人間洞察力  書評 「人を見抜く技術」 | フォトリーディング読書感想文

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人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社プラスアルファ新書)/桜井 章一

¥880
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著者: 桜井章一 
出版社:講談社   
価格: 838円
発売日:2009年1月20日
☆☆☆☆☆

「違いを見つける」


20年間無敗、伝説の「雀鬼」と異名をとる筆者が書いた、「人間観察力」の本である。

麻雀は、頭も使うが、気も使う。

勝つために、相手の動きからも何かをつかまなければならない。

そのために、観察する。推測する。分析する。

どこを見ればいい?

違いは何?

それはどのように表れるのか?

それを延々と考え、相手を読んで、勝負に勝った。


その徹底した思考習慣の中身が垣間見える。




目次

第1章 「癖」は心を丸裸にする

第2章 体の動きを見ればすべてわかる

第3章 人間の本質を見抜く方法

第4章 人生を見透す技術

第5章 立ち居振る舞いからタイプを見極める

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酔い癖が人を鈍感にする(p24)

私はものごとにはこだわる。こだわらないと選別できないし、方向性も決まらないからだ。しかし、そのときに囚われるという感覚にはならない。酔う人は囚われるから酔ってしまう、、、、ものごとにこだわっても決して囚われてはいけないのだ。


貧乏ゆすりが秘める意味(p58)

人間は"まずいな"と感じたときに不自然な動きが出てくることが多い。仕事上のまずいこと、金銭的にまずいことなど、日常生活で頻繁に起こる「まずい」と思う気持ちが無意識のうちに動作として現われるのだ。


捨てるという行為に美醜が表れる(p61)

牌を捨てるという行為には、弱気、疑い、損得勘定など人間が持つ欲、いやらしい部分がすべて出てくる。
だから、その捨て方、切り方が少しでも美しくなるよう、牌を切る練習している。まず動き、そしてその次に考え方。思考、動作といった心身といった心身の両面で、出来るだけよい形で牌を切れるように日々鍛錬に励んでいる。
、、、、動作を磨いていくことで徐々に思考にも美しさが出てくるのだ。


出来ない人から学ぶ(p123)

人生学ぶとなった場合、私はその学ぶ対象に”できる人”を決して選ばない、、、、私は出来ない人を見て、「なんで出来ないんだろう?」「人間って、なんでこうなってしまうんだろう?」と考える。そこらか学ぶこと、得ることのほうが身になるし、自分を成長させてくれる。

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読めば「なるほど」、そんなに特殊なことではない。

想像できそうなことである。

しかし、ここまでが普通の人の思考で、ここから深堀をして、徹底して追及と達成をする。

「知っていること」「できそうなこと」と「できること」はまったく別である。

それを越えるのが、素人との違いで、プロである所以であろう。



人には多くのがある。

人を観察していると、がいろいろ見えるそうである。

と言うのは、言いかければ盲点である。

人間はたくさんの、盲点、弱点を抱えて生きている。

だからこそ、固定概念に囚われず、目の前の変化を感じ取り、柔軟に対応することが必要である。

そうすると自分の中の新しいものに気づき、発見できるであろう。



この本から学んだこと

「動きに精神があらわれる」