「アメ」と「ムチ」 二重洗脳 | フォトリーディング読書感想文

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二重洗脳―依存症の謎を解く/磯村 毅

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二重洗脳

1「ごほうび」
2「恐怖」


カルト教団ドクロがマインドコントロールする場合、することは2つあります。



悩みを親身になって優しく聞いたり、教祖のいい話を聞かせたりします。
「ここなら救われる」という、「ごほうび」を感じさせます。


それと同時に「このままでは地獄に落ちる」と言い出し、「恐怖」を感じさせます。
そして、地獄に落ちないために「これこれをしなさい」と要求が出てきます。
金銭手負担や、次の信者の勧誘などです。


そしてまた「ごほうび」だんだん取り込まれていくのです。




「恐怖」に味付けられた「ごほうび」となると、人はそこから抜け出せなくなるのです。





「アメ」「ムチ」を使っての教育や管理方法はよく聞きます。
でも、よく考えると、「ごほうび」「恐怖」も同じ意味ですね。



カルトドクロによる「アメ」「ムチ」「ごほうび」「恐怖」なのです。






本書は、禁煙支援に従事し「リセット禁煙」禁煙を開発した、依存症心理学、メディカルコーチングを専門とする医師が書いたものです。



タバコタバコ、アルコールビール、覚せい剤ガックリ、ギャンブル777、ゲームDSぴんく・・・・
依存症の状況というのは、カルト教団ドクロで洗脳されている人と、そのトラップの性質・構造が似ているそうです。





人間の心の奥底には、「人間の性」チョコとでも呼ぶべき弱点があります。
そこを強みに変えるのか、罠にかけるのかで、結果が全く変わってきます。



自分に「ごほうび」「恐怖」を与え、洗脳しているのは自分自身ナゾの人なのです。



人間は自分のことをよく理解しているようで、じつは知らないのです。
自分を取り戻す「気づき」ひらめき電球を起こすことができれば、マイナスの状態から抜け出すこともできるのです。



自分に「気づき」ひらめき電球、自分を「知る」ビックリマークことが大切です。







目次

1 脳は誰でも簡単にハマってしまう(人間にある「メタ認知」の力
口寂しいからタバコ? ほか)
2 二重洗脳という仕掛け(「体の依存」だけでは中毒にならない
ストレス解消と依存症 ほか)
3 失敗の理由判明!なぜ抜け出せないのか?(失敗する人の2つの台詞-「わかってる」「自分にはできない」
「意志が弱いからやめられない」のウソ ほか)
4 ハマった脳をリセットする方法(「気づき」と「ポジティブ・シンキング」の違い
現象学に見る、感情や欲求が生まれる仕組み ほか)