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ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質/ナシーム・ニコラス・タレブ

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「人間にはランダム性、大きな変動が見えない
」私たちは世の中のことは大体わかっている
とうぬぼれて
いる。何か起きると、いかにもそれらしい説明をでっち上げる

さもあらかじめわかっていた
かのように思う。どうでもいいことばかりにこだわり、
わかっていることや何度も起こることにばかり目
を向けている。起こってしまったことを心配し

起こるかもしれないが起こらなかったことは心配しない

自分が納得できることばかりに集中する

起きたことを過大評価
する。目に映ることを単純化
一般化し
自動的
に理論
に当てはめる。わたしたちのアタマは偏っている
のである。私たちは将来が見えなく
なっているのである。人生は大きな出来事がいくつか重なって出来ているのである。
社会では、大きいショック
やジャンプ
で、ものごとは進んでいる。私たちの世界は極端なこと
わからないこと
ありえないこと
でいっぱいだ。わかっていることよりもわからないことのほうが重要
である。私たちは極端な出来事から手
をつけるべきだ。世の中の動きは複雑
になる一方、私たちが予測する普通の出来事はますますどうでも良く
なっている。極端を見ないと、未来は見えないのである

目次
【上巻】
プロローグ
第1部 ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口
第1章 実証的懐疑主義者への道
第2章 イェフゲニアの黒い白鳥
第3章 投機家と売春婦
第4章 千と一日、あるいはだまされないために
第5章 追認、ああ追認
第6章 講釈の誤り
第7章 希望の控えの間で暮らす
第8章 ジャコモ・カサノヴァの尽きない運――物言わぬ証拠の問題
第9章 お遊びの誤り、またの名をオタクの不確実性
第2部 私たちには先が見えない
第10章 予測のスキャンダル
索引
【下巻】
第11章 鳥のフンを探して
第12章 夢の認識主義社会
第13章 画家のアペレス、あるいは予測が無理ならどうする?
第3部 果ての国に棲む灰色の白鳥
第14章 月並みの国から果ての国、また月並みの国へ
第15章 ベル・カーブ、この壮大な知的サギ
第16章 まぐれの美
第17章 ロックの狂える人、あるいはいけない所にベル型カーブ
第18章 まやかしの不確実性
第4部 おしまい
第19章 半分ずつ、あるいは黒い白鳥に立ち向かうには
エピローグ
地球の10億倍の大きさの惑星があって
その近くに塵が一粒
漂っているのを想像して欲しい。あなたが生まれるオッズは塵のほうである。
今生きているわたしたちは、極端に運がいい

だからちいさいことにくよくよするのは止めよう
