帝、組織が、残虐に人々を虐げ、多くの人々を不幸にした歴史上の事実をあげればきりがありません。
能力を持つと思われるものが、「公」の精神を必ずしも持っているわけではないのです。
天皇は、祭祀によって国の平安と民の安寧を祈る、無私の存在です。
日本は天皇を選びました。
日本においては、「民」が「天皇」の存在を滅ぼそうとしたことは歴史上いまだかつてありません。
それは天皇が世俗的君主と異なり、祭祀を司る存在だからです。
公のため、民のために祈る存在であり、私利私欲とは全く無縁だからです。
「公」の中心が失われたところには、安定した国家は築けません。
国の中心に、公のために祈る無私の存在である天皇を置くというのは、国を安定させるために人類が考えたもっとも賢明な策であり、他には類のない偉大な英知なのです。
この国体を日本人は二千年の歴史の積み重ねの中でつくり上げたのです。
天皇は、日本人にとって真に必要で必然な権威です。
権威を作るのは信頼と尊敬です。
国家に権威を認めるからこそ、人は法律に従い社会秩序が保たれるのです。
国家が権威を失うと、無秩序になり無法地帯になります。
権威なくしては正常な人間社会は、そして国家は成立しないのです。
僕が天皇のお姿に心の安らぎを感じるようになったのは、日本人として心の中心に天皇が存在しているからだと感じます。
天皇は、日本の心です。
規制や強制のない自由「学校の先生が国を滅ぼす」(2010年2月10日)
学校の教員による国旗・国歌の反対についての書評を書きました。
教員は、反対の理由として、国旗・国歌は戦争回帰であると主張していますが、歴史を知らない愚かしい意見です。
「君が代」の原歌(もとうた)は、905年に書かれた「古今和歌集」にあります。
わが君は 千代にましませ
さざれ石の いはほとなりて
こけのむすまで
私の敬愛する人よ、千年も八千年も、
小さな石が巨岩となって、
さらにその表面を苔が覆うまでの永い歳月を
どうか息災でいてください
「わが君」は「天皇」ではなく、自分にとって敬愛する相手のことです。
「君が代」は長寿を祈る歌で、変化しながら千年の長きにわたって歌い継がれてきた日本人の心の歌なのです。
天皇、国歌の歴史を知らない左翼教員にこそ、教育が必要です。
学校の先生が国を滅ぼす/一止羊大

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