
これは透明標本というものです。
ホルマリンづけの標本は小学校の理科室で見ましたが、それとは全く違います。
特殊な薬品につけることで
「筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤く染色する」
という骨格研究の手法です。
[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~/冨田 伊織

¥1,575
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本書は透明標本のパイオニアの冨田伊織が作り出した作品集です。
魚、カニ、エビ、蛙、イカ、ハツカネズミ、カメレオンなど44種の透明な体を見ることができます。
標本というとグロテスクなイメージがありますが、
透明標本は、美しい色をまとって生まれ変わっています。
体を支える骨のデザインは洗練され、生命の驚異を感じます。
40億年のかけて、進化してきた造形美を見ることができます。
見えないところにこそ、美しさが隠れているのです。
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NO.43 ウズラ
内臓と表皮を取り除いてから透明化した。
退化した翼がはっきりと確認できる。
また、眼球の中には哺乳類にはない、「強膜輪」とよばれるリング状の骨があることがわかる。
