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「ユニクロ栄えて国滅ぶ」(2009年9月26日)
文芸春秋の昨10月号で、「ユニクロはデフレ経済の主犯だ
」とエコノミストがユニクロの経営手法を指摘しました。
ユニクロは商品を海外で生産して、低価格を実現させています。そのために日本国内の製造業
を破壊し、雇用を大きく減少
させました。さらに、行き過ぎた低価格でデフレ
を誘発、業界だけでなく、日本経済に大きなマイナス
の影響を与えています。僕は同じアパレル業界
に身をおいているので、ユニクロがやっていることはよくわかります。この意見、まったくその通り
だと思います。でも、ここまではまだ良し
としましていました。どこの企業でも多かれ少なかれやっていることです。
節度をもってやっている範囲であれば許せました。
しかし、絶対許せないことをやりました

「990円ジーンズ」を発売したことです。この不況時に、力でねじ伏せると言わんばかりの低価格

「安くしないと
もう売れない」市場全体を大きく乱したのです


ユニクロ社長柳井さん、「週刊現代」で、ついに反論
しました。「ユニクロが「990円ジーンズ」を発売したため、市場のデフレに拍車をかけたのではないか
」それに対する柳井さんの答えは、「こんなこと言っていいの?」と思うような高慢な内容でした。
安いだけの商品は、もう売れないですよ。
我々が990円のジーンズを売り出したのは、「付加価値のある商品を低価格で提供します」という宣伝効果を狙ってのことだったんです。
最初にやればニュース性がある。
・・・・・・
ただ、我々が「990円のジーンズ」を売るのは、企業として儲かっており余裕があるからです。
しかし、体力のない企業が安売りをすると、自分で自分の首を絞めることになってしまう。
・・・・
要するに、ユニクロは宣伝効果
を狙って、「990円のジーンズ」を作ったと言っているのです。安いものを作れる実力
を誇示することが目的だったのです。それも、儲かっているからこそ作れると言っています。
つまり、「990円ジーンズ」で利益を出そうと思っていないわけです。
これは、ただの捨て駒
なんです。さらに、ユニクロのまねしても勝てるはずない
から、
安売りはやめときなさいと付け加えています。すごい答えですね。
「990円ジーンズ」この捨て駒で、デニム業界は滅茶苦茶
になりました。国内でデニムを製造する工場もさらに減って
しまうでしょう。スーパーもディスカウントショップも、やられたら黙って見ているわけにはいきません。
他の業界も同じです。
儲からないけどいろいろなものの値段をさらに下げ
せざるを得なくなりました。そう追い込んだのです

ユニクロの宣伝、実力誇示目的の行為が、さらなる大きなデフレの波
を起こしたのです
柳井さんはこんな的外れな弁解も言っています。
ユニクロの客単価は上がっているから、デフレの元凶と言われるのは心外だ。
他社の経営悪化の原因になっていると誹謗中傷されていますが、反対に消費を喚起しているから感謝して欲しい。
こじつけの弁解にしか聞こえません。
自己中心的で思い込みが激しいですね。日本経済は金融危機
により、不況
に喘いで、景気低迷
しています。そんな時に、ユニクロはさらにデフレに拍車
をかけることを平気でやってしまったのです。問題は、ユニクロは日本を代表する大企業だということです

中小企業が生き残るために仕方なくやっているのはないのです。
自分の企業力を誇示するがためにやったことが、業界に大打撃を与え、雇用を破壊して、不景気を加速させました。
大企業として許されないことです

ユニクロは社会に大きな影響力を持っているのです。
柳井さんは、ユニクロの大企業としての社会的責任など考えてもいないのでしょう。
「自分の会社さえ儲かればいい
」まさにそれが答えでした。
品性がないですね。
僕は、もう2度とユニクロには行きません
