「もしもあなたが猫だったから?」 | フォトリーディング読書感想文

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フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。

もしもあなたが猫だったら?―「思考実験」が判断力をみがく (中公新書)/竹内 薫

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もしも重力がちょっぴりだけ強かったら?

もしもプラトンが正しかったら?

もしもテレポーテーションされてしまったら?

もしも仮面をつけることができたら?

もしも小悪魔がいたならば?

もしもアインシュタインが正しかったならば?


目次を見るだけでも、読書意欲を掻き立てられます。

「Googleの入社試験」を書いた科学作家、竹内薫さんの著作です。

動物、宇宙、物理、思想、思考、あらゆる分野の謎をわかりやすく解いています。

科学的推論と科学的思考法がわかる面白い本です。


「人の立場になって考えなさい」といいますが、
他人の立場に立って考えると、視野が広くなる。

ものごとを大局的に考える癖がつき、可能性も広がります。

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もしもあなたが猫にゃーだったら?


○人間の目は3原色で見ています。

色の3原色は青、赤、黄でこの組み合わせで色を作っている。

つまり、中間の色、たとえば紫などは存在しない色なのです。

人間の視覚が勝手に作っているのです。



○鳥は、4原色です。

人間には見えない紫外線の領域も見える。

4原色は空間で言うと4次元であり、見える範囲も動ける範囲も次元が違うのです。



○猫は2原色です。

1色見えないと、「白黒になるだけだろう」と想像しますが、違います。

1色が消えると、1次元世界の見え方が変わってしまうのです。

人間の世界は3次元ですが、それが、2次元になってしまうぐらい違います


人間の3原色では速いものが見えにくいのだそうです。

2原色になると、逆に、動いているものはすべて見えるようです。

だから、猫は反応する能力が発達していて、動体視力がいいのです。

猫の目は、夜ははっきり見えます。


「猫なんて、近視で、色盲で、よく見えていない」

そんなイメージがありますが、現実は違います。

猫の目にはまったく違う世界が映っているのです。




○人間同士では、どうでしょうか?

同じ人間であればみんな同じように見えるのでしょうか?

他の人の目に映る色は自分とまったく同じではありません。

色の見え方も、感じ方も、少しずつ違うのです。

少しの違いは大きな違いになるのです。

聞いている世界も見えている世界も、まったく違うのです。




●「鳥や猫、自分の周りの人の世界は一体どんなふうに見えるのか?」

そんなことを考えていると、自分の世界の見え方も変わってくる。

実際に見たり、感じたりできないにしても

「別の広がりがあるんだ」というようなことがわかる。



時間と空間さえ、人間の脳が世界を解釈するための「形式」にすぎない
カント