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著者: 坂口孝則
出版社:光文社新書
価格: 740円
発売日:2009年3月20日
☆☆☆☆☆
「効率化したら、会社が潰れる!?」
「会社の電気はいちいち消すな」⇒そんな小さなことよりも、もっと他にやることがあるだろう
本を見て、そんな内容かと思ったが、違っていた。
○電気の節約をしたいのなら、「人がいないときは会議室の電気を消せ」というのではなく、5分以上人がいないときに自動的に消灯するセンサーをつける。
○水道の使用量を減らしたいのであれば、「無駄遣い禁止」という張り紙をするのではなく、どんなに蛇口をまわしても、一定量以上出てこないストッパーをつける。
巷にあふれる利益アップ手法のウソを暴いた後に、それでも節約・コスト削減が必要な理由を述べている。
「努力を求める節約は、必ず失敗する」
調達業務研究家が書く、コスト激減の秘策である。
目 次
1章 「効率化すれば利益はあがる」のウソ
1.アウトソーシングでは、利益はあがらない
2.作業のカイゼン・効率化では、利益はあがらない
3.決算書知識は役に立たない
4.薄利多売には意味がある
2章 なぜ節約・コスト削減が必要なのか?
1.これからの時代は売上が伸びない
2.「前年同期比○○%アップ」「前年同期比○○%削減」という幻想
3.節約・コスト削減とはエコロジーのことである
4.節約・コスト削減と企業の社会的責任(CSR)はつながっている
3章 節約術100連発
節約術100のアイディア・観点
4章 仕入品を見直す
1.仕入れ品を見直す、取引業者を見直す、価格を交渉する
2.仕入れ量を見直す
3.仕入れ品の詳細管理・長期的な価格低減を徹底する
5章 節約が会社を変える
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■3つの人間特性
1)人間は、愉しいこと、自分の利益になることしか進んでやろうとしない
2)人間は、ルールやシステムがないと、高い倫理観を持ち続けられない
3)人間は、強制的にやらされることしか達成できない
■人間特性を利用した、節約・コスト削減3つの「しかけ」
①節約することが社員の利益につながる「しかけ」
②ルール化やシステム化で社員に節約・コスト削減を推し進めさせる「しかけ」
③強制的に必要経費を制限させる「しかけ」
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なるほど、人間は放っておくと、気分や、慣例に従ってしまう。
その気持ちや習慣を変えるのは、人間を理解して、行動に向かわせる「しかけ」をきちんと組み立てることである。
具体的に書かれた100の節約術。
企業の総務、調達、購買、原価担当は読むべしです。
必ずやっていなことがあるはず。
この本から学んだこと
節約・コスト削減するには
「メリットを感じさせる」 「ルールをつくる」 「制限する」