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「あなたは最近、仕事で何人の人たちを笑顔にしましたか?」
TFTは、社員食堂でカロリーを抑えた食事を提供し、食事代の一部20円をアフリカの学校給食支援にあてることで「先進国の肥満」と「開発途上国の飢餓」を同時に解決することを目指しています。
2007年の活動開始後、約2年で企業・官公庁・学校など約100団体に導入されています。
著者の小暮さんは、そのTFT事務局長です。
マッキンゼーのコンサルタント、松竹株式会社を経て、NPO起業をしています。
仕事で身に付けた、ビジネススキルをいかに活用すべきかが紹介しています。
そして何より、「わくわくする天職に出会えた」熱い思いが伝わってきます。
小さな会社にもいろいろな問題や歪みがある。
これが、世界となるとその歪みや矛盾は想像を絶する。
現在の世界の政治、経済は混沌としています。
それが、貧困、格差、紛争、テロ、戦争・・・・地球規模の課題を生んでいる。
その歪みや矛盾を誰かが正していかなければなりません。
小暮さんたち社会企業家はその課題に取り組んでいるのです。
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・ 想い実現すること、そしてその想いとは、自分だけではなく、他人を思いやる気持ちであること。自分だけではなく、他人を幸せに、そして社会をよりよいものにすること。これが、社会事業に限らず、これからの時代の「働く意味」なのだと思うのです。
・ 「いい商品なら黙っていても売れるはず」というのが理想郷であるように、「素晴らしい社会貢献のしくみだから、普通に説明すればみんな協力してくれる」というのも、また幻想でしかありません。NPOの営業にも、綿密な戦略や理に適った営業スキルは必要です。
・ 「大きなつながり」を生み出すステップ
①地球規模の課題を解決したいという「想い」を発信する
↓
②専門機能をつなげて「代表チーム」をつくる
↓
③「仕組み」に高め、価値を生み出す
↓
④「仕組み」を一般の人に使ってもらい、大きくする
↓
⑤地球規模の解決が進む!
・ 別の企業で同じ事をしても、結果はおそらく似たり寄ったりになるはずです。人を動かし、参加してもらうためには理念だけではなく、「やってみよう」と思わせる無理のない仕組みが、生活の一部になっていることが必要です。募金箱にお金を入れてもらうためには、まずは財布を取り出してもらわなければなりません。しかし、簡単そうに見えて、この作業はとてもエネルギーを要します。
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予算達成、利益アップ、目標設定、業務改善、効率・・・・
社会事業も利益を追求しなければ継続できません。
違うのは上げた利益の使い道です。
社会事業では、利益は再び社会を変えるための活動に使われます。
自分にとっても「仕事とは何か?」を考えさせられます。
「あなたの仕事で、誰かが喜んだり、元気になったりしているという実感がありますか?」
目次
第1章 TFTのビジネスモデルと苦難の創業期
第2章 世界最高峰のコンサル会社からNPOへの転
第3章 社会起業にビジネススキルをいか
終章 「しくみ」と「想い」が大きなつながりをつくる