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著者: 堀江貴文
出版社:集英社
価格: 1000円
発売日:2009年3月10日
☆☆☆☆☆
「トゲがなくなったなあ」
元ライブドア社長、堀江貴文。
最近、たまにテレビで見かけるが、ずいぶん印象が変ったように思える。
以前の、「俺はすごいんだぜ」的な横柄な発言も、態度もいっさい感じられない。
先日のブログの「国策捜査 VOL.1」で書いた、鈴木宗男にも同じ印象を受けた。
マスコミのイメージ操作?
無罪を勝ち取るための戦略なのか?
改心して、人間性が変ったのか?
「徹底抗戦」
「想定外」など漢字の熟語が好きな著者らしい題名である。
「ホリエモン旋風」と「ライブドア事件」について、マスコミ報道は山のようにあった。
堀江から見えていた風景はまったく違うものだった。
企業が大きくなるにしたがって、常に「あせっていた」と言っている。
逮捕から現在に至る、そんな気持ちを、自ら書き下ろしている。
「この逮捕そのものの意味は何だろう?」
「ライブドアショック」
堀江逮捕の翌日、火曜日。
落ちていく株価。ほとんどストップ安。
ちょうどその頃、僕は株に夢中になっていた。
パソコンの株取引画面を見ながら、あせっていた。
「どこまで落ちるのか?」
堀江の逮捕で「ライブドア」関連会社はある意味仕方がない。
しかし、株式市場、多くの投資家、市場関係者を大きく揺るがした。
どれだけ経済に打撃を与えたのだろう。
「ライブドア以外は関係ないのに、、、、」
何千億?何兆円?
堀江は無罪を主張している。
ことの真相はわからない。
でも、司法は、罪があれば、それのみを追求して、そこから派生する影響や現象を考えないのか?
堀江逮捕を正当化するために、「奴が悪いから市場がこんなになった」と示すためか?
この逮捕を堀江が検察の暴挙、横暴だと、訴えている。
この逮捕の影響を受けた当事者も、そう考えている人も多いのではと思う。
国家として必要を感じたための「国策捜査」だったのだろう。
社会を治めるのは、一つの価値観ではなく、全体バランスであると思うが、、、、
裁判の結果が、実刑であればまだしも、
「執行猶予」や、まして「無罪」なんかになれば、
「国策」の失敗としか言えないだろう。