訃報がありました。
5年ぐらい前、しばらく一緒に働いた女性がガンで亡くなりました。
まだ30代半ばでした。
発症からわずか3ヶ月だったとのことです。
若いから病気の進行が速かったのでしょう。
1ヶ月ぐらい前に、病気のことを初めて聞きました。
かなり病状が悪そうで、お見舞いにも行けませんでした。
いつも、大きな口を開けて笑っていました。
笑顔が似合う、楽しい人でした。
屈託なく、何でも話せました。
お洒落で、いつも颯爽としていて、かっこよかった。
ワインが好きでした。
2人でよく飲みに行きました。
仕事中、僕がため息をつくと、
「社長、ため息つくと、しあわせが逃げますよ!」
とよく注意されたのを思い出します。
生きていると、悩みや上手く行かないことたくさんあります。
でも、そんな悩みは、普通に生活が出来ていることが大前提になっていることを忘れています。
僕が感じている悩みなど、亡くなる彼女にとっては“取るに足らない”ものであったでしょう。
普通に生きていることが、奇跡で、何よりもしあわせなことです。
もう、ため息はつくことはやめようと思います。
残されて生きているものの務めとして。
そして、いつの日かあの世で彼女に会ったとき、胸を張っていられるように。